こんにちは。ひかるです。
年末にいただいた「かに本舗
なんとか手に入らないかと考慮した結果、ふるさと納税の返礼品にカニを選ぶことにしました。
年末はズワイガニだったので、今回はタラバガニを所望。ふるなびで探して選んだのが、イバラガニでした。
イバラガニとはタラバガニの仲間
イバラガニとは聞いたことがなかったのですが、タラバガニのの仲間だそうです。そもそも、タラバガニってズワイガニや毛ガニとは別物で、ヤドカリの仲間だってことを知って30年生きてきて初知りしました。驚愕。タラバとズワイでは足の数が違う。。
イバラガニは国内での水揚げ量が圧倒的に少なく市場にはほとんど出回らな希少性が特徴で。それはさぞかし高級品なのだと思いきや、あまりの知名度の低さから価格はお手頃とのこと。
イバラガニは長いこと不遇な時を過ごしているようです。
届いたのはイバラガニの肩脚、生とボイル1つずつ。
焦らず、まる24時間かけて冷蔵庫にて解凍。
原産地証明書なるものがついてきました(コピーだけども)。正真正銘のイバラガニとのことで楽しみ。
キッチンバサミを使って殻をむきました。難しそうでいて割と簡単に半むき身に。トゲがかなり痛いので、軍手するなりタオルの上から掴むなりしてハサミを進めます。力はそれなりに必要です。
肩部分のアップ。ずっしりぎっしり身が詰まっています。
イバラガニの脚も申し分なし。じゅるり。
スマホ(Google Pixel 3)と並べてみるとその大きさがよくわかります。これぞ、タラバガニの醍醐味。ならぬ、イバラガニ。
ボイル加工済みなので、悩んだのですがやっぱり温かいカニが食べたいよねってことでオーブンで温めました。なんちゃって焼きガニ。
焼きガニのいい香り。
箸と並べるとその大きさ・太さに改めて圧倒されます。
醤油を数滴垂らしたら、
ガスバーナーで表面を炙って醤油の香ばしさもプラス。ここまでやったら最強。
酒蒸しも。アルミホイルで底上げしてフライパンに酒と水を加えるのみ。
焼き蟹の力強い食感とは違って、ふっくら優しい味わいが楽しめます。大人2人、1kgで十分堪能できました。
翌日は生のイバラガニ。カニは絶対に生のものがいい。
ボイルはすでに火が入ってしまっていますが、生ははじめて火を通すので食感や甘みが全然違うのです。
焼き上げた時の香りからボイルと生の違いを感じられます。
焼きガニでも身はふっくら。中まで火を通しすぎないぐらいが最高にうまい。
酒蒸しもボイルとは甘みが段違いです。
生のイバガラニを酒蒸しにすると、茹で汁の中にうま味も溶け出すので、雑炊にしました。食べた後の殻からも出汁が出るので投入。
カニの満足度は他の食材と一線を画しますね。
翌日、少し残しておいたイバラガニでカニしゃぶ鍋にしました。
昆布のみの出汁。
まずはイバラガニをしゃぶしゃぶ。
残ったからも鍋に投入してイバラガニのうま味を抽出します。
カニの出汁が染み出したところで、野菜を投入。ポン酢だけで野菜が進む進む。
最後は今日も雑炊にしました。明日もカニ雑炊なら飽きるかも。美味しいのだけど。
連日のイバラガニ祭りの殻を取っておきました。
水で炊き上げると、、
見事なカニ出汁が取れます。
野菜と一緒に味噌汁に。殻だけだと抽出できる出汁は少なくなるので、水を入れすぎないように注意します。
イバラガニをはじめて食べてみて、タラバガニとの違いがあまりわかりませんでした。タラバガニのように、可食部分が大きく、繊維質という印象。甘味もやはりズワイガニの勝ち。「甘味のズワイ、食べ応えのタラバ・イバラ」という感じです。
これだけカニを楽しめて、自己負担は実質2,000円。今回がはじめてのふるさと納税でしたが、これまでの人生を各自に損していました。悔やまれる過去の自分。
2020年もふるさと納税でカニが食べられるように頑張ります。
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