炊飯器でボタン一つで美味しいご飯が炊けるこの時代で、たまにはアナログに鍋で炊いてみようよーという趣旨で以前にこんな記事を書きました。
今回は実際に炊いてみましたレポートです!
CONTENTS
鍋炊きご飯ステップ①鍋炊き米の計量・洗米・浸漬
鍋でご飯を炊くために米を計りましょう。
計ってみて分かりましたが米1合って152gなんですね。水もだけどどうやら「cc」よりも「g」の方が数字は低くなるらしい。
今回は400g炊くことにしました。2.63合です。炊飯器だと必然的に「〜合」に合わせなきゃいけなくて一人分炊くとき1合じゃ少ないし2合じゃ多いっていう微妙な感じがあるんですよね。鍋で炊くなら好きな量で炊けます!(と思ったら、米:水=1:1.5だけ覚えておけば炊飯器でもできますな笑)
米を洗ったらザルにあげて水分を切ります。水分を切らないとこのあと加える水と相まって水分の多いご飯になっちゃいますよ!鍋の炊飯に使う水量は米重量の1.5倍。
今回は600g(400g×1.5)の水を用意。
この米と水を合わせて浸漬させます。このあと鍋で炊飯させるんだからボールじゃなくて鍋にそのまま入れればよかった。最近冬も終わり暖かくなったので1時間としましたよっ。
鍋炊きご飯ステップ②温度上昇期
浸漬が終わったら米と水を鍋に移し火をつけます。炊飯開始!
火入れが結構ミソです。うわ!ちょっと緊張してくる!
8〜12分かけて沸騰させます。強火でガンガンやっちゃ沸騰が早すぎるのでNG。ゆっくり温度を上げることで米が柔らかく甘味が出る「デンプンのα化」を進めていきます。
12分以上ゆっくりしても柔らかいご飯になっちゃうので「8〜12分で沸騰」を守りましょう!
鍋炊きご飯ステップ③沸騰期
炊飯開始から12分。鍋が沸騰しました。
炊飯の沸騰ってどんな状態かというと泡がぶくぶくになるんですね。石鹸でも入ってるかのようです。
鍋の蓋を少しずらしておかないと吹きこぼれます。火を弱めずにこの状態を5分間継続。鍋の中からぱちぱち音がしています。
鍋炊きご飯ステップ④蒸し煮期
炊飯開始から17分。沸騰よりも低い高温を保ちつつ鍋の中を蒸し煮状態にします。
僕はこの時ズラしていた蓋を閉めました。蓋には蒸気が逃げる穴が付いているのでここから蒸気は逃げるだろうと。鍋の中の米は柔らかそうで心配になりますが大丈夫、この後しっかりとご飯のカタチになりました。
蒸し煮12分(炊飯開始から29分)経過した頃、水分がなくなってきたので強火にして過剰になっている水分を飛ばします。
鍋炊きご飯ステップ⑤蒸らし期
炊飯開始から30分後。
火を止めて蓋をしたまま鍋を15分放置します。※写真取るために一度蓋をとりました。
蒸らしているときにもデンプンのα化は進んでいます。しっかり蒸らしましょう!
鍋炊きご飯の完成!!
ご飯炊けたかな?鍋の蓋を開けてかき混ぜてみます。
おお!鍋側面のご飯が茶色くお焦げってて美味しそう!全体的に少し柔らかめ?な印象ですが許容範囲、いい感じです!
ところが!!鍋底がちょっと焦げすぎてました。。食べられないことはありませんでしたがこのレベルの焦げはあまりおすすめできません。何がいけなかったのか検証が必要そうです。。
味としては美味しい!炊飯器と全く遜色ありません。僕は炊飯器を使ってチャーシューとか炊飯以外の料理もするので、そうした料理をしちゃうと米が炊けなくなっちゃうんですよね。鍋で炊くことができれば炊飯器料理との同時調理が可能なのです。もうちょっと試してみて最適な炊き方を見つけます!
焦げの原因仮説
水分が存在していれば100℃以上になることはなく、食材は焦げることはありません。それでも今回底だけが焦げたということは、加熱しすぎたということになるのでしょう。
改善ポイントとしては
沸騰後の5分間→沸騰したら温度を下げてもいいかも?
米が鍋の中を対流している様子があまり見られない→途中でかき混ぜて米全体の温度を均一化してもいいかも?
蒸し煮最後の強火→必要ないかも?
この辺りを改善ポイントとしてまた挑戦してみようと思いますー。
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