こんにちは。ひかるです。
前回の梅干しに引き続き「梅仕事・2019」エントリー。今回は梅酒をつくります。
梅干しも簡単でしたが、梅酒の方がさらに簡単。梅干しは気をつけないといけないことが色々とありましたが、梅酒の場合は瓶に詰めて放置しておけば勝手に出来上がってしまうわけです。
1年2年と熟成が進み、味わいの変化が楽しめるのもいいですよね。
2019年の梅酒づくりは例年通り
梅酒づくりは今年で3年目となりました。2019年も従来通りに作ります。来年はちょっと変化球で攻めてみようかなと。
梅酒に必要な材料はたったの3つ。
- 青梅
- ホワイトリカー
- 氷砂糖
ホワイトリカーはごくごく一般的なものです。そもそもホワイトリカーとは焼酎の一種ですが、平たくいうと「くせのない純粋なアルコール」に近いもの。香りがないため、梅酒や果実酒など漬ける素材の風味が生かされるのでホワイトリカーが多用されているわけです。これを敢えてブランデーや麦や芋の焼酎とかでミックスさせてもオリジナルな梅酒ができて楽しそうです。来年挑戦。
僕は甘めの梅酒が好きなので氷砂糖をたんまり入れ、最後にホワイトリカーを注ぎ入れます。もちろん瓶は消毒しておきます。このあたりは「飲み手の好み」に合わせて氷砂糖を加減するといいですね。とはいえ、つくってみないとわからんこともあると思うので、梅酒づくり初年度は氷砂糖とホワイトリカーの量を記録、糖分濃度を計算しておくと翌年の梅酒づくりに活かせますよ。
>>料理における「塩分濃度%食塩水」の作り方。濃度換算表と計算方法
2ヶ月ほど暗い場所で保存、常温でOK。氷砂糖が溶けきり、液体が茶色く色付けば飲み頃。
梅酒:割もの(水 or 炭酸水)=1:2ぐらいで。あとはお好みで。梅の果肉もごろっと入れるとぐっと雰囲気が出ますね。僕は果肉をかじって味わうのが好きで、そう考えると少し薄くなるよう割って飲みます。割もの少なめ、濃い目で作ると果肉のお酒感が強く感じるので薄めになるよう割ります。
毎晩の晩酌に、昼下がりにのんびりと。「毎年作って味わいの変化を楽しむ」という行いに趣が感じられて気分がいい。自分で梅酒を手づくりするから愛着がわいて一層美味しく感じられます。半分以上は「気のせい」ですが、料理とは自己満足なものなので「美味しい」と感じられる気持ちが一番大切です。
出来上がりすぐはさっぱりと、熟成が進むと甘み・苦味・渋みが深まり複雑な味わいになっていきます。
紹介したアイテム
ひかる