こんにちは。ひかるです。
Uber Eats(ウーバーイーツ)
>>Uber Eats配達パートナーの到達点「ゴールドパートナー」について
このブログでは配達報酬の記録を公開しています。
「Uber Eatsで配達の仕事をしてみたいけど、自転車は何を使うのがいいの?」
そんな人に向けたエントリーです。Uber Eatsでは配達パートナー登録時にドコモのバイクシェアサービス(通称:赤チャリ)を使うことをオプションで提案してくれます。自前の自転車を持っていないorママチャリしかない人向けのオプションです。
ドコモのサービスではありますが、Uber Eats特別プランが用意されていて魅力的に見えるかもしれません。ただし、赤チャリでのUber Eatsの配達は絶対にオススメしません。
サマリー
- ドコモバイクシェアは電動自転車を無人レンタルできるサービス
- Uber Eats特別プランが用意されている
- サービス自体は素晴らしいけど人気のあまり自転車は「使えない」
Uber Eatsに興味があるあなたへ。
全国的にサービス拡大中です。
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CONTENTS
ドコモのバイクシェアとは?
平たく言えば、携帯キャリア大手のドコモが東京で展開している自転車のレンタルサービスです。都内各地に自転車ポート(専用駐輪場)が設置されておりユーザーは電動自転車を無人レンタルできるというもの。
Uber Eatsで配達の仕事をしたい人以外にも、通勤通学や営業回り、近所の買い物や観光サイクリングとしてなどなど様々な用途で使われています。
Uber Eatsでドコモのバイクシェアを使うメリットは主に以下の通り。
- 購入すれば十数万円する電動自転車が使える
- 月額3,000円で使い放題(Uber Eats特別プランの場合)
- 自転車を借りる・返すポートが異なってもOK
Uber Eatsは自転車やバイクを使って配達をします(自動車不可)。自転車で配達をする場合、体力の問題が立ちはだかります。普段から運動していればOKですが、都心は以外と坂道が多く、勾配10%の激坂(ママチャリでは登りきれないレベル)を何度も往復することも珍しくありません。
電動自転車ならアシストしてくれるのでスイスイ登れてしまいますが、いかんせん購入すると非常に高額です。そんな電動自転車をレンタルということで赤チャリを使ってUber Eatsの配達をしているパートナーを結構見かけます。割合にして自転車利用のうち50%前後でしょうか。
レンタル費用もUber Eats特別プランで月額3,000円、延長料金なしと一見割安です(一見、です)。通常会員は月額料金が高かったり、30分以上で延長料金が発生したりします。
さらに、このバイクシェアサービスの自転車は専用ポートならどこでも借りる、返すことができます。極端な話、中央区で借りた自転車を港区に返すこともできます。元の場所に返さなくていいのは便利です。
便利なドコモバイクシェアをUber Eatsの配達でオススメできない理由
ではなぜこのサービスがオススメできないのか?3つの観点から書いていきます。
電動アシストしてくれるのは24km/hまで
電動自転車の一番の魅力は体力に自信がない人でも電動アシストしてくれることです。運動不足や力の弱い女性でも軽い力でぐんぐん進むようアシストしてくれます。
ただし、電動自転車は時速24kmまでしかアシストはしてくれません。それ以上のスピードを出そうとすると自力で頑張るしかありません。これは道路交通法で決められている制限です。
>>アシスト比率が道路交通法の基準を超える電動アシスト自転車に注意
実際にUber Eatsの配達パートナーの仕事をやってみると感じますが「もっと早くもっと」という気持ちに駆られます。配達報酬は歩合制(時給制ではない)です。1件あたりの基本料金+配達距離で報酬額が決定されますが、1件1件をスピーディに終わらせて件数を増やすのが稼ぐポイントです。詳しくはこちらのエントリーをどうぞ。
>>Uber Eatsの配送手数料が変動性に。配達パートナーの報酬もUPした
僕はロードバイクを使って配達をしていますが、平坦な道では平均28km/h、下り坂なら瞬間的に40km/hは速度が出ることもあります。赤チャリではこのスピードを出すのは難しい。
またホイールも小さく(恐らく20インチ)小径車の分類になりますが、ロードバイクは26〜28インチとかなり大きさは異なります。タイヤが一回転する時に進む距離は大きなタイヤの方が大きくなります。
使いたくても充電されていないことも・・・
これがオススメできない一番の理由。
自転車ポートにはたくさんの自転車が用意されていますが、人気エリアとなると充電満タンの自転車が1台もないことも。充電0なんてことも珍しくありません。
「どこでも返せる」ことで、自転車ポートによっては規定台数以上に自転車が溢れかえってしまっていることもよく目にします。それによってかは不明ですが充電されない状態になっており次使う人が困ってしまうということに。
溢れかえっている自転車の充電残量を調べてみると・・・
0。この自転車を借りても電動アシストはしてくれません。
1/3しか残っていません。すぐに電池切れになります。
一番多くても90%でした。
電動自転車って実はめちゃくちゃ重い。ママチャリでも重たく感じるのに+10kgはします。
- ママチャリ(変速機なし):18kg
- 電動自転車:27kg
- ロードバイク:7〜10kg
バイクシェアサービスに限った話ではありませんが、電動自転車のデメリットはバッテリーがきれた時。ママチャリよりも10kgも重くなった状態で坂道など登れるのか・・・ということです。
また、自転車が溢れかえっているポートがあるということは、自転車が1台もないポートも現実的にはありえます。乗りたい時に乗れない。もしUber Eatsで今日は配達しようと自転車ポートにいって1台も残されてなかった時は他のポートで探さなければならず、とても不便です。
コストはチリも積もればなんとやら
シェアバイクサービスのUber Eats特別プランは月額3,000円と一見割安なのですが、よーく考えると普通に高い。稼げません。
月額料金だけで年間36,000円にもなります。参考までにUber Eatsで36,000円稼ぐには概算で75回、だいたい25〜30時間は配達しなければなりません。
それだけではありません。通勤コストもかかります。赤チャリを使って配達をしている人たちは電車を使ってUber Eatsの人気エリア(中央区、新宿区、渋谷区、港区など)まで移動し、そこで自転車を使って電車に乗って自宅まで帰るのが一般的です。
毎回の往復電車賃もチリも積もれば・・・です。
シェアバイクはレンタルでしかなく、そこに支払っても終わりがありません。それなら初期投資はかかりますがロードバイクを購入した方が経済的だと僕は考えます。ロードバイクはピンキリの世界ですが、安ければ数万円から手に入ります。
最近は自転車もECで買える時代になりました。テレビCMでも自転車通販サイト【cyma】が人気ですよね。
シェアバイク、ロードバイク、バイクの初期費用・ランニングコストを比較したエントリーもどうぞ。
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼げるのはバイク?自転車?
- 電動アシストは24km/hまで。タイヤが小さく進みにくい
- バイクシェアサービスは「充電0」重いだけの自転車も珍しくない
- 初期投資は抑えられるが、ランニングコストがバカにならない
こんな理由からドコモのバイクシェアを使ってUber Eatsで配達の仕事をすることはオススメできません。
今週のUber Eats配達数字報告
iPhoneからGoogle Pixel3に機種変更したためスクショ結合アプリ「tailor」が使えなくなってしまいました・・・。初めてのAndroid OSですがiPhoneアプリ「tailor」に代わるAndroidアプリが見つからず。このエントリーからPC画面のスクショに変更です。その代わり、距離や配達時間も見れるようになりました。
>>LINEのスクショを長文で保存できるアプリ「Tailor」が使える
Uber Eats配達記録:12月12日
オンライン時間8時間21分。配達回数インセンティブ(クエスト)で+2,500円。時給換算1,941円。
Uber Eats配達記録:12月13日
オンライン時間6時間56分。時給換算1,715円。
Uber Eats配達記録:12月14日
オンライン時間7時間30分。時給換算1,717円。
Uber Eats配達記録:12月16日
オンライン時間4時間44分。配達回数インセンティブ(クエスト)で+2,500円。時給換算2,428円。過去最高の時給です。最近は注文数が増え本当に稼ぎやすくなりました。
以上、今週の数字報告でした。
Uber Eatsの配達パートナーに興味があれば、ぜひ一緒にやりましょー。
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週末休みの4時間だけでも十分なお小遣いになりますよ。
ひかる