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Uber Eatsの配送手数料が変動性になったことで配達パートナーの報酬がUPする考察

Uber Eatsの配送手数料が変動性になったことで配達パートナーの報酬がUPする考察

こんにちは。ひかるです。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で配達パートナーとして累計3,700回の配達、Uber Eats認定ゴールドパートナー経験者です。

>>Uber Eats配達パートナーの到達点「ゴールドパートナー」について

Uber Eats配達パートナーの到達点「ゴールドパートナー」について

2019年1月3日

 

このブログでは配達報酬の記録を公開しています。

>>前回のUber Eats配達数字

今週のUber Eats(ウーバーイーツ)は3日稼働で4万円の報酬でした

2018年11月21日

>>次回のUber Eats配達数字

Uber Eatsの配達でドコモバイクシェアをオススメしない3つの理由

2018年12月19日

 


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「配達距離」によって配送手数料が変化する

これまでユーザーが料理を注文するときの配送手数料は距離にかかわらず380円でした(ただし、繁忙時間の割増はありました)。

以前から試験的に配送手数料が変わることがありましたが、正式にアナウンスされています。

>>公式サイト「新しい配送手数料のご紹介」

 

配送料金が固定制だったものが、レストランから配達先までの距離で変動制になり、最安で110円まで下がることに。ただし、やはりオーダーが混み合っていたり、配達パートナーが少ない場合は今まで通り割増が発生します。

今までUber Eatsを利用したくても配送料金が高いことを理由に利用することを躊躇していたユーザーもたくさんいますが、利用するハードルが下がったことは間違いありません。

配送料金が変動制になったことで注文数が増え、配達パートナーが受ける配達数も今までよりも増えることになりました。その分、1件の配達で得られる報酬である「配達単価」も下がっています。短距離の配達が多くなったためです。要するに配送手数料の変更によって次のことが起きています。

  1. 利用ユーザー数・注文数が増加
  2. 配達パートナーへ依頼される配達が増加
  3. 短距離配達が増えたため配達報酬は減少

1・2はユーザーにとっても配達パートナーにとっても喜ばしいことですが、3は一見すると配達パートナーにとって収益減につながりますが、結果的には配達数が増えることで配達報酬が増加します。これは配達距離よりも配達回数の方が報酬に与える影響が大きいということを意味しています。

配達パートナーへの配達報酬は次のロジックで算出されます。

お支払い = (1) 基本料金 × (2) ブースト + (3) 特別キャンペーン[不定期] – (4) サービス手数料 35%

(a) 受け取り料金: 300円

レストランにて商品を受け取った際に発生します。 配達先が2ヶ所ある場合でも受け取り場所が1ヶ所の場合には、受け取りは1回としてカウントされます。

 

(b) 受け渡し料金: 170円

注文者に商品を渡した際に発生します。配達先が複数ある場合には、それぞれ受け渡し料金が発生します。

 

(c) 距離料金: 150円/km

レストランから配達先までの距離に応じて、計算されます。複数の配達があった場合には、合計の距離の分が計算対象となります。

 
 

出典:お支払いの仕組み

 

詳しくはこちら。

>> Uber Eats(ウーバーイーツ)の倍率インセンティブ(ブースト)のまとめ

Uber Eats(ウーバーイーツ)の倍率インセンティブ(ブースト)のまとめ

2018年8月21日

 

配達報酬は2階建になっていて、固定部分(受け取り、受け渡し料金)と変動部分(距離料金)に分かれています。1件の配達について、長距離だと4km前後、短距離だと1km未満ということもあります。極端ですがこの2つを例に考えてみます。

 

長距離配達と短距離配達では所要時間に約10分の違いがある

配達にロードバイクを使うと、時速25km前後でも信号待ちなどを考慮するとだいたい3分/kmの時間がかかります。ということは、長距離配達(4km)と短距離配達(1km)では所要時間は次の通りです。

その差9分。これが7回積み重なると1時間の差にもなります。

 

約10分の違いで配達報酬はしか変わらない

次に4kmと1kmで獲得できる配達報酬を算出します。

※式最後の「65%」はUberへのサービス手数料(35%)を除くことを意味しています。

長距離配達と短距離配達では得られる報酬の差292円。先ほど同様7回積み重なると(1時間で) 2,044円の差が生まれます。

 

配達と配達の谷間「オンライン待機」が大きな変数

一見すると、長距離配達と短距離配達では7回で時給2,044円の差が生まれ、配達距離は報酬に大きな影響を与える変数のように思えます。が、現実的には「オンライン待機」を考慮しなければなりません。

オンライン待機とは、配達依頼を受けるためにすぐに出発できる状態で待つことです。1件配達を完了した後、次の配達までオンラインにして待機します。

配達パートナーは登録後、Uber Eatsの配達パートナー用アプリをオンラインにすることで配達の仕事を受けるシステムになっていますが、オンラインにすればすぐに配達依頼が来るとは限りません。現実的には早ければすぐに、時間が長い場合は1時間以上配達依頼が来ないこともあります。

オンライン待機の時間には配達報酬や時給は一切発生しませんので、配達パートナーが得られる報酬だけを考えるとオンライン待機の時間はムダです。オンライン待機を少なくすることが報酬をUPするコツともいえます。

仮にオンライン待機が5分と10分の長距離配達7回分を比較してみます。

所要時間は次のようになります。

 

報酬は先ほど算出したように長距離配達7回で4,868.5円です。

上記を元に時給に換算します。

※簡略化して「レンストランまでの移動距離・時間」を除いていますので現実はもう少し小さい数字になります。

オンライン待機が5分違うだけで558円も時給が変わってきます。オンライン待機は非常に大きな変数です。

 

配送手数料が変わったことでここまで報酬が変わる

今回、配送手数料が固定制から変動制に変わったことで、ユーザーからの注文数が増えオンライン待機の時間が圧倒的に短くなりました(エリア差があります)。今までは配達を完了して10〜30分待機することも珍しくありませんでしたが、最近では配達完了前に次の配達依頼が入るようになっています。つまり、オンライン待機時間が限りなくゼロで稼働することができています。

これによって、1件あたりの配達距離が短くなっても配達報酬が増加することになりましたが、次のシミュレーションでわかります。

仮に、最近の配達手数料(変動制)によって短距離配達が増え、オンライン待機5分に短くなったとして配達7回分の時給を求めます。

 

また、以前の配達手数料(固定制)では長距離配達が多く、オンライン待機10分間だった場合は先述のように「1,896円」でした。

極端に簡略化したシミュレーションではありますが配達手数料システムの変更によって、体感的にオンライン待機が減少していることで配達報酬が増えていることを理解できるかなと思います。

これは注文増に対して配達パートナーが不足している現状があるので、今が稼ぎ時といえるかもしれません。

 

最近のUber Eats配達数字

今回は3週間分の数字報告です。

 

Uber Eats配達記録:11月19日

時給換算1,741円。

 

Uber Eats配達記録:11月22日

配達回数インセンティブ(クエスト)で+3,000円、時給換算1, 822円。

 

Uber Eats配達記録:11月24日

時給換算1,715円。

 

Uber Eats配達記録:11月25日

時給換算1,826円。稼働予定でしたが急用のためすぐに終えました。

 

Uber Eats配達記録:11月28日

配達回数インセンティブ(クエスト)で+3,000円、時給換算1,791円。

 

Uber Eats配達記録:11月29日

時給換算1,578円。

 

Uber Eats配達記録:11月30日

時給換算1,404円。

 

Uber Eats配達記録:12月3日

時給換算1,628円。

 

Uber Eats配達記録:12月4日

時給換算1,605円。

 

Uber Eats配達記録:12月5日

時給換算1,443円。

 

Uber Eats配達記録:12月6日

配達回数インセンティブ(クエスト)で+2,600円、時給換算2,330円。

 

Uber Eats配達記録:12月7日

時給換算1,264円。この日は超レアなトラブル発生によって時給が下がってしまいました。

>>配達の駐輪料金は「自己責任」。Uber Eats(ウーバーイーツ)は負担できない

配達の駐輪料金は「自己責任」。Uber Eats(ウーバーイーツ)は負担できない

2018年12月25日

以上、3週間分まとめての数字報告でした。日間の配達回数が増え、時給単価があがっています。換算時給があがることで今までよりも早く切り上げることができるので他の作業に時間を充てられるようになりました。

この傾向がいつまで続くか。Uber Eatsの認知度は今後も高まっていくはずなので当面は続きそうです。あとは配達パートナーがどこまで増えるかですね。

 


Uber Eatsの配達パートナーに興味があれば、ぜひ一緒にやりましょー。

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週末休みの4時間だけでも十分なお小遣いになりますよ。

 


 

ひかる