こんにちは。ひかるです。
僕は毎年初夏になると梅仕事をします。梅干しや梅酒づくりです。何も知らないと面倒だったり難しかったりする梅干しや梅酒ですが実は超簡単。梅を洗って漬けるだけです。超ざっくり言うと。
ただ、梅干しや梅酒が苦手な人もいるんですよね・・・。酸っぱかったり、お酒飲めなかったり。せっかく作るなら人を喜ばせるものも作りたいと言うことで、甘〜い青梅ジュースに挑戦することにしました。
青梅ジュースといっても、単なる「梅酢が染みた砂糖水」です。笑
作り方は「梅仕事→冷凍→瓶詰め→保管」たったこれだけです。梅干し作るよりお手軽中のお手軽なのでぜひ!
青梅ジュースづくりは梅を綺麗にするところから始まる
スーパーなどで買ってきた青梅を下ごしらえします。下ごしらえのことを梅仕事と言いますね、初夏を感じられる料理の一つです。
青梅ジュースの梅仕事は梅干し作りと同じです。熟すまで待ち、ヘタを取ってよく洗う。詳しくは次のエントリーをどうぞ。
>>梅干しをジップロックだけで作る!現代版手抜き梅干しの作り方 ※後日更新
梅仕事した青梅をジップロックに入れます。
重ならないよう、一列に青梅をジップロックに入れて、空気を抜いて封をします。ジップロックを少しだけ開け、ストローを使うと簡単に空気が抜けます。
ジップロックに詰めた青梅を冷凍させます。7時間も冷凍庫に入れれば十分に凍ります。
なぜ凍らすかというと、青梅は冷凍させて解凍すると、青梅の繊維が破壊されて中から梅酢がよく流出します。青梅ジュースでは梅の身ではなくこの梅酢が味の決め手となるので冷凍させるわけです。一方、梅干し作りでは冷凍させません。梅干しは身を食べて楽しみますが、食感が悪くなるからです。
冷凍梅を瓶詰めしよう
冷凍庫からジップロック入りの青梅を取り出します。しっかり凍っていますよ。
用意するのは瓶と氷砂糖。梅1kgに対して氷砂糖1kgぐらいでOK。瓶は煮沸消毒しておきましょう。
まず瓶の底に冷凍させた梅を敷いて
次に氷砂糖、その上に梅、氷砂糖・・・交互に入れていきます。また、隙間にも氷砂糖を敷き詰めましょう。
こんな感じになります。このまま2週間ほど暗くて涼しいところに置いておきます。梅酢と氷砂糖が溶け切ったら完成です。冷蔵庫に入れてもいいですが、その場合は反応が遅くなるので溶けきるまで少し時間がかかります。
梅を瓶詰めし終わる頃には、氷砂糖が1/3ほど余っていませんか?それで大丈夫。梅と氷砂糖を詰めた瓶を冷暗所で保管している間に、氷砂糖がどんどん溶けて液体に変わっていきます。すると、瓶の中に隙間ができてくるので、すかさず残った氷砂糖を追加します。個体よりも液体の方が体積が小さいので隙間ができるわけですね。
ちゃんと追加していけば、氷砂糖は余らすこと無く、使い切ることができます。
青梅ジュース完成!水で割っても、ワインで割っても美味しい〜
2週間保管し終わったところ。しっかり氷砂糖が溶け切っています。梅からも梅酢が出ているので、黄色くなっていますね。青梅ジュースを楽しみます。わくわく。
涼やかなロックグラスに氷を入れて、
青梅ジュースの素をこれぐらい、
水で割って、氷をカランカランすると完成!
梅の香りがしっかりして、それでいて甘い。子供から大人まで楽しめる青梅ジュースです。この青梅ジュースの素、水の代わりに白ワインで割ってもめちゃくちゃ美味しかった。梅酒のような味わい。これなら来年から梅酒を作らず、青梅ジュースの素を作って白ワインで割ったらいいな。
梅仕事→冷凍→瓶詰め→保管
たったこれだけで美味しい青梅ジュースを楽しめます〜。ハマりそう。
あ、青梅ジュースの素が完成したら冷蔵保管してください。また、梅の身は取り出した方が日持ちします。この梅の身はかじっても美味しいですよ。駄菓子みたいで。
せっかく青梅を手に入れたなら、梅干しもつくりましょ。ジップロックで簡単に。
>>梅干しをジップロックだけで作る!現代版手抜き梅干しの作り方
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