こんにちは。ひかるです。
先日タイのピピ島にバカンスしてきたのですが、宿泊したHoliday Inn Resort Phi Phi Island(ホリデイ・イン リゾート ピピ アイランド)がとても素敵なホテルでした。ただし、このホテルまでのアクセスがピピ島の性質上かなり不便で大変で。ホテルまでなるべく楽に向かう方法があまりネットにUPされていなかったので僕の体験談を交えてホリデイインまでのアクセスを紹介します。一押しのアクセスはホテルの送迎サービス(トランスファー)です。
>>Booking.com:ホリデイ イン リゾート ピピ アイランド
CONTENTS
ホリデイインリゾートピピアイランドのあるピピ島について
ホテル「ホリデイ イン リゾート ピピ アイランド」はピピ島にあります。ピピ島はタイのプーケットからフェリーで3時間ほど東にある島です。とても海がきれいでタイ有数のダイビングスポットとして知られています。レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」のロケ地としても有名です。
僕がピピ島に行った理由は綺麗な海での海水浴とスキューバダイビングを楽しむためです。ピピ島はとても小さな島で交通アクセスもよくないため観光客が少なく(というか、人自体がそもそも少ない)、のんびりと時間を過ごしたかったから。その思い通り、滞在した3日間は本当に静かでのんびりとした時間の流れでリラックスすることができました。ピピ島には自動車が走っていないので聞こえてくるのはビーチに波が打ち寄せる音だけ。
ピピ島の海は感動レベルで綺麗でした。
ピピ島へはプーケットから定期フェリーでのアクセスが一般的です。定期フェリーはプーケットのラサダ港から1日に数本出ています。フェリーで約3時間ほど。到着するのはピピ島の中心地トンサイベイ(Ao Tonsai Pier)。この辺りにはホテルやレストランが密集しており、ピピ島で最も栄えた場所になっています。もちろんシュノーケリングなどマリンアクティビティを楽しむことができます。「ラサダ港〜トンサイベイ」の定期フェリーは、「日帰りピピ島観光」ならこのルートが王道です。
ただし、往復で6時間も船の上で過ごすのは少しもったいないと感じてしまう人にはピピ島で1泊するのが絶対にいい。定期フェリーの本数は少ないので日帰りだと、朝一番のフェリーに乗れても短い時間しかピピ島に滞在できず少し後悔してしまうかも。
ピピ島に来たからにはシュノーケリングやスキューバダイビングなどのマリンスポーツをぜひとも楽しみたいところですが、少し奮発してピピ島の端にあるホテル「Holiday Inn Resort Phi Phi Island」に宿泊(時間が許すなら連泊)するのがおすすめです。
先ほどの地図ではピピ島のほぼ北先端に位置しています。
Holiday Inn Resort Phi Phi Island
ホリデイ イン リゾート ピピ アイランドへのアクセスはこれまた大変です。なぜならピピ島では自動車での移動ができず、ボートでの移動になるためです。プーケットから3時間の船旅に加え、ボートに乗り換えさらに約30分かけてホテルを目指します。
この時に使用する舟はロングテールボート。定期フェリーに比べかなりの小型で、天候によっては非常によく揺れます。晴れていても日によって沖の方はかなり揺れます。乗り物酔いがしやすい人ならかなり高い確率で酔ってしまうかもしれません。小さい舟ほどよく揺れますよね。
※写真はイメージ。同様のロングテールボートです。
せっかく楽しみに来たので船酔いでグロッキー・・・。なんて悲惨です。
でも大丈夫。ホリデイ イン リゾート ピピ アイランドの宿泊者はプーケットからホテルの送迎サービスを利用することができます。これが超絶便利で移動時間の節約、船酔いリスクの大幅な軽減が可能です。
写真2段目「Public ferry」が先ほど説明した一般的なアクセス。まずプーケットのラサダ港までタクシーやバスで移動します。プーケット国際空港から自動車で約1時間ほど。そこから公共の定期フェリーで3時間、ピピ島(トンサイベイ)に到着してからロングテールボートに乗り換えホテルまで約30分という行程です。
プーケット国際空港からなら+1時間の自動車での移動が必要です。合計、4.5時間と多くの時間を移動に費やします。ちなみに、ピピ島のトンサイベイからホテルまでのロングテールボートはホテル運営のため無料です。
僕がおすすめするのは写真1段目、オプションサービスの「Speed boat(Shared land & Shared speed boat)」です。これならプーケット国際空港から30分、プーケットの港(Ao Po Grand Marina)からスピードボートで1時間でホテルに到着できます。計1.5時間と片道3時間のショートカットが可能です。
この送迎サービスは有料です。様々なプランがありますが、先ほど紹介したものだと往復4,200バーツ/人。日本円にしておよそ7,000円弱となります。公共の定期フェリー(往復1,000バーツ/人)と比べると4倍もお金はかかりますが貴重な旅行の中で6時間も節約ができて、船酔いもしにくいなどサービスの体験を考えると僕はとても安く感じました。
ホリデイインリゾートピピアイランドの送迎サービス体験談
実際にHoliday Inn Resort Phi Phi Islandのtransfer(送迎サービス)を利用した体験談を紹介します。
送迎サービスの予約はメッセージ・メールでOK
送迎サービスの利用は事前に予約が必要です。予約時にホテルにメールをすればOK。僕はBooking.com経由でホテルを予約したのでBooking.comのメッセージ機能を通して予約しました。ホテルに送迎サービスを申し込むのに必要なのは次の通り。
- 利用する送迎サービスのプラン
- 迎えに来てほしい場所
拙い英語でも丁寧に返信してくれます。ピックアップして欲しい場所を伝えると、「○時に迎えに行くね」と時間を指定してくれます。実際のやり取りはこんな感じです。
Dear (ホテル担当者様)
Thanks for massage.
We’re interested in using Shared land & Shared speed boat(@THB2,100 for one person).
Can you pick us up at (迎えに来て欲しい場所)?
訳:(ホテルからの予約サンクスメッセージに対して)メッセージありがとう。
あい乗りの自動車&あい乗りスピードボート(一人2,100バーツのプラン)を検討しています。
( )まで迎えに来てくれますか?
Dear Khun Hikaru,
We are pleased to confirm transfer service by join land and shuttle speedboat as the details below.
On ××, 2019; pick up from (迎えに来て欲しい場所) at 10.00hrs and drive you to take the shuttle speedboat departs at 11.30 hrs. from Ao Po Grand Marina direct to the beach of Holiday Inn Resort Phi Phi Island , estimate of arrival time is 12.40 hrs.
Remark:
– Transfer rate THB 4,200 for 2 persons for one way, this rate include land transportation and shuttle speedboat
– Our representative will be waiting you at the hotel lobby with the logo of the resort and your name
– For Transfer out, please kindly contact with our staff at the transfer counter next to the front desk for reconfirm the departure time.
– For the information as our transfer service is organizing by outsource company, in case you do not use hotel transfer provided without prior cancellation two days before arrival or any no show we reserve right the penalty with 100% charged.
– The price for transfer you can settle together with the other expenses upon check out.Any urgent matter, please call our transfer team at +66 86 6840612 and +66 95 4284481
Thank you, looking forward to welcome you to Holiday Inn Resort Phi Phi Island
訳:送迎サービスについて詳細をお伝えします。
2019年×月×日、午前10時に( )に迎えに行きます。そこからAo Po Grand Marinaまで車で移動して11時30分に出発するスピードボートでホテルまで直行します。ホテルへの到着時刻は12時40分を予定しています。
備考:
-(チェックイン2名で承っているので)合計運賃は片道4,200バーツです。自動車・スピードボートでの移動すべての料金が含まれています。
-ホテルの関係者が(迎えにいく)ホテルのロビーでお待ちします。
-往路の送迎サービスについては当ホテルの受付にて予約してください。
-この送迎サービスは当ホテルの協力会社によって運用されます。送迎サービスは2日前までのキャンセルは無料、それ以降の無断キャンセルでは100%のキャンセル料金がかかります。
-送迎サービスの料金はホテルにて宿泊料とまとめて清算してください。何かあればお電話を。
ホテルにてお迎えできることを楽しみにしています。
日本にいる間に片道だけ送迎サービスをお願いしました。予約したのは「Shared land & Shared speed boat(片道2,100バーツ/人)」です。プーケットの港まであい乗りバス、プーケットからホテルまであい乗りのスピードボート。使ってみて良さそうなら帰りも予約しようという計画です。他にも高額ですがバスやフェリーの貸切プランもあります。
>>Holiday Inn Resort Phi Phi Island:アクセス
前泊しているホテルに言付けしてくれている
Holiday Inn Resort Phi Phi Islandにチェックインする前日、僕はプーケットのパトンビーチで宿泊していました。
「明日はピピ島に行くの?明日泊まるホテルからFAXが届いているわよ」
チェックイン時、受付のお姉さんから1枚のFAXを受け取ります。ホリデイインには事前に前泊する宿泊する場所を伝えていたので、当日の送迎サービスの確認のため連絡をくれていたのでした。いやはや、まさかそこまでしてくれるとは思わなかったのでとてもありがたかった。もちろん送迎サービスを予約したことを忘れるはずはありませんが、「ちゃんと迎えに来てくれるかな?」と心配ではあったので(かといって、わざわざホテルに連絡するほどでもない)この気遣いはとてもありがたい。安心してその日はプーケットを楽しみました。
送迎サービス当日、時間通りに迎えに来てくれる
当日の朝。協力会社のドライバーが前泊のホテルまで迎えに来てくれました。遅刻することなく時間ぴったり。
「僕は日本人が大好きだよ。30年ぐらい前はプーケットでよく日本人を乗せたなあ」
なんて会話もあったりなかったり、とてもフレンドリーでいい人でした。あい乗りプランなので、プーケットの他のホテルもいくつか回って宿泊者をピックアップして港(Ao Po Grand Marina)へ向かいます。パトンビーチからだと45分ぐらい。プーケット国際空港なら30分もすれば到着します。
港でホテルのチェックインが完了
港はこじんまりとしていて、個人所有のプライベートボートがたくさん停泊しているようなところでした。事務所にはホリデイインのチェックイン事務所があり、そこでホテルのスタッフが出迎えてくれます。スピードボートの出発を待つ間、事務所にてパスポートの提示や決済用クレジットカードの提出、ホテルの施設案内などチェックイン業務を完了してくれます。待っている時間も無駄がありません。ホテルに着いたらすぐに楽しめます。
スピードボートに乗り込んでピピ島へ出発です。スピードボートは、沖縄のホエールウォッチング、松島の観光フェリーぐらいのサイズ、20人ほどは乗れるでしょうか。トイレはついていません。屋根はありますが窓が常時開放しているので、スピードがかなり出ると風がとても気持ちいい。スピードに乗る分、ほとんど揺れないし海風が気持ちいい(少し強すぎて髪の毛が乱れるほど笑)ので船酔いの心配はほとんどありません。
後日、スキューバダイビングをする時にロングテールボートにも乗りましたが、前日の雨で荒れていたこともありこっちは激揺れ。たった数分なのに見事に船酔いしました。送迎サービスを使わなかったらと考えるとちょっとぞっとしました。
約1時間の船旅でピピ島に到着
スピードボートに揺られ島々を眺めること約1時間。ピピ島Holiday Inn Resort Phi Phi Island目の前のビーチに到着です。船でしか来られない場所のため、観光客は皆無、プライベートビーチ状態です。海が本当に綺麗。
ビーチからホテルまではトラクターで運んでくれます。思いキャリーバッグを運ぶことも、靴を汚すこともありません。
すでにチェックインは済んでいますが、部屋へ案内してもらうまでホテルのレストランでウェルカムドリンク。ホテルに着いた瞬間、真っ青な空に、透き通った海、真っ白な砂浜と、絵に描いたような完璧なリゾートで興奮が止まりません。
と、送迎サービスはこんな感じです。4倍もの費用はかかりますが、時間の節約と船酔いのリスクを天秤にかけると送迎サービスを利用するメリットはかなり大きいと思います。トランスファーを利用せず自力でホテルまで向かう場合、プーケットの港まで自分で時間を調べ移動しなくてはなりません。もし、バスやタクシーの遅延や寝坊などトラブルが発生したら1日に数本しかない定期フェリーに乗れず、最悪ピピ島に迎えなくなります。
送迎サービスを使えば迎えに来てくれて座ってさえいれば、ホテルまで送り届けていくれるので移動にかかるリスクは大幅に軽減されます。時間の節約に加えて安全性も担保できると考えるとやはりこの金額は必要な出費だと思います。
ひかる