こんにちは。ひかるです。
20年7月ごろのエントリーですが、いまさらアップ。コロナで外出ができなくなってきた今日このごろ、魚を買ってきて家飲みです。
(あまり鮮度はよくなさそうな)スルメイカに、
小鯛が2尾で500円ぐらい。小鯛って小さいもののしっかり美味しくいただけるから好き。
大きめのアジは2尾で400円ぐらい。
合計1,500円ぐらい。これだけあれば十分に酒の肴を楽しめます。
小鯛とアジ1尾はウロコとエラワタを取って、残りアジは刺身にするので頭も取っておく。スルメイカはワタを抜いてげその吸盤をこそげておく。
家飲みday1:アジ刺・いかわた煮物・鯛茶漬け
1日目は魚の鮮度を活かした調理をします。スルメイカだけそれほどよくないので加熱して。
※すっかり写真を撮り忘れたアジの刺身。アジは熟成というよりもコリッとした食感を楽しむのが好き。
いかわたに強めに塩して1時間ぐらい冷蔵庫で寝かすと、余分な水分が流れてイカワタのうま味が凝縮します。塩辛づくりと同じ仕組み。
輪切りにしたスルメイカと大根と一緒に、イカワタを煮込む。
今回は醤油ベースですが、味噌でも美味しい。いかわたのクセのあるうま味で、ちびちびと酒を進めたい。
締めには鯛茶漬け。白ごまをすって煮切り醤油とごま油の中で軽くヅケにして、
あつあつの昆布出汁ぶっかけて。わさびと海苔と一緒にいただきます。
卵黄と一緒にお茶漬けをかき込むのも好き。汚い映像ですみません。
家飲みday2:アジの塩焼き・屋台風イカ焼き
家飲み2日目は火を通したつまみをば。
1日目はアジとスルメイカを焼きました。スルメイカは焼く前に3%塩水に30分ほどつけて置くと、塩味が乗っていい具合になります。
後片付けの手間はあるものの、セラミック焼き網で赤外線調理するとこんがりと香ばしく、煙で燻された焦げの風味がなんとも美味しいエッセンスになります。フライパン、魚焼きグリルでは出せない味わいです。
>>干物の美味しい焼き方はどっち?「魚焼グリル」VS「赤外線遠火」
しっかりとしたサイズのアジは塩焼きにするのが我が家の定番(なのか?)。サイズがあった方が肉厚で焼いてもほっくりとした身を楽しめるからだとか。
ちょっと強めに塩を振ったアジを、ぬるっとさせた日本酒でぐいっと。
スルメイカは甘めにした煮切り醬油を塗りながら焦がして、お祭屋台風のイカ焼きに。イカと甘い醤油の香ばしい香りは唯一無二。
ほろ酔いの締めには小鯛の炊き込みご飯(鯛めし)。バーナーで皮目をこんがり焼いてから鍋の中へ。一緒に炊き込むのは他に塩と醤油、昆布(と水)だけ。
土鍋ご飯は鍋こそのコゲ、その風味がご飯全体に回って電気炊飯器には出ない味わいが最高ですね。
小鯛なので、土鍋の中にちょうどよく収まってくれます。立派な鯛を使うとコスパ的に鯛めしにしてしまうのがはばかれるけど、安価なコスパなら躊躇なく。
骨に気をつけながら小鯛の身をほぐしつつ、ごはんとさくっと混ぜていただきます。
昆布と小鯛のうま味、塩と醤油だけの味付けも、いろんな便利調味料とか隠し味を加えずともシンプルな美味しさで十分だなあと思う次第です。
紹介したいアイテム
ひかる