こんにちは。ひかるです。
家に余っていたもらいもののコンビーフ。なんと和えそば(汁なしラーメン)にしてみたらこれが美味しくて備忘録としてエントリーにします。
事前準備として自家製麺は以下で用意。
- 小麦粉(春よ恋)
- 加水率:35%
- 塩:水に対し3.25%
- かん水:水に対し2.5%
- 全卵:小麦に対し約11%
卵を練り込むことでもっちりした麺になります。卵にも水分があるので勘案して加水率を低めに設定。茹でると膨張しやすく麺が太くなりやすいのが卵麺の特徴です。
自家製麺は大変なのでスーパーで中華麺を買ってくる。つけ麺用の太めがおすすめです。
コンビーフは10gほどに薄くスライスしてフライパンで焼く。油をしかずに弱火で火にかけます。
時間が経つとコンビーフから牛脂が出てきます。これがコンビーフ和えそばの味の決め手で、牛肉の香りと甘みがうまい。弱火で時間をかけてカリカリに焼くことで脂を引き出し、コンビーフの焦がした風味がまたいい。
こちらも味の決め手となる芝麻醤。我が家の特製です。なければスーパーへ。和えそばでは、アツアツの麺同士がくっつかないようにするために潤滑油として油を加えますが、今回はコンビーフから出る牛脂でありこの芝麻醤に役割を担ってもらいます。
>>自家製 芝麻醤(チーマージャン)の作り方と自作するメリット
丼に芝麻醤、砂糖、醤油ダレ(醤油とみりん5:2)を加え茹で上がった麺を和える。茹で汁をいくらか入れてあげるとなめらかに麺を混ぜ合わせることができます。しっかり湯切りすればいいわけではないのです。
仕上げにコンビーフとその脂、ブラックペッパーを多めに振りかけたらコンビーフ和えそばの完成。
よーく和えていただきます。もともとコンビーフはホロホロに崩れやすい肉なのでとてもよく麺と絡みます。牛脂の甘い香りが食欲をそそる。芝麻醤のごまの香りにコク、そしてコンビーフの塩味も良いアクセント。
健康的な料理ではまったくないのですが、ジャンクフード的な味わいや背徳感、「もう一口」と後を引く中毒性があるんです。
さらにコンビーフ和えそばの良いところはカスタマイズ性。パクチーをドサッと入れてクセのある爽やかな香りをプラスしたり、
チーズを乗せてバーナーで炙ってガッツリ感を増強しても美味しい。他にも生卵を入れたりラー油で辛くしたりしても。どんなベクトルにもきっちり合わしてくれるバランス感覚が素敵です。そしてとってもジャンキーです。
これはぜひ試ししてほしいヤツです。スーパーでコンビーフと麺と芝麻醤を買ってくればできるから…!
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ひかる
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