こんにちは。ひかるです。
近所の魚屋さんで生のミズダコが手に入りました。念願。
普段、どこのスーパーに行っても茹で(蒸し)ダコしか扱っていません。上野の吉池が懐かしい。。
>>上野アメ横で魚屋さんをお探しでしたら、「吉池」へどうぞ。
まるまる一本そのままで売っていたので、今回は脚一本を食べ尽くす生ダコの食べ方をまとめます。
生ダコの食べ方を考える
生のミズダコ。キロ価格でしたがこれで1,500円ぐらい。食べ切れるかちょっと心配(その後、この悩みは杞憂となる)。
生ダコ脚一本、根元から脚先まで部位ごとに調理法を変えることにしました。緩やかに、脚先が柔らかく根元になるにつれ太くなり食感は硬くなりがち。
刺身は薄くスライスするのが好みなので根元、桜煮をやわらかくしたいので脚先を。消去法で真ん中あたりを唐揚げにしてみます。
生ダコの食べ方1:刺身
まずは新鮮なうちに刺身にします。生で食べるのが美味しい刺身ですが生ダコの場合軽く茹でます。塩でしごいてぬめりを十分に取りますが、それでも若干残るので茹でることでさらに食べやすく。
また、吸盤に熱を入れた方がぷりんとして食感が楽しくなります。生ダコといいつつ、市販の生ダコの刺身はほとんど軽く茹でているはず。
沸騰した鍋の中へ。火を通し過ぎると「茹でダコ」になってせっかくの生ダコが台無しなので、約1分ほどで鍋からあげます。
余熱が入らないよう生ダコを冷水の中へ。
茹でる前と比べ、吸盤がシャキっとしました。身の方も表面は熱が入り締まっています。吸盤は外して生ダコの脚部分を薄く削ぎ切りに。
1品目。生ダコの刺身。
表面はキュッと。中身はレアでとろっと。タコは本当に食感が楽しくて好き。
生ダコの食べ方2:吸盤ポン酢
生ダコの食べ方2品目。吸盤ポン酢です。
>>生たこを買ったら酒のつまみに絶対作りたい「たこの吸盤ポン酢」
刺身用に軽く茹でた吸盤を一つずつカットして(大きいものは半分に)、ポン酢とネギを添えて。日本酒が進むやつです。最も好きな酒の肴の一つ。
ポン酢は自家製。さくっと自作できます。
- 醤油
- 粉末だし(かつお)
- 柑橘果汁(ポッカレモンでOK)
生ダコの食べ方3:たこの唐揚げ
生ダコの食べ方3品目は唐揚げです。ここからは冷凍保存しておいて後日調理してもまったく問題なし。タコは冷凍が向いている食材の一つ。保存性が高いので生ダコを大量に仕入れても問題なし。
まずは生ダコの脚を一口大にカット。吸盤と身をわけると食感の違いが楽しめます。
塩胡椒をして小麦粉をまぶして揚げ油の中へ。油は少量で十分。途中ひっくり返せば全体がしっかり揚がります。
淡白なタコも揚げ物にするとコッテリいただけます。これはビールですな。レモンを絞っても絞らなくても。
生ダコの食べ方4:たこの桜煮
最後は桜煮です。タコを柔らかく煮るのはなかなか難しく、スーパーで手に入る茹でダコを柔らかく煮付けるのは少しハードルが高い。それでも「冷凍」「破壊」のポイントを抑えると柔らかく煮ることもできます。
今回は生から煮付けるのでトロッとろに柔らかく仕上げます。事前に冷凍しておいた生ダコを解凍、麺棒などで叩いて組織を破壊しておきます。
あとは圧力鍋で加圧後5分間。その後調味料を加えてさらに5分間。
- 醤油
- 砂糖
最近圧力鍋の可能性に気づいたんですけど、圧力鍋で肉を調理すると見違えた料理に仕上がるのですが、これはまた別の機会にまとめます。
もう本当にとろっとろ。歯がなくても食べられるというのが偽りではないレベルの柔らかさ。これは日本酒。
ご飯なら、茶飯との相性が最高です。甘辛いたこの桜煮とふんわり香る茶飯。我が家の鉄板入りです。
刺身、唐揚げ、煮付け。生ダコなら様々な調理で丸ごと楽しめます。冷凍もできますし。コストパフォーマンスはかなり高いと思います。
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ひかる