弁当に「おいなりさん」をぎっしり詰めて。我が家の簡単いなり寿司の作り方(レシピ)

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こんにちは。ひかるです。

おいなりさん好きですか?僕は子供の頃好きではありませんでした。

おいなりさんこと、いなり寿司の”寿司”というところがとても納得できず。無類の寿司好きとしては握り寿司が至高であり、寿司といえば握り寿司でした、子供の頃。

でも、いなり寿司って僕が至高と崇める握り寿司とは程遠くて。魚介のネタが一切入っていなければわさびも必要ないのに。いなり寿司だと・・・?

それからこれまでの人生はずっといなり寿司を敬遠してきたのですが、この前ふとかのピッピ(≒彼女)のリクエストでつくってみたところ、これはこれで美味しいですね。おいなりさん、今までごめんなさい。いなり寿司が我が家の定番になりました。

三十路となった今、弁当をもって出かけることも少なくなりましたが、たまのピクニックや春のお花見、実家に帰ったり友達への差し入れとして、弁当箱にギッシギシに詰め込んだいなり寿司が「こなれ感」を演出できて楽しいのです。

 

おいなりさんが美味しいのは”しみっしみ”のお揚げ

いつのまにか「おいなりさんLOVER」と化した僕ですが、おいなりさんの美味しいポイントはやっぱりお揚げにあり。

何の変哲も無い油揚げが醤油や砂糖なんかを吸い込んだあのしみっしみ感。「油揚げ版日焼けサロン」よろしくあのきつね色を見るだけでもよだれが出るというものです。炊くことで油揚げが持つ油がいい感じに抜けて、調味料と混ざり合ったあの「あんばい」がたまらない。頬張るたびにおいなりさんのお揚げは正義だということを思い知らせてくれます。

 

少ない調味料でおあげを炊きたいので小鍋を使いたいのだけれど、油揚げはとてもかさばるので大鍋を用意します。

 

調味料をケチって小鍋だとこんな感じに失敗します。これではお揚げはつくれない。。

 

 

大きめの鍋に平に敷いて調味料と一緒にアルミホイルで落し蓋。油揚げがぷかぷか浮いてくるので重石をすると調味料をしっかり吸ってくれていいかも。

 

炊き上がったお揚げ。少し冷ましてから吸い上げた汁をしっかり絞ります。絞らないとご飯がべちゃべちゃに。

 

いなり寿司はシンプルな料理だからこそ加えたい酢飯への手間

炊いたお揚げに酢飯を詰めるだけというとてもシンプルないなり寿司。おいなりさんが「寿司」を名乗れるのは酢飯だからこそでそこにしか寿司としてのアイデンティティは無いと思います。おいなりさんに詰めるものが酢飯でないならもはや「いなり飯」に他なりません。

シンプルに酢飯でも良いのだけれど、酢飯に一手間加えて「品の良さ」を醸します。つまるところ、おいなりさんの「具」のことを言っているのですが、我が家では「ひじき」が筆頭候補。

 

まずは基本の酢飯。炊き上がった白米に、米酢(決して穀物酢ではない!)、塩に砂糖。配合は使う酢やお好みで。

  • 白米:1合
  • 米酢:25g(米重量の7.5%)
  • 塩:2.5g(〃0.75%)
  • 砂糖:6g(〃1.8%)

>>木曽さわらの木目と香りが美しい田上定行職人のこだわり飯台

木曽さわらの木目と香りが美しい田上定行職人のこだわり飯台

2019年6月19日

 

出来上がった酢飯にひじきの煮物を加えます。市販のひじきでもいいのですが、我が家では常備菜として冷蔵庫で余ったものを酢飯に加えます。

食感が寂しいので白ごまもプラス。

 

お揚げに詰めておいなりさんの完成。お揚げの甘じょっぱさに酢飯のキリッとした酸味。おいなりさんって不思議といくらでも食べられちゃいますよねえ。。

 

ひかる




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ABOUTこの記事をかいた人

2013年大卒。社員3名零細スタートアップベンチャー新卒入社。組織開発コンサルに従事後、17年12月末退職。収入0からリスタート。好きなことやりたいことに素直に!ブログを綴りながら生きていく!人生実験してます。