ひかるぶろぐ

部屋のインテリアを損なわない「シンプル」で「スリム」なキャットタワー

こんにちは。ひかるです。

我が家の愛猫たわしくんグッズを紹介するエントリーです。餌入れ、水飲み台に続いて、今回はキャットタワー。

>>我が家に猫がやってきました

我が家に猫がやってきました

2019年5月7日

>>猫の餌入れは何を選ぶ?自動給餌器「カリカリマシーンSP」レビュー

猫の餌入れは何を選ぶ?自動給餌器「カリカリマシーンSP」レビュー

2019年5月27日

>>猫用水飲み台(循環ろ過型)「セラミックファウンテン」レビュー

猫用水飲み台(循環ろ過型)「セラミックファウンテン」レビュー

2019年6月3日

 

キャットタワーは高いところが好きな猫にとって、また室内飼いでストレスがたまりがちなわけで欠かせないアイテムの一つです。

我が家は「シンプル」「スリム」なものをチョイスしました。なんでもAmazonで買える便利な時代ですね。

 

キャットタワーを選ぶ条件

僕がキャットタワーに求めたのは次の条件です。

  1. 昼寝用のハンモックがついている
  2. 爪とぎができる
  3. 「部屋のインテリアを損なわない」「かさばらない」デザイン性

「キャットタワーがなぜ必要なのか?」

このことを考えると、愛猫の「運動不足解消」「居場所」この2つにたどり着きました。

猫のご先祖たちは野生では木登りをする動物だったそうです。現代では室内で飼うことで基本となっているので猫が木登りしている図は街中で見かけることはほぼゼロなので意外です。

 

動画でわかるように、木の幹に爪を引っ掛けて器用に登っていきます。かわいい。。

こんな風に、たわしくんが登る姿を見たいなあ・・・なんて飼い主よがりの妄想してムラムラしつつ、冷静に「猫のため」を考えると、猫にとって木登りとは「かなりいい運動」になります。見た目通り全身運動なので、猫じゃらしで猫パンチするのとは訳が違います。

野良猫と違って、室内飼い猫はどうしても全身運動をさせるのが難しく。猫じゃらしを使って遊ばすことはもちろん必要ですが、ずっと構ってあげられるわけでもなく(構おうとするとそっぽ向かれたり)、一人遊びが得意な猫にとって、気が向いた時にささっと運動できる仕掛けが部屋の中に必要になります。

猫は高い場所が好きな動物です。猫のジャンプ力はものすごくて、自分の5倍も高く跳ね上がることができます。着地の達人でもあり、仰向けで落下しても即座に反転して足からシュタっと着地できることでも有名ですよね。

>>Gigazine:猫はどうしていつも足から着地することができるのか

 

彼ら猫たちが高いところに登る理由はわかりませんが、天敵から距離を取れる、文字通り俯瞰して周囲の状況を観察しているんじゃないかと思わされます。実際、我が家のたわしくんは来客(女性)が来ると適切な距離をとって近づこうとはしません。オスなのに。男性には擦り寄っていきます。オスなのに。

要するに、高いところなら誰も手出しできないし、落ち着くじゃん?ってことだと思うので、彼らにとって「絶対不可侵な居場所」として部屋の中にそうした居場所をつくってあげるのは必要です。我が家のたわしくんはエアコンの上で昼寝するのがお気に入りです。寝ぼけて落ちそうになり前足で崖つかまりして飼い主を慌てさせることもありますが、いまだに落下したことがないのはさすが猫。

 

そんなわけで、「運動不足解消」と「居場所」をクリアするアイテムは何かと考えると、キャットタワーが必須となってくるわけで、それでもキャットタワー反対派が家族の中にいて、「猫ちゃんが登っていく姿を見たい」という自己満足的な理由では説得できなければ、この2点を押せばキャットタワーが自宅にやってくる日はそう遠くはないはずです。

それに加えて、キャットタワーの中には爪とぎができるものもあります。猫の爪とぎはかなり深刻な場合もあって、部屋の壁をガリガリとしようものなら賃貸住宅では引っ越し時の修繕費が恐ろしい。ひどくなければクロスの張り替えのみ、敷金内で済むことがほとんどのはずですが、賃貸契約はほとんど貸主(大家)のさじ加減次第、良心次第で、高額な請求がきてもおかしくありません。

生き物なのだから爪は伸びるし、そりゃガリガリしてご自慢の爪をメンテナンスをしたい。定期的に爪を切ってあげてますが、そういう問題じゃなくて生理現象としてガリガリしちゃうんだと思います。本能で。

 

「せめて、壁じゃなくてそれ専用の爪とぎアイテムでガリガリして」と思うのは全飼い主の願いで、そうしたアイテムはあるのですが、キャットタワーがその役割を果たしてくれるのは不要なモノを部屋に置かなくて済みます。一石二鳥です。そもそも猫が木登りする理由の一つが爪とぎだったりするようなので、キャットタワーに登って爪を研ぐのはごくごく自然な反応のように思います。

運動不足が解消できて、居心地のいい居場所になり、爪も研げる。そうした条件でキャットタワーを探しました。

 

 

と、もう一点。デザイン性もかかせません。どんなに猫ちゃんが喜ぶキャットタワーであっても、それが部屋の中で存在感MAXだとちょっと尻込みしてしまいます。

猫と一生暮らしていくわけだけど、全てが猫のため、人間を犠牲にする、っていうのはちょっと違う。と、思っちゃうわけです。キャットタワーの中にはジャングルジムのような猫ちゃん垂涎間違いなしな商品もあります。が、めちゃくちゃデカイ。

とてつもなく広い部屋ならいいのですが、12畳のリビングに半畳ほどにもなある大きなキャットタワーが鎮座していれば「かさばり感がハンパない。それに、キャットタワーは高さがあるアイテムなのでどうしても見た目の圧迫感は強くなります。複数飼いならまだしも、一匹の猫ちゃんのために大掛かりなジャングルジムはちょっと我が家には不釣り合いでした。

かさばりやすいキャットタワーの中でも、シンプルでスリムなデザイン性という観点は猫と人との無理のない共生にとって必要不可欠です。

 

「シンプル」「スリム」な我が家のキャットタワー

冒頭で紹介したキャットタワーをAmazonにて購入。ブランド名や商品サイトはなく、少し不安ではありましたが半年経った今でも全く問題なく使用できています。

この商品の良い点でまずあげられるのはシンプル・スリムなデザイン性です。太めのポールに板が3枚、この基本セットに昼寝用ハンモック1つを追加したシンプルな構成です。

 

ポールの直径は10cm弱、高さは最大265cm。床と天井を板でつっぱって固定します。

 

床板(台座)は38cm四方、厚さ10cm。場所をとりません。ポールに板が数枚顔を出しているという風貌なので見た目にもかなりシンプルです。

 

猫はポールに爪を引っ掛けて上へ登り、降りるときは板をつたって階段のように降りてきます。

 

ポールは麻縄で覆われているので、登る時に爪をひっかけやすく、この麻縄が爪とぎの役割も担っています。

 

子猫のたわしくんには少し難易度が高いようで、一番上までは登り切ることができていません。

※のちに、頂上まで到達。今では元気に登り降りを楽しんでいます。

 

降りるのも恐る恐る。それがまたかわいいんですよね。。。子猫のうちは少し心配でしたがそれでも落下することは一度もありませんでした。登ったものの、降りれなくなったときは抱きかかえて降ろしてあげます。

 

追加購入した専用ハンモックの評判も上々。高品質、とはいえないフリース素材ですがこの中で昼寝をするのがお気に入りです。夏場はさすがに暑いのか、この中で昼寝はせず。

 

我が家のたわしくんは、人懐っこい性格なこともあり、僕の目線の高さに来ようとします。デスクに座ればデスクの上に、立ち上がればキャットタワーに登りこちらを見てきます。気づいたらそのまま寝てることも。

 

我が家のキャットタワーの使用一例として。ビニール袋を丸く束ねたものを投げ、それを頂上の板でキャッチするという遊びが、たわしくんの一番のお気に入りです。

 

僕がビニール袋を手に取ると、一目散にキャットタワーを駆け登り、投げてくるのを待ち受ける姿たまらなく、かわいい。

 

キャッチした後は咥えたまま降りて持ってきてくれます。そしてまた駆け登る・・・。このエンドレスリピートが好きな遊び方。

この方法で意図的に運動してくれるし、ちゃんと疲れるのでご飯も食べてぐっすり眠ってくれます。猫の性格もいろいろなので、キャットタワーを気に入るかどうかは使ってみないとわからないのが困ったものです。

ただ、わざわざペットショップにキャットタワーを買いに行く・持ち帰る手間を考えると、Amazonで配送してもらった方がはるかに楽ですし、このキャットタワーの本体価格は9,000円ほど。ジャングルジムタイプが20,000円超であることを考えるとコスパはとてもよし。猫ちゃんが気に入らなくてもそれほど痛手にはなりません。

設置してしばらくしてから、成長とともに急に目覚めて登り始めることがあるかも。使われない期間があっても、シンプルでスリムなデザインなので、部屋のインテリアを損なわないというのもこのアイテムの大きな特徴です。

 

紹介したアイテム

ひかる