こんにちは。ひかるです。
在宅の時間が増えたのでもっぱら動画配信サービスに興じています。中でも「銀の匙」を繰り返し見ています。
農業高校の日常を描いた作品ですが、その中で「豚丼」と名付けられた家畜子豚のエピソードがあるのですが(内容略)、アニメに触発されたので豚丼を作ることにしました。
我が家の豚丼というと、バーベキュー弁当(通称:バー弁)が定番なのですが、今回はお手軽に一味違う豚丼にしてみました。
>>【バー弁レシピ】秘密のケンミンSHOWで話題のバーベキュー弁当を再現
セラミック焼き網で香ばしく焼き上げるバー弁は最高に美味しいのですが、掃除が面倒なこともあり、フライパン一つで美味しい豚丼を作れないものかなと。
用意したのは豚ロース肉。生姜焼き用として少し集めにスライスされていたもの。108円/gでした。普通の安いお肉です。
フライパンに薄くサラダ油を敷き、弱火で豚肉を加熱します。薄スライスの豚肉を自宅で調理すると「パサパサ」してしまうイメージありますよね。焼き方を気をつけると見違えるほど食感が変わります。簡単です。
>>トンテキの焼き方のコツをまとめました 〜安い肉を劇的に美味しくしよう〜
詳しくはトンテキのエントリーで。火入れで気をつけるのは次の2つ。
- 弱火でじっくり
- フライパンでは9割加熱、残り1割は余熱で
肉はうっすらピンク色、肉汁はまだ赤い色。これぐらいでフライパンからあげます。その間も余熱で加熱をすることができるからです。焼き過ぎを防ぐ。かといって、豚肉なので牛肉のように「レア」で食べるのは厳禁。
冷蔵庫で干からびそうになっていたえのきを付け合わせに。フライパンから豚肉を取り出すと、そこには肉汁と豚脂が残っているので、これを使ってえのきを炒めると豚肉のうま味成分を逃しません。
えのきも一旦取り出し。フライパンに残った脂でソース作り。
豚丼のタレは焼鳥のタレと同じレシピ。
- 醤油:1
- みりん:1
- 砂糖:0.4
軽く沸かしてみりんのアルコールを飛ばしたら火を止めます。
>>【焼き鳥の焼き方】自宅でグリルよりも美味しく焼き上げるには?
火を止めたら食べやすいサイズにカットした肉をフライパンに投入。火を止めているので焼き過ぎを防げます。ここでは少し冷めた肉を温める、豚丼のタレと絡めるイメージです。
もし余熱でも焼き足りない(肉の赤い部分が残っている)なら、弱火で多少加熱してあげます。目安として肉汁が透明になったら大丈夫です。
今回の隠し味にはバター。セラミック焼き網と違って、フライパン調理だとこんがり香ばしさを表現できないので、バターで味わいにコクをプラス。
肉を取り出したら、同じようにえのきを豚丼のタレと絡めます。
フライパン一つで美味しいバター豚丼の完成。
余熱をうまく使うと、薄い肉でも柔らかジューシーに仕上がります。パサパサした豚肉よりこっちの方が僕は好き。
単調になりがちな豚丼のタレにバターを加えるだけで、ガッシリとした力強さが生まれます。バターを入れすぎると重たくなって、最後の方は飽きがきてしまって豚丼を完食できないかも?注意です。
以上、フライパン一つで作る美味しい豚丼の作り方でした。割と最近の料理の中で我が家でスマッシュヒットした一品です。
豚丼一つでも、その日の気分でバー弁と今回のバター豚丼どちらにするか選べるようになりました。レパートリーが増えるのって幸せ。
>>【バー弁レシピ】秘密のケンミンSHOWで話題のバーベキュー弁当を再現
ひかる