実家の煮魚といえば我が家では決まって「黒カレイの煮付け」

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こんにちは。ひかるです。

お袋の味ってほどでもないのですが、おかあ(母親)が手作りする「煮魚」といえば我が家では「子持ちガレイ」一択でした。

煮魚といえばイワシに赤魚などなど色々とあるのですが、なぜか決まってカレイ。しかも子持ちのもの。

小さいころ、魚の卵といえばタラコが定番で、しかもすでに製品化されてパック詰めされているものしか目にしていないので、子持ちカレイに卵が詰まっている状態を目にするのはそれなりにショッキングでした。

味わいはタラコのような食感なのだけどタラコほど濃厚な感じはなく淡白。「味がしないなあ」なんて思いながら食卓に出された義務感で口にしていたことを思い出します。

 

煮魚に限りませんが、母親(ないし父親)のつくる料理や使う素材って割りかし定番化しますよね。我が家の場合他には、なぜかもつ煮の登場頻度が高かったり、豚肉といえば決まって生姜焼きが出されました。

思い返すとあれって多分に作り手の色の好みが反映されていて、作り手が嫌いな食べ物や料理は食卓にあがることが無かったように思います(少なくとも我が家の場合は)。

極め付けは朝食には”必ず”ウィンナー炒めが出てきました。一度理由を聞いたことがあるのですが、ハッキリと「私が好きだから」と答えられたっけ。

 

前置きが長くなりましたが、人間どんなものを食べてきたかがその後大人になってからも続く食に対する興味関心とか偏食とかに関わってくるのは間違いないのだろうけど、そこには「お袋の味」が超影響していて、「子供の食の自由と権利」は母が握っている専制君主制。

定番化された料理たちはあるものの、おかあしかり特におばあちゃんがいろいろな料理をつくったり食べさせてくれたので、僕は食べることが好きな人間に育ちました。「食べることが生きがい」という価値観で僕は幸せです。

 

そんなお袋の味を思い出して子持ちガレイの煮付けを。黒カレイでつくります。

 

これまで煮魚はイワシぐらいで作ってきませんでしたが、合わせ調味料と一緒にささっと炊くだけなので野菜の煮物や肉を煮るよりも超簡単なんですね。

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2019年10月27日

その後もいろいろな魚で炊くようになりますが、僕の煮魚レシピはだいたいこんな感じで味が決まりました。臭みが強めな魚には生姜を加えるぐらいの微調整です。

  • 醤油:2
  • みりん:2
  • 砂糖:1
  • 水:味の濃さに合わせて調整

 

アルミホイルで落とし蓋をしてフツフツしすぎないようにしながら10分ほど。魚に火が通れば完成です。黒カレイの煮付けの完成です。

プリッとした渦巻状のものはつぶ貝の肝。

 

つぶ貝やアジ・カツオのたたき盛り合わせなどと一緒に魚パーティです。

甘辛いタレがなんとも白ごはんを欲します。黒カレイの煮付け。

 

ひかる




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2013年大卒。社員3名零細スタートアップベンチャー新卒入社。組織開発コンサルに従事後、17年12月末退職。収入0からリスタート。好きなことやりたいことに素直に!ブログを綴りながら生きていく!人生実験してます。