こんにちは。ひかるです。
今年はたくさんホタルイカを堪能できました。というのも、コロナの影響もあってか、富山さんのホタルイカがとても値下がりしていたためで。今日から6月。すでにほたるいかの季節は終わった気配ですが、名残惜しんだエントリーです。
ほたるいかは通常、ボイルの状態で売られていますが、中には「生」のまま売られていたりもします。
見つけたら迷わずカゴに入れて、自家製で沖漬けを作ったり、刺身で食べたり(※アニサキスのリスクがあるので内臓を取ったり冷凍処理していただくべし)。
他にも希少な生ほたるいかを美味しく食べる方法はないものかと調べた結果、ありました。しゃぶしゃぶ。
生ワカメと長ネギと一緒にシンプルに。僕はほたるいかの美味しさはワタ(内臓)にあると思っています。特に富山産のほたるいかはワタが大きく脂が乗っていて濃厚です。ボイルなら刺身でいただくことの多いほたるいかですが、温度をあげて温かい状態の方がワタの香りが引き立ってなお良い、というのが持論。
それならほたるいかのしゃぶしゃぶが美味しい理由に納得です。
生わかめは湯の中に通すとささーっと鮮やかな緑色に発色するのが楽しく、もともと茹でられたわかめに比べて食感もシャッキリと美味しい。わかめをしゃぶしゃぶしているうちにそのうま味成分も湯の中に加わります。
茹だったお湯の中に生のホタルイカを入れてしまうと、ワタが弾けてボロボロになってしまうので、火を弱めて優しく静かに。肉のしゃぶしゃぶとは違って実際には「湯の中に沈めてしばし待つ!」です。ゲソがくるっと丸まって弾力が出てきたら食べごろ。酢味噌なり、ポン酢ををつけていただくと、これがまたぬる燗の純米酒にぴったりです。
ボイルほたるいかでもしゃぶしゃぶは試してみましたが、さすが生のほたるいか。茹で上げ直後のワタの香りが段違いでまるで別物です。
丁寧にしゃぶしゃぶしていても、ワタは湯の中に溢れてしまいます。これ、超美味しいんです。
味噌を溶いてほたるいか出汁の味噌汁に。ほろ酔いの締めに最適です。
ひかる
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