こんにちは。ひかるです。
梅仕事・2019シリーズ第3弾。今回は梅シロップ、梅ジュースのエントリーです。
梅干し・梅酒・梅シロップ。一番簡単なのは「梅シロップ」
です。梅シロップは材料も少なく、手間もかからず放置するだけで完成。梅干しは好き嫌い、梅酒は大人限定と前者2つに比べて食べ手の間口が広いのも手を出しやすいのがいいですね。
- 青梅
- 氷砂糖
青梅と氷砂糖さえあれば簡単に作れてしまいます。我が家の梅シロップづくりは昨年に続き2年目。
>>夏の手作り青梅ジュース!凍らせておいておくだけで作る夏の味
梅干しづくりの場合、青梅をしっかり追熟させる一手間が必要でしたが、梅シロップは気にせず青いままの状態を使えます。ヘタを取ってジッパーバッグに入れて空気を抜きます。これを冷凍庫へイン。
最低でも数時間入れ、カッチコチに冷凍させます。冷凍させることで梅内部の水分が氷結晶となり膨張し、その後結晶が解凍されると梅内部に隙間が生まれるわけです。この「冷凍→解凍」によって梅の組織が壊れ、梅の成分が流出しやすくなるわけです。
熱湯・アルコール消毒した保存瓶に「梅」「氷砂糖」「梅」「氷砂糖」と交互に敷き詰め、
常温で、暗い場所で保管。
冷凍した梅は当然冷たく、瓶の表面に結露が発生するので木製家具で保存するときは家具を水分で痛めないようにご注意を。
氷砂糖が溶けていくと、瓶の上部にスペースができるので氷砂糖を追加。あんまり甘くしたくない場合、氷砂糖の代わりに冷凍梅を追加します。出来上がりの梅シロップは甘味が減る分、梅感がアップします。
これを繰り返して氷砂糖を溶かしきったら梅シロップの完成。
梅シロップ:水 or 炭酸水 = 1:4ぐらいが美味しい梅ジュースの目安。氷を入れて冷たくすると甘みが感じにくくなるので好みに合わせて調整します。
梅干しのような酸っぱさは皆無なので、酸味が苦手な子供でも甘くて美味しくいただけます。大人は割ものを調整して甘くしすぎずさっぱりと。手軽に季節を感じられる飲み物として重宝します。
要するに、梅シロップは「砂糖漬け」なので保存期間も十分長く取れます。我が家は使い切らなければ、1年後も残っていたり。残念ながら梅酒のように1年後の梅シロップで味わいが変化する、ということはありませんが「作ってすぐ使い切らなきゃ」いけないものではないのでゆっくり落ち着いて楽しめるのも嬉しいポイントです。
ひかる