道具がおしゃれだと料理するのも気分がいいですよね。僕が使っているおすすめの調理器具を紹介します。おしゃれなのに実用性バツグンの計量スプーンです。
計量スプーンなのにおしゃれ!「貝印 計量スプーン 1ml オーバル型 SELECT100 DH3134」
紹介するのは貝印の計量スプーン 1ml オーバル型 SELECT100 DH3134。
計量スプーンなんて、どれも似たようなものと思いがちですよね。僕もそうでした。だけど、この計量スプーンに出会って衝動買いしました。
「1ml」が計れる計量スプーンはめちゃくちゃ実用的!
貝印の1ml計量スプーンの何が実用的かというと、「1ml」が計れるということ。
そんな少量、使いにくくないの?という声が聞こえてきそうですがこれがめちゃめちゃ重宝する。1mlが計れるだけで料理が格段に上手くなると言っても過言ではありません。
料理はレシピを見ながらされている方が多いと思いますが、「大さじ1杯」とか「小さじ3杯」とか「ひとつまみ」とか分量がイマイチわからない。「大さじと小さじって一体何グラムなのさ?」とつっこみたくなりますが、大さじ(小さじ)用のスプーンは探せば売ってるので大目に見るとして。
でも許せないのが「ひとつまみ」。「そんなの料理する人の手の大きさによって量はバラバラじゃないかあああ!」ですよ。
料理は経験や経験に裏打ちされた勘でやるものではありません。しっかり定量化すれば誰でもできるものです。
調味料の中でも特に食塩は料理の味を決定するめちゃくちゃ重要なもの。少しでも入れすぎたり足りなかったりすれば美味しくなくなってしまいます。
毎日料理をする主婦でも、料理の適正な塩分量とはどれぐらいか数字で答えられる人ってなかなか少ないはずです。それぐらい感覚的に食塩を使っている。
結論から言うと、料理の適正な塩分は料理総重量の0.8〜0.9%です。浸透圧のエントリーでも少し触れましたが、0.8〜0.9%というのは人間の体液とほぼ同じ濃度。人の身体は体液が常に0.8〜0.9%になるようキープしてます。
これよりも塩分濃度が多くなってしまうと(例えば、ものすごくしょっぱい料理を食べると)人間の体は体液を薄めようとして水分を体内に留めます。翌朝が顔がパンパン…これがむくみですね。
料理の塩分濃度を0.8%にすると体液の濃度とほぼ同じだから、人は美味しく感じると言われています。「しょっぱい」と食物を口にした時に人が感じるのは「体液よりも濃いから気をつけろ!」という危険シグナルを味覚を通して脳に伝えている生存本能なのです。
そして、1mlは食塩だと1gになります。残念ながら、1gを計れる計量スプーンが実はほとんど市場に出回っていません。100円ショップなどで売っていると思いましたが…。僕が貝印の1ml計量スプーンが実用的だと言う理由は「食塩1gを簡単に計れる」ということでした。1ml計量スプーンで食塩を扱えば、料理の味をバシッと一発で決める事ができます。
0.8%はグラムに直すと食材100gなら0.8g、200gなら1.6gです。だいたい食材100gにつき塩分は1gよりちょっと少ないぐらい。貝印の1ml計量スプーンがあれば、味付けの時に食材の重量が100gならスプーン1杯(よりも少し少なく)、200gなら2杯というように、おおさじこさじ、食塩自体の重さをわざわざ計ることなく直感的に味付けができてしまいます。もっと正確にいうと、食材125gにつき食塩1g(スプーン1杯)と覚えてください。
食材重量は例えばステーキならスーパーラベルに書いてあるし、野菜やその他食材なら調理前に計っておけば簡単です。
貝印の1ml計量スプーンはしっかりすりきってください。
すると、1gしっかり計る事ができます。
今回は食塩1gを計れる計量スプーンを紹介しました。肉料理の下味つけや炒め物の味付けなど、塩分0.8%ルールを理解し1mlスプーンを使いこなせば、簡単に美味しい味つけが決まりますよ。ぜひお試しください!
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ひかる