炊飯器でボタン一つで美味しいご飯が炊けるこの時代で、たまにはアナログに鍋で炊いてみようよーという趣旨で以前にこんな記事を書きました。
今回は実際に炊いてみましたレポートです!
CONTENTS
鍋炊きご飯ステップ①鍋炊き米の計量・洗米・浸漬
鍋でご飯を炊くために米を計りましょう。
鍋炊きご飯ステップ②温度上昇期
浸漬が終わったら米と水を鍋に移し火をつけます。炊飯開始!
火入れが結構ミソです。うわ!ちょっと緊張してくる!
8〜12分かけて沸騰させます。強火でガンガンやっちゃ沸騰が早すぎるのでNG。ゆっくり温度を上げることで米が柔らかく甘味が出る「デンプンのα化」を進めていきます。
12分以上ゆっくりしても柔らかいご飯になっちゃうので「8〜12分で沸騰」を守りましょう!
鍋炊きご飯ステップ③沸騰期
炊飯開始から12分。鍋が沸騰しました。
鍋の蓋を少しずらしておかないと吹きこぼれます。火を弱めずにこの状態を5分間継続。鍋の中からぱちぱち音がしています。
鍋炊きご飯ステップ④蒸し煮期
炊飯開始から17分。沸騰よりも低い高温を保ちつつ鍋の中を蒸し煮状態にします。
僕はこの時ズラしていた蓋を閉めました。蓋には蒸気が逃げる穴が付いているのでここから蒸気は逃げるだろうと。鍋の中の米は柔らかそうで心配になりますが大丈夫、この後しっかりとご飯のカタチになりました。
蒸し煮12分(炊飯開始から29分)経過した頃、水分がなくなってきたので強火にして過剰になっている水分を飛ばします。
鍋炊きご飯ステップ⑤蒸らし期
炊飯開始から30分後。
蒸らしているときにもデンプンのα化は進んでいます。しっかり蒸らしましょう!
鍋炊きご飯の完成!!
ご飯炊けたかな?鍋の蓋を開けてかき混ぜてみます。
焦げの原因仮説
水分が存在していれば100℃以上になることはなく、食材は焦げることはありません。それでも今回底だけが焦げたということは、加熱しすぎたということになるのでしょう。
改善ポイントとしては
沸騰後の5分間→沸騰したら温度を下げてもいいかも?
米が鍋の中を対流している様子があまり見られない→途中でかき混ぜて米全体の温度を均一化してもいいかも?
蒸し煮最後の強火→必要ないかも?
この辺りを改善ポイントとしてまた挑戦してみようと思いますー。