こんにちは。ひかるです。
赤提灯系の居酒屋料理や肉料理を自宅キッチンで再現するブログ「ひかるぶろぐ」では、食材や調味料は「g(グラム)」で計量することを推奨しています。
ネットに落ちている料理レシピでは「小さじ・大さじ」「カップ」の表記がほとんどです。このエントリーではこれの単位をg(グラム)に変換された数値をまとめます。自分向けの備忘録。
サマリー
- 和食で頻出する調味料の重量グラム換算まとめ
- 小さじ1(5ml(5cc))= 5g ※ 水の場合。小さじ3で大さじ1となる
- 1カップ=200ml(200cc)= 200g ※ 水の場合。
エントリー後半では小さじ・大さじ、カップ計量の問題点
グラム重量(質量)換算表
僕が料理するときによく使う調味料や食材についてまとめます。
僕は赤提灯or肉料理ばかり作っているのでそれっぽい調味料や食材が並んでいますが、その中にベーキングパウダーがあるのは毎朝パンケーキ焼いてるからです。赤提灯とは全く関係ありませんねぇ・・・。
小さじ 5ml | 大さじ 15ml | カップ 200ml | |
水・酒 | 5g | 15g | 200g |
上白糖 | 3g | 9g | 130g |
食塩 | 6g | 18g | 240g |
酢 | 5g | 15g | 200g |
醤油 | 6g | 18g | 230g |
味噌 | 6g | 18g | 230g |
本みりん | 6g | 18g | 230g |
みりん風調味料 | 6g | 19g | 250g |
うま味調味料(味の素) | 4g | 12g | – |
丸鶏ガラスープの素 | 2.5g | 7.5g | – |
植物油 (サラダ油・ごま油・オリーブオイル) | 4g | 12g | 180g |
動物脂(ラード) | 4g | 12g | 170g |
バター | 4g | 12g | 180g |
小麦粉(薄力粉・強力粉) | 3g | 9g | 110g |
パン粉 | 1g | 3g | 40g |
ベーキングパウダー | 4g | 12g | 150g |
牛乳 | 5g | 15g | 210g |
片栗粉 | 3g | 9g | 130g |
ウスターソース | 6g | 18g | – |
トマトケチャップ | 5g | 15g | – |
マヨネーズ | 4g | 12g | – |
小さじ・大さじ計量は料理で使いにくい

小さじ・大さじは計量スプーンが基になっている計量単位です。
重量グラム換算表を見ればわかりますが、小さじ・大さじという単位は計量する調味料によって重さが大きく異なります。例えば、同じ小さじ1でも上白糖(≒砂糖)と食塩ではグラム単位にすると2倍もの違いがあります。
さらに、小さじ・大さじ単位の問題点として、小さじよりも小さな計量ができない点があります。一人分の料理やサラダドレッシングなど少量だけ計量したい場面に多くぶち当たりますよね。それでも「小さじ1/2」「小さじ1/4」などの単位が存在しますが、計量スプーン1杯から半分だけ取り除くという行為はおよそ正確ではなくなります。
しかしグラム(質量)で計量するならばキッチンスケールを使うことで、0.1〜1gとさらに小さな値まで計ることができます。ちなみに、水の場合「小さじ1=5g、小さじ3=大さじ1=15g」です。
キッチンスケールは色々な商品がありますが、見るべきは最小計量単位と最大計量、そしてデザイン。その他の要素はどのキッチンスケールでもあまり大差ありません。
キッチンスケールで万能ではないことに気をつける必要があります。小さい単位が計れることは素晴らしく思いますが、実は家庭用のキッチンスケールは精巧ではなく、誤差が生じることを許容しなくてはなりません。例えば、株式会社タニタは精度の保証範囲として取扱説明書(画像はKD-200)にも記載があります。「±2〜3gの範囲まで精度を保証します」これを言い換えれば「誤差±2〜3gは通常運転だからね?」て感じでしょうか。
ちなみに、よく使う食塩や砂糖の計量スプーンは1mlのものがオススメ。わざわざキッチンスケールを使わなくても「スプーンすりきり1杯=1.2g(≒1g)」を計ってサッと料理に使えます。
>>【レビュー】計量スプーンはおしゃれ+実用性!貝印の「1ml」は料理を上手くする
カップ計量で気をつけないとならないこと

カップ(ml)計量も小さじ・大さじと同様、計量する調味料によってグラム重量(質量)は異なります。さらに気をつけたいのは小さじ・大さじとカップの体積です。小さじ1の体積は5ml(5cc)、1カップは200ml(200cc)ですが・・・
「小さじ40で1カップと同じ体積だから、小さじの重量(g)を40倍したら、1カップの重さがわかるじゃん」
理屈としてはこうなる。しかし、小さじを40倍にしても1カップのグラム重量と同じにはなりません。例えば、醤油小さじ1は6gですが1カップは240gではなく、230gとやや少なくなります。
不思議だなーと思って調べてみると、嵩比重なるものが関係しているようですが理解に乏しいのでここでは割愛させていただきます・・・(勉強します)。
小さじ・大さじやカップ計量の問題点をあげました。これらの単位でごちゃごちゃ頭使うよりも、グラム計量に統一すれば算数に頭使わず、料理に集中できるようになります。
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