こんにちは。ひかるです。
今回は僕の資産運用の話です。
社会人1年目のころ、3日徹夜も珍しくないようなかなりのハードワークをしていた経験がありますが結論、自分の身体と時間を投下して得られる対価(金銭的・技術的・精神的)はそれほど満足できるものではなく、「自分で働く」には限界があるなと感じました。一方「お金が働く」ということに興味があって資産運用を始めたわけです。
といっても特段詳しいわけでなく、ほぼ利息がつかない銀行預金の中でもパフォーマンスの良い「楽天銀行 + 楽天証券 」のコンボでメガバンクの金利100倍にして預けておいたり、一部の余剰資産はロボアドバイザー「WealthNavi」「THEO
加えて、昨年からFXをはじめましたが割と好調です。2019年のそれぞれの僕の利回りをまとめると。
- メガバンク普通預金金利:0.001%
- 楽天銀行 + 楽天証券 :0.1%
- WealthNavi:7.87%
- THEO
:8.73% - セントラル短資FX:18.13%
銀行にお金を預けて置いても増えていかず。寝かせておくぐらいなら運用しようと始めたロボアドバイザー「WealthNavi」「THEO」は7.87〜8.73%とメガバンク金利の8,000倍ですし、FXについては18.13%と驚異的な数字で2019年を終えました。
FXをはじめる前はあまりいいイメージはなく。
「FXはギャンブル性が強い」
「元本割れ、最悪な場合借金する」
怖くて手が付けられないようなイメージがFXにはありましたが、FXのポイントをおさえれば効率性・収益性の点で有能なワークのひとつだと考えています。
このエントリーでは、初心者の僕が実践しているFXコツ(マイルール)をまとめます。文中にFX用語が出てきますがどれもググればすぐに理解できるので説明は省きます。
ちなみに僕は色々あるFX業者の中で「セントラル短資FX」を使っています。理由は特になく、一番最初に口座を作った会社で使いやすかったからです。
CONTENTS
FX初心者のコツ1:「レンジ相場」の通貨でしか取引しない
FX初心者が実践するコツ1つ目は「レンジ相場」を狙う、です。FXで利益があがるのはシンプルに次の2つ。
- レートが低いときに「買い」、レートが上がったら「売る」
- レートが高いときに「売り」、レートが下がったら「買う」
レートが今後、右肩上がりになると予想して「買い」→「売り」。右肩下がりになると予想するなら「売り」→「買い」。このどちらか2パターンを選ぶだけです。
これさえできればFXで利益をあげられるわけですが、そうはうまくいきません。
予想通りに相場が動くとは限らず、含み損が出て、そのまま決済すれば損失になります。これがFXが難しいところ。
ただし、レンジ相場で推移する通貨を選べばそんなに大きな問題にはなりません。レンジ相場についてはググればすぐに理解できますが、要するに「上がったり下がったりを一定の範囲内で繰り返すチャート」のことです。
レンジ相場では高い確率で下限と上限を予想できるのでFXの勝率が上がります。
一時的に予想に反した動きをしていても、いづれは狙った上限・下限まで動くはずなので、含み損が出てもそのまま我慢しておけば、いずれ利益を確定させることができるわけです。
実際のドル円チャート。上がったり下がったりを繰り返しているのがわかります。この範囲内のみで取引していれば、利益を上げる確率があがるわけです。
レンジ(範囲)は自分自身で考えて決めます。チャート図も「週足」「日足」「1時間足」「1分足」など様々なのでどのチャートで見るかによって曲線も変わってきます。どの間隔でチャートを読み解くべきか。詳しくは「FX チャート分析」でググってみてください。
FX初心者のコツ2:「損切り」をする潔さももっておく
次のFX初心者のコツは「損切り」です。これも専門用語ですが、僕は自分で設定したレンジの外に推移してしまった場合損切りします。
レンジ取引を基本としても、あまりにもレンジから離れてしまうと利益をあげるまでに時間がかかりすぎてしまうからです。
小さな損失にとどめ、その後大きな利益を取りに行くイメージです。
例えば、図では損切りによって「-2円 × 数量」の損失が発生しますが、その後の再エントリーによって「+4円 × 数量」の利益を取ることができるシナリオがあります。(もちろん、失敗するシナリオもありますが)
損切りは少なからず損失を確定させてしまいますが、損切りした分を改めてエントリーさせることで取り返すことは十分可能です。
FX初心者のコツ3:「チャート分析」外部環境のキャッチアップを欠かさない
3つ目のFX初心者のコツは「チャート分析」です。僕はFXはギャンブルではないと考えていますが、その理由はこのチャート分析です。学校のテストをサイコロを振って解答を選ぶよりも、しっかり勉強した方がいい点数になるのと同じです。チャート分析せずFXをやることはギャンブルでしかありません。
これまで書いてきた「レンジ相場」「損切り」などもチャート分析ができてこそ。FXの世界には便利な指標がたくさんあります。それらを使って今後レートが上がるのか下がるのかを分析してエントリー・決済をしていくわけです。
チャート分析の指標はたくさんあるので勉強は必須ですが、僕は次の指標を使っています。
- 指数平滑移動平均線(EMA)
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
- MACD
- 相対力指数(RMI)
またチャート分析以外にも、外部環境変化で相場は大きく動きます。最近だと米中の貿易摩擦に関してニュースが流れると即座にチャートが反応します。
FX初心者のコツ4:証拠金維持率は「350%」をキープする
最後のコツはFX初心者が絶対に気をつけたい「証拠金維持率」です。
FXは「レバレッジ」によって少ない資金でも資産運用することができます。大きな金額を扱うことでハイリターンを狙うことができますが、一方で損失が出た時のリスクも大きい「ハイリスク・ハイリターン」がFXの特徴です。
証拠金維持率が一定に満たないと「ロスカット」が発生して自分の資金全没収、最悪の場合はさらにマイナスになることもあります。
「証拠金」「証拠金維持率」「ロスカット」の仕組みについては十分に勉強した上でFX取引にトライすべきなのですが、これらを理解した上で「証拠金維持率350%を常にキープ」することをマイルール(コツ)としています。
「350%」というのはかなり余力がある(レバレッジを効かせていない)状態です。どれぐらいのレートまで耐えられる(ロスカットにならない)かはシミュレーションすることもできます。
ロスカットとなるレートが計算できますが、その数字は過去5〜6年のチャートを遡っても経験のないような値になるはずです。つまり、ロスカットになる確率が非常に低い。
証拠金維持率に余力を残しておくことで、チャートが少しぐらい予想に反した動きをしたとしても、簡単にはロスカットにはなりません。これなら我慢して放置できるのでいづれは(レンジ相場である過程に立つと)利益を確定して取引を終えることができるわけです。
- FX初心者である僕が実践するコツ(マイルール)
- 「レンジ相場」の通貨でしか取引しない
- 「損切り」をする潔さももっておく
- 「チャート分析」外部環境のキャッチアップを欠かさない
- 証拠金維持率は「350%」をキープする
僕はこのルールで年利18%を達成しました。それでもFXに絶対はありません。突発的な出来事で損失が出てしまうことはあります。FXは必ず余剰資産で行うことを絶対条件としています。
ひかる