こんにちは。ひかるです。
最近Huluの「THE PIZZA SHOW ピザ!ピザ!ピザ!」にハマっています。ブルックリンのピザ店オーナーが様々なアメリカのピザ店を周る、アメリカ版太田和彦的コンテンツ(と勝手に思っている)です。
様々な有名ピザ店のピザ作りが紹介されているのですが、その中で頻繁に「肉」が登場します。番組ではソーセージと読んでいるのですが、どう見ても日本で目にするソーセージではない。そういえば、日本のデリバリーピザにも同じように肉が載っている。カップヌードルの謎肉のようなやつです。ピザが作りたくなったのでまずはこの「肉」をつくってみます。
ピザの上に載っている肉はイタリアンソーセージ
調べてみると、これはイタリアンソーセージというらしいことがわかりました。
ソーセージというと、腸詰めされた「皮つき」で表面を焼くとパリッと折れるようなものをイメージしますが、イタリアンソーセージは「皮なし」のようです。
厳密な定義が良くわかりませんでしたが、肉の調合というよりも「皮の有無」でイタリアンソーセージか否かとここでは定義します。
(日本で)一般的なソーセージから「皮」を引き算したら、ひき肉と調味料に香草を混ぜたものになります。なぜこれがソーセージなのか。ハンバーグではないのか。とりあえずつくってみます。
お手軽につくれるイタリアンソーセージ
豚挽肉を用意しました。
ここに香草として、ドライバジルとドライローズマリーをプラス。本来はオレガノとかガーリックパウダーとか様々加えた方が複雑な味わいになるのですが、手元にあったバジルとローズマリーだけでもなかなかよかったですよ。
塩胡椒で味付けをするのですが、香草不足を補うためにクレイジーソルト使いました。クレイジーソルトは以下のようなハーブとスパイスを合わせた調味料で、手軽にアメリカンでイタリアンな雰囲気作りができる便利なやつ。
岩塩、ペッパー、オニオン、ガーリック、セロリー、タイム、オレガノ
手でかき混ぜたいところですが、体温で豚肉の脂が溶けてしまうのでヘラなどを使って香草とクレイジーソルトを混ぜ合わせます。
あとは等分に、ラップでソーセージ型に包む。
これを冷蔵庫で寝かすこと丸1日ほど。イタリアンソーセージ の完成です。腸詰めする作業がないのでだいぶ簡単なソーセージ です。てか、これやっぱりハンバーグではないのでしょうか。。
ハンバーグ?いや、味わいはソーセージでした
ピザ作りに使おうっとイタリアンソーセージを作ったのですが、僕の中でふつふつとハンバーグ疑惑が湧き上がりきったところで、試しに焼いてみました。
あ、ラップから取り出す時にペッとフライパンに叩きつけようとすると写真のように失敗します。
腸詰ソーセージは茹でたり蒸したりとできますが、イタリアンソーセージは「焼き」オンリーがいいかなと思います。腸詰めされていないため、茹でたり蒸したりすると形崩れしたり肉汁が流出してうま味激減するだろうからです。
幼い頃「ソーセージは肉を腸に詰めたものだ」と知ってから、「う○○からインスパイア?」「悪魔の所業」「サイコパス」と訝しんだものですが(それ以来あまり好きではなかった)、腸詰にすることで肉汁の流出が防げる効果も狙っていたんですね。考えた方、天才。
フライパンで焼けば肉汁は出ますが、イタリアンソーセージ表面にまとわりつくのでパッサパサということにはなりません。てりてり。
食べてみると、確かにソーセージ。いやはやこれはハンバーグではない。ハンバーグとソーセージを分けているのは香草の有無でしょうか。あの誇り高い香りがソーセージたる由縁、といった感想です。これはビールが進むやつ!シンプルに美味しい。
冷凍可能!急な来客のもてなしに最適
成形したイタリアンソーセージはジッパーバッグなどに入れてしっかり空気を抜いて冷凍保存ができます。1つずつ小分けしているし、ただフライパンで数分役だけなので、すぐに調理できるのもかなり便利。
毎回、家で飲むのにしっかり料理を仕込むのも大変だったりしますが、イタリアンソーセージを冷凍しておけば、ささっとつまみが一品用意できます。
あー疲れたって時のつまみに。または急なお客様のおもてなしに好都合です。
「ちょっと座っててよ」からの冷蔵庫ガサゴソ音、「ソーセージでも食べる?」からのキッチンからジューっと香草と肉の香ばしい香り。数分後「ちょっとつまんでて」サッとイタリアンソーセージが出てくる。
割とイケてる感演じられると思いませんか。しかも自家製ときたもんだからドヤってみた時の感想を教えてください。
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ひかる