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ブラウンのハンドブレンダー「マルチクイック9 MQ 9075X」我が家の使い方

こんにちは。ひかるです。

ハンドブレンダーを買いました。ブラウンの最上位モデル「マルチクイック9 MQ 9075X」です。下はひとつしたのモデル↓。

 

ハンドブレンダーって必要かと言われると、「なくても問題ないけどあったら便利」ぐらいのイメージ。いざ使ってみるとそのイメージは変わらず。ただ、「あるなら積極的に使おうと考える」ようになりました。

使い心地が「おお」と気持ちいいし、「(できなくてもいいけど)こんなことができたらな」が実現する調理器具でした。

 

「マルチクイック7」と最上位モデル「マルチクイック9」の違い

ハンドブレンダーといえばブラウン一択。ハンドブレンダーは「回転力」が物を言う調理器具なので、高性能モーターで頭一つ抜けているのがブラウンという印象があったからです。実際使ってみるとものすごいパワーです。

僕が選んだブラウンハンドブレンダーの最上位モデル「マルチクイック9(MQ 9075X)」と一つ下の「マルチクイック7(MQ735)」との違いは以下にまとまっています。

 

大きな違いはあまりなさそうにみえます。てか、よくわかりません。僕が「9」を選んだのは次のポイント重視。

 

マルチクイック「7」と「9」の違い:生地をこねる

生地をこねる機能は他の家庭なら「パン」なのでしょうが、我が家はラーメンの製麺です。パンもラーメンも小麦粉で同じなのですがね、焼いたり茹でたりで全く違う食べ物になるのだから小麦粉の器のでかさを感じます。

ハンドブレンダーがないころは、ボウルの中で一生懸命に手ごねしていました。それでも出来上がりますがやっぱり大変です。齢30になり、身体の衰えが顕著です。10代・20代の頃はどんなに食べても太らない体質だったはずなのに、気を抜くとお腹周りは「俵」になります。製麺づくりでも衰えの力は絶大で、手首がすぐに痛みます。やりすぎるものなら数日は使い物にならなくなります。

一生死ぬまで料理していたい僕にとって大事な大事な手首を守るためにも、手ごねからの卒業、生地こねはアウトソースしたいのです。ブラウンのハンドブレンダーは優秀です。こうしたニーズを感じ取って見事に商品化してくれています。

 

残念なことに。ハンドブレンダーを使って製麺してみたところ全くもって想像通りにはなりませんでした。ブラウンのハンドブレンダーでラーメンの製麺は難しそうです。

小麦粉・かん水・食塩・水を攪拌させて混ぜ合わせるところまではいけます。やりたかったのはその後、生地をまとめる部分です。ラーメンはうどんなどと比べると加水率が低め、粘り気が少なく生地がまとまりにくい特徴があります。圧を使って生地をまとめていくわけですが、ハンドブレンダーではものすごい勢いで回転するものの一向にまとまる気配がありません。傍目からは小麦粉に圧がかかっていないようです。うどんやパンとか加水率が高いとうまくできるのでしょうか。。

 

マルチクイック「7」と「9」の違い:フードプロセッサー容量1.5L

各社のハンドブレンダーを一通り見たのですが、フードプロセッサーの容量は意外と小さいものが多い。あまりニーズがないからなのだと思いますが、大は小を兼ねてほしいものです。

僕の場合、ハンドブレンダーを使って生地をこねこねしたいものだから、ちょこっと1人前の分量しか作れないのは不便で。一度にまとめてたくさんつくりたいのです。何回にも分けてつくるのは面倒なんですよね。

「容量1.5L」は他のハンドブレンダーでも意外とありません。

 

マルチクイック「7」と「9」の違い:アクティブブレードテクノロジー

ブラウンのアクティブブレードテクノロジーとは文字だけではわかりにくいのですが、使ってみて納得。

刃を回転させて食材を攪拌させる時、アクティブブラウンテクノロジーがあることで、グッと容器の底に押し込むことができます。ただそれだけなのですが、この動作によって従来の容器内を回転する「横方向の流れ」に「縦方向の流れ」が加わります。

従来の「横方向」のみだと、刃の周辺に食材が詰まっていつまでも攪拌できないってことになるのですが、縦に伸縮する力によって「詰まり」を解消しやすくなりました。

攪拌中ある程度のサイズまで小さくなると、うまく刃にひっかからずそれ以上細かくすることができないっていう「ハンドブレンダーあるある」もグッと押し込める動作によって解消することもできます。

 

ブラウンのアクティブブレードテクノロジーは「詰まりの解消」と「細かな攪拌」を同時に実現する構造です。これが後述するラーメン作りに便利なんです。

 

我が家のブラウンハンドブレンダーの使い方

我が家のブラウンハンドブレンダーの使い方を一部紹介します。

 

1.煮干しラーメン

製麺には失敗しますが、ラーメンスープづくりには力を発揮してくれます。

我が家では煮干し出汁のラーメンをよく作ります。大量の煮干しから出汁をひいてグツグツ、ドロドロにした濃厚な「煮干し白湯」にパンチ効かせてつくります。煮干し白湯にするには、残った出汁ガラをさらに細かく粉砕してスープと合わせてしまうのがベターで、これまではハサミを使ってチョキチョキ頑張ってたわけです。

ブラウンのハンドブレンダーを使えばあっとういまにセメント色した濃厚な煮干し白湯スープになります。ブラウンのアクティブブレードテクノロジーのおかげで、詰まりやすい煮干しもしっかり攪拌できるし、しっかりと細かく潰すことができます。手動ハサミごときには遠く及ばないツブツブの仕上がりです。

「これよ、これ。こんなスープにしたかったのよ!」感がハンパじゃなくて、ハンドブレンダーにひどく感動したものです。

 

 

2.ブロック肉の粗挽き

我が家では「ひき肉」は買いません。ブロック肉から粗くカットした肉を使います。市販のひき肉よりも水分量多くジューシーで、歯ごたえもしっかり残るので「肉感」が強くなります。ハンバーグにはステーキ肉をカットして。

>>かたまり肉からつくる角切りハンバーグステーキ

かたまり肉からつくる角切りハンバーグステーキ

2019年4月18日

 

手動で包丁で細かくするには限界がありまして、ここがハンドブレンダーの活躍ポイントです。ブロック肉そのままをいきなり挽くことはできないので前作業が必要になりますが、それでも包丁では不可能な細かさが実現できます。

 

 

3.バナナジュース

食後のバナナジュースにも欠かせません。果物をすりつぶしたスムージーを自宅で簡単に作れるのはハンドブレンダーならでは。

特にバナナジュースはバナナと牛乳だけで美味しく作れるのではまっています。他にはカレーライスの日にはラッシーとかも。バナナジュースとかラッシーとか、「あってもなくても別に」なのですが、手元にあると食卓の雰囲気が大きく変わります。

カレーライスのお供としてラッシーがあれば「カレーの食卓」雰囲気が一気に強くなります。人間は感情の、イメージの生き物なので雰囲気は非常に重要です。カレーの辛味だけでなく、ラッシーの甘みとかヨーグルト感とか、決して高級料理ではなくとも、一回の食事で様々な味を味わえれば満足度も高くなります。人間は複雑な味わいを「美味しい」と感じやすかったりします。

バナナと牛乳をハンドブレンダーで細かく潰して攪拌。朝ごはんにもおすすめです。

 

紹介したアイテム

 

ひかる