冷蔵庫に放置した「カチカチご飯」をふっくら復活させる方法

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こんにちは。ひかるです。

冷蔵庫にしまって忘れてたご飯ってありませんか。ご飯党の我が家でもたまーにあります。数日間放置されていた可哀想な白飯。

いざ温めようと手に取ってみると、乾燥してカッチカチになっています。ラップをしていたにもかかわらず。

このまま電子レンジで温めてもあの炊き立てのような食感には程遠く。ぱっさぱさ。泣く泣く、捨ててしまっていませんか。そのお米復活します。

白米の性質を応用すると炊きたて(とまではいかないかも)のような食感に復活させる方法を紹介します。

※ここで紹介するのは炊飯後冷蔵保存で1週間以内のものです。1ヶ月以上などあまりにも古いものは食あたりリスクがあるので、常識の範囲内で自己責任にてお願いします。

 

カチカチご飯を復活させるには? 〜実践編〜

カチカチに乾燥したご飯を柔らかく復活させるのはとても簡単。水を加えて電子レンジで温めるだけです。なぜ復活するのか理屈は後ほど。

見るも無残なカチカチご飯。触ってみるとポロポロと崩れたりダマ状になって粘り気も一切ありません。このカチカチご飯を柔らかく復活させます。

 

カチカチご飯重量の約1%の水を皿の中に加えます。理想は霧吹きのようにカチカチご飯全体に水分が行き渡るように。多すぎるとおかゆ のようにべちゃっとするので注意。

水を加えたらラップをします。たるみがないようぴしっと、密封するようにラップで包みます。

 

電子レンジでアツアツになるまで温めます。温め時間は目安3分間ですが、ラップがきゅっと締まるぐらいに温めるのがGOODです。

 

どうしても皿の底に水分が残っているので皿底あたりのご飯は柔らかく上側のご飯は硬めになります。全体をしゃもじでまぜまぜして馴染ませるとよし。混ぜている間にも柔らかくなっていくので1分ほど待つとより良く仕上がります。

あの無残なカチカチぱさぱさポロポロご飯がふっくらとした食感に。お試しあれ。

 

カチカチご飯を復活させるには? 〜理屈編〜

なぜカチカチご飯が柔らかくなったのか。米の性質を応用しています。

白米は(水と加熱による)炊飯によって柔らかくなります。これを「デンプンのα化(糊化)」といいます。炊飯後のご飯は冷やされると、内部の水分が飛び硬くなるのですが、これは「デンプンのβ化(老化)」。詳しくは次のリンクで。

>>ガスで鍋の炊飯をするポイントまとめ

料理科学

ガスで鍋の炊飯をするポイントまとめ

2018年3月13日

 

デンプンのα・β化の原理によって、米は柔らかくなったり硬くなったりしているわけで、カチカチになったご飯は水分が足りていない状態です。「水+加熱」をすることで、デンプンが水分を吸収して膨張し再び柔らかく粘り気のある上チアに復活させることができます。

そんなわけで、いくらかの水分を加えてラップをし温めることで米が柔らかくなるのですが、平たく言えば「蒸し」ているのと同じ状況をつくっているわけです。

 

ひかる




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2013年大卒。社員3名零細スタートアップベンチャー新卒入社。組織開発コンサルに従事後、17年12月末退職。収入0からリスタート。好きなことやりたいことに素直に!ブログを綴りながら生きていく!人生実験してます。