こんばんは。ひかるです。
今回は大好きないかを酒の肴にします。げそを一夜干しにしたら大変美味しくなるのですが、今回はそこに一手間加えてみました。これがべらぼうな酒の肴だったのでご紹介します。
この時期にしてはサイズの大きなスルメイカが手に入りました。鮮度もとてもよさそうです。
胴体は綺麗に皮をむいて、お寿司にしていただきます。
>>後日アップ
げそは塩分3%の水に15分ほど浸してそのまま一晩ほど網で干します。
一晩8時間経つと、げその足先からぴかぴかに乾燥していきます。これ以上やるとスルメになっちゃうので頃合いで干すのは終了。
一般的にはゲソの中でも触手(長い2本)は食べずに捨ててしまうのですが、僕はもったいないのでしっかり洗ってそのまま食べます。2本多めにげそを食べられるからお得。
ゲソの根元についているクチバシは外しますが、そのまた奥にあるメガラスと言われる通称いかなんこつは残したまま。これがまたコリコリして美味しい部位です。珍味ですね。
次に一夜干しにしたするめいかげそを網で赤外線焼き。炭火と同じ効果のあるセラミックの焼き網は欠かせない調理器具です。
>>干物の美味しい焼き方はどっち?「魚焼グリル」VS「赤外線遠火」
そして、ここからが今回のポイント。するめいかを捌いた時のわた(肝)を捨てずにとっておいて、ここに酒を加えます。わた:酒 = 5:1ぐらい、いかわたをソースにしたいので酒で延ばすような分量のイメージです。
これを70%ほど焼き上げたいかげそにハケを使ってぬりぬり。さらに焼き続けて良い感じに焦がすと、いかわたのなんとも言えない素敵な香りが立ちます。
お好みで最後にもう一度お皿の上でいかわたソースを塗り塗りしたら完成。一味でピリ辛にするのがおすすめです。
炙って焦がすことで、いかわたの芳しい香りと、一夜干しにして水分が程よく抜けてうま味と香りが凝縮したいかげそ本来のうま味が爆発します。これは間違いないやつです。
絶対に日本酒!熱燗・ぬる燗どちらでもどーぞ!
するめいかのわたは本当に美味しくて酒の肴にも、白飯のお供にもバツグンです。冬になったら、ホイル焼きに、いかわた鍋なんかにしたりして。
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ひかる