ひかるぶろぐ

《レシピ》出汁を取った後の「昆布」と「アレ」で美味しい佃煮の作り方

こんにちは。ひかるです。

先日、自家製ラーメンを作った時に出ただしがら昆布を使って佃煮を作ったよというエントリーです。

>>家庭で簡単に作れる自家製ラーメン。貝と煮干しの本格Wスープの作り方

家庭で簡単に作れる自家製ラーメン。貝と煮干しの本格Wスープの作り方

2018年9月11日

 

出汁を取った後の昆布をそのまま捨てるのって忍びねえですよね。だしがら料理の定番は佃煮です。昆布を醤油や砂糖で甘辛く煮付けたらご飯のお供にぴったりです。ただし、昆布オンリーの佃煮ってちょっと味気ないかも・・・。

そんな時は「アレ」を加えて、いつもの佃煮をパワーアップさせるレシピを紹介します。美味しく食べましょ。

 

サマリー

出汁を取った後の昆布は食べるべきか?捨てるべきか?

出汁昆布は出汁を取るための食材なんだから、目的果たしたら捨ててもいいんじゃない?そもそもうま味が抜けた食材って美味しいの?

調べてみたところ、やっぱり出汁を取った後の昆布は食べた方がよさそう。

出汁を取った後でもうま味は食材(昆布)の中に残っています。ゼロではない。極限までうま味を引き出すことって現在の調理法にあるのだろうか・・・。

さらに、昆布には食物繊維がたっぷり(身体に良いか悪いかは置いといて)。出汁を取った後に残るのは「無」ではない、価値のある「食材」なのです。

もともと料理って、素材をそのまま食べるよりも美味しく、効率的に栄養を摂取するために発展してきた歴史があるわけで、その中で加熱や乾燥などの調理法や、美味しく食べるための調味料という技術が生まれてきたわけです。

出汁を取った後の昆布に調味料で味を乗せれば美味しく食べられるのだから、残った昆布を料理しない手はありません。料理の品数が増えて色々なものを食べた方が質素な料理でも食生活が豊かになりますし。

 

ということで出汁を取った後の昆布は積極的に食べたいところ

 

 

出汁を取った後の昆布を佃煮にしよう。加える「アレ」とは「あさり」です

それでは佃煮レシピの紹介です。

もったいぶることないんですけど「アレ」とは「あさり」のこと。あさりのうま味成分(コハク酸)がプラスされ、昆布とは異なるあさりの食感が加わり、触覚も味覚も複雑性が増すため、昆布オンリー佃煮よりも圧倒的に美味しくなります。

あさりは味噌汁や、すまし汁の出汁として、はたまた自家製ラーメンの出汁として、安価で使いやすく重宝する素材です。出汁を取った後の昆布とあさりは捨てずに、佃煮にしましょ。

 

出汁を取った後の「昆布」と「あさり」を調味料で味付けして火にかけるだけ

調味料とごまを鍋に入れて、一緒に煮焼き(焦がさないようによく混ぜて!)。弱火で。水分が程よく飛んだら完成。佃煮の作り方は圧倒的に簡単です。

 

佃煮の基本調味料

 

佃煮って子供の頃あまり好きじゃなかったんですが、大人になって好きになる料理のひとつ。

 

金麦と一緒に今宵の晩酌に。

出汁を取った後の昆布とあさりは冷凍庫で凍らせておいて、まとまった量になったら佃煮にするのがおすすめ。佃煮は日持ちしてくれるので、朝ごはんのおかずに、晩酌の共にオールマイティに活躍してくれます。

おやつに甘い和菓子を食べた後の口直しにちょこっと添えられててもいいですよね。甘いもの食べた後はしょっぱいものが欲しくなる。

佃煮のような保存食が冷蔵庫に数種類あるだけで、毎日の料理の負担は減るし食卓の品数も増えるから飽きにくい。

 

ここからは完全に僕の印象ですが「今日は佃煮を作るかっ!」って意気込むよりも「出汁ガラもったいないから佃煮でも作るか」ぐらいの気を抜いた感じで佃煮を作る方が僕はいい。佃煮はご飯にもお酒にもぴったりで大好きな料理ですが、わざわざ佃煮のために食材使うイメージではないんです。なんとなくですけど。

何か料理の出汁を取った後に残った昆布とあさりを使うぐらいがちょうどいい。料理作ってたら余った食材でもう一品できました、みたいな。

 

今回「昆布とあさりの佃煮」を作ったきっかけは

「煮干し×貝」のWスープ本格ラーメンを作ったから。これ、素人ながら自宅で美味しいラーメン食べたければ超絶おすすめです。

>>家庭で簡単に作れる自家製ラーメン。貝と煮干しの本格Wスープの作り方

家庭で簡単に作れる自家製ラーメン。貝と煮干しの本格Wスープの作り方

2018年9月11日

 

出汁を取った後の昆布とあさりを使った佃煮レシピ(作り方)の紹介でした。今宵も素敵な晩酌を!

 

ひかる