こんにちは。ひかるです。
タイ旅も後半戦です。
朝から絶品カオマンガイ「バイレイチキンハウス」
向かったのは朝から元気に営業しているバイレイチキンハウス。
バイレイチキンハウスは美味しいカオマンガイが名物のレストラン(というか食堂?)。タイに来てタイ料理の大定番カオマンガイにすっかりどハマりしたもんで、美味しいカオマンガイを探したのでした。
噂に違わぬ美味しいカオマンガイでした。日本では肉を低温調理でやわらかジューシーに仕上げる調理法が定番ですが、こちらタイでは昔ながらのやり方です(恐らく)。
温度計をぶっさして「○℃で何分」のような厳密に管理せずとも美味しく仕上がるのは生活の知恵ですね。バイレイチキンハウスのカオマンガイは他で食べたカオマンガイに比べ、丁寧な仕上がりのように感じました。カオマンガイの作り方は全く無駄がなくて、鶏肉を茹でて調理し、肉の旨味が詰まった茹で汁で米を炊き、付け合わせのスープにします。茹で汁で炊飯することでコメに肉の旨味が移って最高に美味なのですが、その分鶏肉自体はイマイチになってしまいがちです。鶏肉に火を通しすぎてしまうことでパサパサとした食感になったり、旨味のないお肉だったり。
バイレイチキンハウスは肉がジューシーなのはもちろん、鶏肉から旨味が逃げてしまっておらず、ちゃんと美味しくなっています。バイレイチキンハウスの味付けは僕の好きな方向性です。
豚足をとろっとろに煮込んだ「カオカームー(だったかな?)」。タイの肉料理は日本の大衆的な飲食店と比べて肉の扱い方(調理技術)が上手な感じ。豚に鶏に、様々な部位を焼いたり揚げたり茹でたり煮込んだり。それぞれの美味しい部分をちゃんと引き出すバリエーションも豊富。
この付け合わせのスープも○。鶏肉の骨つきを炊いて塩で味付けしただけのシンプルさが素朴で。旨味たっぷり!な料理に舌が慣れてしまっているいいけど、旨味成分はそこそこの料理も体が欲します、特に朝は。
例えるなら、1,000円前後のラーメン専門店の醤油ラーメンは「鶏の旨味どーん!魚介の旨味どーん!」でそれはそれは美味しいのだけど、街の中華屋さんの昔ながらの支那そばも「ほんのり鶏ガラが香って醤油一発のじんわりとした味わい」も美味しいよねって感覚です。
タイ旅行のクライマックス!ピピ島へGO!!
旅における「ひかる的マイルール」を挙げるとするならば、
- 宿代は抑えるべし
- お金をかけるべきは飯であり、ご飯であり、美味しいものである
- 旅のクライマックスは贅沢に
そんなルールがあるわけで、とにかく旅をしてその土地を訪れる一番の理由は「美味しいもの」を求めることであるし、そのためなら寝に帰るだけとなる宿は安ければ安いほど良い。そして、クライマックスにどーんとすると、いつまでもいい思い出が残るよねというのが持論。
そんなわけで、残すところ3日間。せっかくのプーケットを離れ、タイ屈指のリゾート「ピピ島」を最後の地と選びました。
一晩だけお世話になった宿ともお別れ。帰り際にミネラルウォーターを4本もいただきました。部屋は綺麗だしサービス良すぎです。海外旅行の宿探しはBooking.comがおすすめ。
ピピ島での滞在先はHoliday Inn Resort Phi Phi Islandをセレクト。ホテルのオプションメニューでプーケットまで迎えに来てくれます。とても親切なドライバーさんに迎えられ、いざ出発。
ピピ島へは連絡船も出ていますが、パトンビーチからバスで1時間ほどかかる港から1日数本のみ、ピピ島についてからもボートに乗り継ぐ必要があったりと、とても大変な工程となります。ホテルからの送迎は決して安くないのですがとても快適。
まずはパトンビーチから車で30分ほどのAo Po Grand Marinaという港へ。自家所有の船が停泊している小さな港で観光客は皆無です。
この港にはホテルの事務所があって、フェリーの出発を待つまでにチェックインを済ませます。
この日は僕ら含めて3組のゲストを乗せフェリーは出発。大型の連絡船とは違って乗客は少なく貸切状態。スピードもめちゃくちゃ早い。
高速で流れる海風に当たりながら過ぎ行く島々を眺めれば45分ほどでピピ島へ到着です。
人生史上最高に綺麗な海!!!プーケットパトンビーチの比じゃないほどの透明度。
船からホテルまではトラクターで運んでくれます。至れり尽くせり。
>>Booking.com:ホリデイ イン リゾート ピピ アイランド
人生で初めての海外リゾートですが、思い描いたイメージが目の前に広がっています。タイの5月は雨季ということで天気が心配でしたが、見事な快晴。実際、天気予報は雷雨だったので我ながら見事な晴れ男っぷりです。
部屋までの案内を待つ間、ウェルカムドリンクをいただけばもう最高の気分です。
ホテルと言いましたが、Holiday Inn Resort Phi Phi Islandはゲストが宿泊する部屋は全てバンガロータイプ。レセプションから歩いて(orカート)部屋まで向かいます。
早速水着に着替えて・・・
ホテル目前のプライベートビーチへ!宿泊できるゲスト数も少ないので混み合うことはありません。すんごい贅沢。すんごい綺麗、すんごい気持ちいい。
泳いだそのままランチへ。ホテルにはもちろんレストランがいくつも用意されていますが、ホテルを出てビーチを歩くと地元の人が経営するレストランがいくつか点在しています。こっちの方が評判が良さそう。ビーチを面前に食事が取れる贅沢。
>>TripAdvisor:Jasmine Restaurant
タイではビールを頼むと瓶でラッパ飲みするスタイルなのですが、こちらのボトルクーラーがかわいい。ウレタンのような柔らかい素材でタイのお土産にしました(ホテル売店でで販売)。
やっぱりマンゴージュースは欠かせないよねえ。海とマンゴーって、最高にトロピカル。
上品なパッタイ。砕いたナッツが洒落てます。日本の塩焼きそばにも合いそう。
ガパオもめちゃくちゃ爽やかver.でした。炒め物よりもフレッシュな香草がモリモリしていて今までのガパオとは全く違う装い。
プーケットの宿まで迎えにきてくれた運転手さんに「ピピ島は物価高いよ?」と脅されてきましたが、確かに少しお高め。バンコク<プーケット<<ピピ島ていうイメージですが、高級リゾートと考えたらべらぼうに高い感じはなく。我慢せず食べたいものを食べられます。
腹ごしらえをしたら、ホテルへ戻りスキューバダイビングの予約。カタコト英語でおじさんタイ人がフレンドリーに説明してくれました。
いきなりの雷雨。雨季はこんな感じでコロコロ変わる空模様の模様。
「いつ止むかな?」
「わからないよ。そのうち止むさ」
というおじさんの緩さも日本でのカツカツとした日常を忘れさせてくれます。
タイ旅行でナンバーワンのマッサマンカレーを食べさすMama Ping
泳ぎ疲れ、腹も満たされ部屋で寝落ちしたら外はすっかり暗くなり、腹も減っています。
やってきたのはこのエリア一番と評判のレストラン。晩飯もホテルの外で楽しみます。
この旅ですっかり食べ慣れたガパオや空芯菜、シーフードをいただきつつ、この時にいい出会いがありました。
マッサマンカレーです。タイに車では「タイカレー」 といえばグリーン・レッド・イエローしか知りませんでしたが、ここで食べたマッサマンカレーはピカイチ。
マッサマンカレーはジャガイモが形の残らないほど溶かしたとろとろのルーに、とても上品は甘さが特徴のタイカレーです。特にMama Pingのマッサマンカレーは特徴的な甘さの裏にきりりとした辛味があってそのバランスが絶妙。香草のエスニックな香り、ナッツ系の甘み、スパイスの辛味が調和した「これぞ南国メシ」という印象です。マンゴ並みにとても気に入りました。
ひかる