別れの季節を乗り越え、もうそろそろ4月。新生活と出会いの季節です。
春は新しく出会った人に影響受けたり、新年度で心機一転何か始めてみようとかそんな季節ですね。元日に立てたであろう1年の目標が思い出せなくなっているそんな季節ですね。2018年の4月1日は同年1月1日からちょうど90日目ですね。
もう、1年の1/4が終了したのです。
どやっ
どうでもいいドヤ顔が決まりましたので、本題に入ります。
みなさんこんなことありませんか?
「バンド組むことになったからギター買おう〜憧れのロックスターと同じやつが欲しいな。え、ギブソンレスポールカスタムって安くても18万もすんの?出せねーよー初心者だからまずはノーブランド(9,000円)でいいっしょ。」
「弱ペダ激アツだわ。おれも速い自転車乗るぜ〜。げ、ロードバイクって高えのな。ちょっと違うけどママチャリより速いらしいからクロスバイクにするか!」
初心者だから安物でいいか。飽きるかもしれないし。試してみてハマったら良いもの買お〜
一見すると合理的な判断ですが、ケチケチしちゃうケチリストはだめ、絶対。ケチったら絶対に後悔する結果が待っているよ。というのが今回のお話。なぜか無性に発信したくなったから書きなぐるわけでそんなケチリストに宣戦布告するワタクシa.k.a稀代のケチリストが論じます。
財布のヒモゆるゆるに緩めてサラ金でローン組んで奮発して良いもの買っちゃえよ!!人生一度きりだバカヤロー!
CONTENTS
ケチリストがNGな理由①:絶対にグレードアップしたくなる
「もっと。もっと!もっと!!!」人は欲の塊です。
絶対に上へ上へと突き詰めたくなる生き物です。手を出しやすい価格の初心者セットみてーなものから始め、運よくどハマりしたあなた。周りを見渡すと先駆者たちは良いもの使ってるじゃないですか。
「それいくらするの?たっけええ!!」
て、ど肝抜かれたりするけど、どハマりしたが最後。絶対に手に入れたくなります。
僕自身そうです。ロードバイクが欲しかったはずなのに金額にビビってクロスバイクを購入。ビュンビュン風をきって街を颯爽と駆けるクロスバイクにテンション爆上がり。
でも、ロードバイク乗りはさらに高スピードで抜いていきます。抜かれたら最後追いつきません。悔しい。「もっと速く!スピードスターになりたい!もっと!」と考えると行き着く先はロードバイクへのチェンジしかありません。
クロスバイクって実際安くないんです。十数万のロードバイクをケチって8万円のクロスバイクにしたものの、今からロードバイク買うとなると、総額20数万円。
だったら最初からロードを買っておいて、8万円分カスタマイズした方が断然今の自分の「もっと速く!」ニーズを確実に満たせたのであった。
「まあ、それぐらい必要経費だ!」と割り切れる人は良いのですが、そんなあなたにもビギナー卒業記念に良いヤツを買う時には、ある1つのストレスが漏れなく付いてきます。
ケチリストがNGな理由②:手放す時に超絶、困る
意気揚々と新しいものを購入したあなた。もしくは熱狂できなくてやめることにしたとします。さて、あなたにつきまとうストレスとは「今まで使っていたお古はどうしよう?」問題。
- 選択肢1:店で売る(フリマアプリに出品する)
- 選択肢2:知人にあげる
- 選択肢3:思い切って捨てる
一つずつみていきます。
選択肢1:売る(フリマアプリに出品する)
まず、選択肢1。どこで売る?代表的なのは中古専門店やリサイクルショップ、今の時代ならメリカリも手軽で素敵。しかしノーブランドや粗悪品を持っていっても(出品しても)売れないことの方が圧倒的に多い。もしくは、引き取ってやるよと言わんばかりにお金になりません。さらには処分費用を請求されることも。
そりゃそうです。お店としては人気がなくて売れる可能性の低いゴミ同然は不良在庫になる可能性大だからです。資本主義としてあるべき姿。
売れたとしてもそれはきっと二束三文。
選択肢2:知人にあげる
そのお古、一体誰が喜ぶの?
ちょうど始めようと思っていたんだ〜という知人なら喜ぶ?いや、その知人もいずれあなたと同じような末路です。不良在庫の処分に頭を悩ます時がきます。しかも、人からの貰い物だから「捨てる」というのは気がひける。人からの貰い物はなかなか捨てられないのは多くの日本人の宿命です。
そんなことを想像すると、人にあげるという選択肢はとても残酷なように思えます。
選択肢3:思い切って捨てる
売れない、あげられないなら捨てちまえ!!そこであなたの神はこう問いかけるでしょう。
\\捨てるのはもったいないと思いませんか?//
あなたは良心の呵責に苛まれます。そう、よくよく立ち止まって考えてみるとモノに愛着が湧いています。甘酸っぱい思い出がフラッシュバックされるでしょう。ギターを一生懸命練習して彼女のためだけに弾き語りしたことが。さらに捨てるのが億劫になるうううう。
最終的にあなたが弾き出す答えは新たな選択肢4。「取っておく」です。でもそれちょー邪魔!!!倉庫で一生眠ることになる!
最初から良いものを買っておけばどうなるか。ハマらなかった時に売りに出せばちゃんとそれなりのお金になって戻ってくる。そのお金で回らないお寿司をパーッと食べにいきましょう。狙っているあの子にご馳走したらきっとメッシーに昇格です。運よく継続することに決めてグレードアップしたくなったら、新しいモノを購入するための大きな軍資金になります。
ケチリストがNGな理由③:頑張れずに投げ出す
これが一番言いたかった重要な理由。安物から始めるとモチベーションが続かないのです。
安いモノには安いモノの、高いモノには高いモノたる所以があります。多くの場合、それは品質です。
ギターだったら安物はどんなに上手になっても音色はそこそこ。自転車のスピードはそこそこ。ある時から限界を迎えます。モノの価値を知っている周囲の人たちから注目を浴びることもありません。別に注目を浴びるためにやってねーよですが、人から褒められたり羨ましがられたりしたら絶対に嬉しい。人は承認欲求の塊。人間だもの。みつを。
人は限界を感じたら「辞める・諦める」という選択肢に走りがち。その先にある本当の楽しさを感じないまま、そこで終了ということにもなりかねない。
良いモノだったら、品質がいいためにビギナーのスキル不足をカバーしてくれる。なんとなく上手くなった気分になると、どんどん楽しくなっていきます。
「こんなに初期投資したんだから頑張らなきゃ」というモチベーションにもなります。本気で取り組みます。人から借りた本は読まないけど、自分でお金出して買った本なら読破できるのと同じこと。
投資した金額が大きければ大きいほど本気になるし、そのモノ自体に愛着が湧いて愛でるように可愛がります。必要以上にメンテナンスしちゃったりなんかして。「モノを可愛がる=時間を使う」ということは、必然的にその活動と向き合う時間が長くなるから、気づいたらやらなくなっちゃったもないし、上達するスピードも速くなるわけです。
まとめ 〜まずは奮発することから挑戦は始まる〜
- グレートアップ欲→いいモノは結果的にコスパがいい
- 処分ストレス→いいモノは後にお金に変換される
- モチベーション→いいモノならば本気になる
もう安物を買う理由が見つかりません。ケチリストは大きな機会損失です。さ、今から共に脱ケチリストだ!!