こんにちは。ひかるです。
魚屋さんで脂の乗ったイワシが安かったので一皿(6尾)連れて帰ってきました。刺身やなめろうにして美味しくいただきましたが、それでもまだ半分(3尾)残ったので一夜干しに。
一夜干しというと、いかとかも最高ですね。THE・酒の肴。
イワシはとても足の速い魚なので、翌日も刺身にするのは少し憚られ。食べられないことはないと思うのですが、もともと身が柔らかいし生臭みが出やすいイワシさんを美味しく食べるにはってことで一夜干しにしてみました。
イワシのを手開きにして頭と内臓は取り除き、3%食塩水に30分ほど漬けたのちキッチンペーパーで水気をとってあとは干し網の中へ。
最近ではダイソーでも干し網を見つけました。100円ショップ恐るべし。
夜に干して朝を迎える頃(10時間後)には一夜干しの完成です。しっかり内臓をとって血合いも落としていれば部屋干しでも魚の匂いは気になりませんよ。
さてさて、イワシといえば「丸干し」にするのが一般的で、果たして開いたものを干物にするのは僕は聞いたことがないのでどうなることか。
セラミック焼き網でいい感じに焼いていきます。脂の乗ったイワシなので、いちやぼしにしてもしっかりと脂が残っています。火事にならないように気をつけながら。
面白かったのは、焼いていくと身がふっくらと膨らんだこと。アジやその他の焼き魚と比べると身が小さく可食部が少なそうなイワシ。さらに干物にすると水分が抜けてさらに小さくなる感がこれまでありましたが、このイワシ、身が膨らみました。不思議ですね。
そそられる魚の脂のいい香り。すっかり台所は朝ごはん気分です。昼ごはんで食べたんですけどね。干したことで水分が抜けて味が濃縮され、それでいて身はふっくら。イワシの丸干しに比べクセがなくとても食べやすい印象です。
これは我が家の定番になる予感。イワシを開いてから一夜干し。なかなかよし。
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ひかる