グルメ。大好き。
特にらーめん!学生時代はつけ麺派でしたがスープをすする美味さに目覚めてからもっぱららーめん派になりました。
特に影響を与えたのが煮干スープ。豚骨のパンチや鶏のスーとした清らかさもいいですが、僕は断然!煮干にはまってしまったのです。
煮干に限らずらーめんは大好きなので、時間を見つけてはらーめん屋に足を運びます。人気店の行列に並ぶのもなんのその。一体、どれくらいの時間を「並ぶ」という非アクションに費やしたのか。。。後悔。その後ありつける一杯によって、ちっぽけな後悔はあっという間に吹き飛び。むしろ、並ぶことで食べた時の感動が醸し出されるのかもしれません。
(でもやっぱり、たっくさん並んで期待値が上がりすぎちゃって食べる平々凡々な一杯だと落ち込みますよね。僕はそんな場面には出くわしたことはないのですが、らーめん好きな人あるあるですか?)
2010年からガラケーからiPhoneに切り替え、カメラロールには写真総数5,642枚。うち、「ラーメン」で検索するとヒットするのは199!(あれ、意外と少なかった。)独断と偏見で、特に!美味しかった煮干らーめん屋さんをご紹介します。
中華ソバ 伊吹
都営三田線「志村坂上駅」から徒歩6分。板橋区だから近いような気がするのですが、割りかし電車乗ります。
店の前は大きな池のある公園でおじちゃん達が釣りをしています。ほっこり。土日ランチタイムは早い時間で終了してしまうことも。志村坂上まで馳せ参じて食べられなかった時はかなりのショックを受けるので、ぜひ並んで食べてください。煮干好きな人なら間違いありません!お世辞にも綺麗とは言えないお店ですが、強面クマさんプロレスラーのような大きな店主さんが迎えてくれます。店頭には煮干が苦手な人は入るべからず的な注意文が。それだけ煮干煮干してい流ので、特有の香りがNGだとアウトですが、煮干好きにはたまりません。もはや中毒。僕にとってのらーめん二郎のようです。
こちらは「中華ソバ」一択。
ですが、その日その日によって使う煮干が異なったり、淡麗(透き通ったスープ)だったり濃厚(濁ったスープ)だったり様々なので店主のブログをチェック!写真だとわかりづらいのですが小ぶりな丼にしっかりと麺スープが構えています。
この丼かわいい。昔ながらのよくあるデザインですがサイズ感とか見た目とか古風な出で立ち。欲しい。
締めには「和え玉」。
和え玉は煮干ラーメン店のお馴染みですが、ラーメンが大盛りできない店が多いんです。ちょー不確定情報になりますが恐らく、スープにはたくさんの煮干が使われていて原価が高く、大盛りにするとスープを嵩増ししないといけないからじゃないからか。仕込みも大変でスープを大量に取れないということが理由ではないかと推察します。
その代わり、多くの煮干ラーメン店には和え玉があります。これはスープのない麺とタレと香味油を混ぜ混ぜするスタイル。大抵、ラーメンを食べ終わる頃に席にて口頭で追加注文するスタイルです。お腹に余裕があればぜひお試しくださいまし。
︎麺処 晴
東京メトロ日比谷線「入谷駅」すぐ。
煮干と言えばココ。僕は家から近いのでよくお世話になっています。席数は多くないのですが、店内が広いので中で待つことができます。夏や冬には助かります。お客さんもラーメン好きな人が多く、「すぐに食べて帰る!」という(ラーメン界の)暗黙のマナーを守る人が多いため、列は並びますが回転率は比較的良いです。
こちらは淡麗の「中華そば(醤油)」・「塩そば(塩)」と「濃厚そば」の3種類。
僕はいつも中華そば。こちらで特筆すべきは低温調理のチャーシュー。しっとりムチムチで豚肉がこうなるのか!と驚きです。あとは何と言っても醤油タレ。何が入ってるかなんて僕には全くわかりませんが、とても「尖った」印象です。煮干ダシはもちろんとても素敵なのですが、ダシをさらに高めてくれるのが醤油ダレだと僕は思っています。ダシとタレがスープの中で混ざり合っているんだけれども、口の中でまずは煮干を感じて、次にタレがやってきて、最後に煮干が残る、みたいな。そんな素敵なラーメンです。もちろん「和え玉」も美味しい!!
︎麺尊RAGE
JR中央線「西荻窪駅」。アーケードを抜けて駅から徒歩10分弱のところにあります。
こちらは外で並びますが、長椅子が用意されていて座って待てます。
それに、いつ行っても大行列!みたいなことがなく短時間で店内に入れますし、夏や冷たいお茶、冬はアツアツのお茶を用意してくれています!素敵。店内は広く開放的でさえあって落ち着いて食べられるのもいいんです。オリジナルグッズも
「軍鶏そば」「まぜそば」などあり、どれも限定メニューも定期的にやっています。詳しくはTwitterをチェックですね。
そして「煮干しそば」。後述する麦苗の一杯と方向性がすごく違いと思うんですよね。(わかってくれる人いませんか?)澄み渡っていて、しみじみ美味しいなと感じさせてくれるラーメンです。
麺尊RAGEとは全然関係ない話なんですけど、お店によっては「麺の上のトッピングこれだけ?」とか「トッピング多すぎてくどいなあ」とか少なくても多くても不満を持たれてしまうお店もあって。結局、ラーメンは金額と味クオリティの掛算で満足度が決まります。全然トッピングなくても感動する一杯もあったり。不思議な食べ物ですね。
︎陽はまたのぼる
東京メトロ千代田線「綾瀬駅」から徒歩10分。
こちらの店主は「麺処 晴」にて修行した方が独立開業したお店。
だからと言って晴のコピーではありません。
晴と同じように淡麗と濃厚の二本柱ですが、たまーに出される限定の「つけ麺」もすごい人気です。
こちらでは「塩煮干そば」「和え玉」。
低温調理のチャーシューはもちろんのこと、煮豚がトロトロです。ラーメンのトッピングには珍しい小松菜も美味しい。塩煮干そばの香味油は紫蘇油。紫蘇の爽やかな香りと煮干の香りがとてもマッチしています。この感じは他にはなかなかありません。ラーメン不毛の地である綾瀬に、こんなに美味しいラーメン屋さんができてとても嬉しい!!
▶灰汁中華 丿貫
読み方は「へちかん」です。ブルーライン「関内駅」から徒歩3分ほど。東京からだと「桜木町駅」から向かうのがいいかも。
福富町という横浜随一の飲屋街の中にお店はあります。店前に人は並んでいませんが、少し離れた駐車場にどぅあーーーと大行列ができています。こちらは本当に人気店なので土日なら1時間待ちは覚悟しなければなりません。。しかし、その待ち時間を圧倒的な一杯でぶち超えてくれます。
こちらも行く度に毎回新しいメニューになっていたりしますが、僕は看板の「煮干そば」。”灰汁”という料理的には「悪者」として扱われる単語をあえて使いアウトローな感じが最高ですが、ネーミングに違わぬ”灰汁中華”感。チンピラのようなヤンキーのような悪そうなみてくれをしているんですが、食べてみると深くて重たい。一見すると悪そうだけれど話してみると実はとても人間味があって気づいたら仲良くなってたみたいな人っているじゃないですか。そんな感じ。すっかり虜になってしまい通いつめてしまうそんな一杯です。
また「牡蠣の和え玉」が最高で。にんにくが効いているので付き合いたてのデートで女の子を連れて行くのは要注意ですが、牡蠣のペーストとにんにくと麺。三位一体となって心を鷲掴みにしてきます。まさに「悪いヤツ」な味です。
夜は、つまみで日本酒を飲ましてくれるお店に変わります。ラーメン屋なのに、です。ホタルイカの沖漬けとか、あのチャーシューとかで一杯やって、締めにラーメン!最高です。ただし、長居は禁物。そして予約するのがおすすめです。「何時に何名」という予約はできませんが、席が空いたら順番に電話をくれます。
デートでは要注意と言いましたが、このお店を気にいるような女の子は絶対間違いない。「にんにくがたまんないよね〜」「日本酒で酔っ払った後のラーメンて殺人的だよね〜」みたいなことを言っちゃう女の子は、どんな男からも絶対にモテる。
︎Homemade Ramen 麦苗
JR京浜東北線「大森駅」から徒歩7分(食べログ情報)。体感的にはもうちょっと遠いのですが、なかなか用事がない駅ですが、行列の絶えない人気店。
こちらは煮干専門店という訳ではありません。看板商品に醤油らあめんがあります。
煮干好きな僕は迷いなく!こちらを選んでしまいました。にぼらぁ。
スープはタレの主張が強くなく、とても綺麗です。トッピングの質や麺の細さ硬さパーフェクト。
「あっさり」という表現では貧弱過ぎるし「上品」というにはかしこまり過ぎる。要素のどれか一つが特出している!タイプではなくて、全てが高次元でバランスが取れてます。煮干らーめんの優等生。とても澄んだ気持ちになれる一杯です。
独断と偏見でセレクトしてみました。
他にも美味しい煮干屋さんたくさんありますが、ぜひ一度!!
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