こんばんは。ひかるです。
「料理をするために揃えておくべきものって何?」
「便利な料理道具は?」
このエントリーでは僕が自宅で使っている調理道具を紹介します。まな板、包丁、フライパン。このあたりは当たり前のように必要ですが、もうちょっと踏み込んで書いてみます。※随時更新します。
計量スプーン
味付けに欠かせないのが計量スプーン。僕がオススメしたいのは1gを測れるサイズの計量スプーンです。
計量スプーンは一般的には「小さじ・大さじ」を計るために使われます。ですが、「小さじ・大さじ」という料理でしか使われない単位は僕は使いません。なぜなら、スプーンを使って計量するのにやり方によってブレが生じてしまう、また計量する材料(液体or個体、食塩or砂糖etc.)によって重さが諸々変わるからです。詳しくは下をどうぞ。
>>調味料の重量(質量)換算まとめ 小さじ(大さじ)1・1カップは何グラム?
小さじ・大さじよりもgで統一した方が料理はしやすい、というのが僕の考え。
そんな中でも以下のエントリーで紹介している計量スプーンはやっぱり重宝します。
>>【レビュー】計量スプーンはおしゃれ+実用性!貝印の「1ml」は料理を上手くする
料理の味付けって味見をしながら「薄い?濃い?」と判断して足したり減らしたりと感覚的なものですが、どんな料理でも基本は「食材重量の0.8〜1%塩分量」というルールがあります。なぜ0.8〜1%かというと、ヒトの体液の濃度がこの数値であり、これよりも高い塩分だと「塩っぱい」、低いと「薄い(味がしない)」と味覚が感じるようにプログラミングされています。
なぜなら、ヒトは無意識下で体液の塩分濃度を常に一定に保ちたいので、舌が判定装置になっています。塩っぱい料理を食べると喉が乾くのは体内の塩分濃度を下げようとするためです。
そこでオススメする1g計量スプーンですが、わざわざクッキングスケールを取り出して毎回調味料を計量するのはなかなか大変だったりするので、スプーン1杯=1gと予めわかっていれば、さっと料理に使えるというわけです。例えば、200gのステーキに味付けする食塩はスプーン2杯でOK、といった具合です。
クッキングスケール
計量スプーンでも触れましたが、食材の重量を計るクッキングスケールはとても重要です。常に「食材重量の○%」とか「醤油:酒=1:1」とかしっかり数値を把握しながら料理すると絶対に失敗しません。
味付けで失敗するのは感覚的に「これぐらい」と思い込み「なんとなく」でやってしまうからです。特に梅干しなどの保存食で塩分濃度をコントロールできないのは致命傷です。適切な塩分濃度でなければ腐りやすくなってしまうからです。
>>梅干しをジップロックだけで作る!現代版手抜き梅干しの作り方
常に食材や調味料の重量を把握しながら料理をしましょう。
温度計
重量とともにチェックすべきは温度です。
といっても、使う場面は先述の2つよりも少ないかもしれませんが、今流行りの低温調理法には欠かせないアイテムです。
低温調理において、適切に温度をコントロールできないと食中毒のリスクがべらぼうに高くなります。そしてせっかく肉を「しっとり柔らかく」調理できるのに「固すぎてパサパサ」と失敗してしまうことにもつながります。
温度計は低温調理以外にも、厚切り肉のローストの中心温度、揚げ油の温度を測るなどにも使います。
焼き網
僕のブログで頻繁に登場するのが焼き網です。フライパンよりも多いかも。これは超絶にオススメしたい。一家に1つあってもいいと思ってます。
焼き網はフライパンと異なる「熱」を使うことができます。「伝導」ではなく「放射」。詳しくはこちら。
ステーキや焼き鳥・焼肉、焼き魚などの場合、フライパンを使うよりもカリッとジューシーに仕上げることができます。焼き網の中でも特にセラミック製のものはガスコンロで熱することによって赤外線をよく放射しますので、炭火と類似した効果を再現することができます。
ちょいとガスコンロの掃除が大変になりますが、多くの焼き料理では焼き網を使うとお店のような質感にしあげることができます。焼き鳥や焼肉なんてもうお店の味ですから。
>>【焼き鳥の焼き方】自宅でグリルよりも美味しく焼き上げるには?
>>コブクロのレシピをググってるあなたへ。今宵はキッチン焼肉にしませんか?
ただし、セラミック焼き網は使えば使うほど劣化するため消耗品と割り切って定期的に買い換えることになります。焼き網をよく使う我が家ではだいたい4〜6ヶ月が目安です。
紹介したアイテム
ひかる