こんにちは。ひかるです。
家飲みが最強!を合言葉に日夜キッチンで酒のおつまみ、ご飯屋さんメニューの自宅再現を研究してます。焼き鳥は焼き方一つでめっちゃくちゃ美味しくなります。魚焼きグリルを使わず、赤外線遠火で焼くのがおすすめです。
今回は立ち飲み屋の定番、焼き鳥です。串打ちは面倒と感じる人もいるかもしれませんがアクティビティの一環と思えば友人や子供とやるのは遊びとして楽しいし、とにかくコストパフォーマンス最強です。
- サマリー
- 串打ちが意外と楽しい
- 焼き方は「セラミック」で「火から遠ざける」網が最強
- タレはキッチンにある調味料で使う分だけ用意する(継ぎ足し継ぎ足し秘伝のタレは・・・)
CONTENTS
焼き鳥の焼き方に行く前に串打ちしよう
焼き鳥は串打ちから始まります。せっかくやるならここからやりましょう!
肉は近くのスーパーで買ってきます。お肉屋さんじゃなくても意外と綺麗なモツが手に入ります。正肉と違ってモツは安い、70円/gぐらい。もともと鶏肉は安いですけどね。
砂肝、鶏レバー、豚ハツ、鶏もも肉。これを串打ちしていきます。
竹串は18cmぐらいがおすすめ。
それ以上長いと一度にたくさん焼けるように思いますが、焼き台が小さいので実はそんなに焼けません。
焼き鳥の串打ちのポイントは真っ直ぐに刺さないこと。まっすぐ刺しただけでは串から外れてしまいます。縫い物のようにジグザグに刺していきます。
図にするとこんなイメージです。上に下に縫い物するみたいで家庭科の授業を思い出すな・・・。
焼き鳥の串打ち:砂肝
砂肝は牛や豚、人にはない鶏ならではの部位。食べたものをすり潰す器官で爬虫類などにもあるそう。砂肝はコブになってるところから包丁を入れてこのように切り分けます。
2つに折りたたむようにして串に刺していきます。
焼き鳥の串打ち:鶏レバー
レバーは肝臓ですね。スーパーではハツ(心臓)もついてきてお得です。
まずレバーとハツを分けて、ハツは白い部分の脂肪分を取ります。脂肪だけ集めて焼いてもおいしいんですよね。
ハツは二等分して、黒っぽいとこ(血合い)を取ります。
鶏ハツと先端の方の白いのは脂肪部分を一緒に串にしました。
レバーは一口大に切り分けます。
先出の図のようになみ縫いのように刺してください。レバーは柔らかいので特に串から外れやすいです。
焼き鳥の串打ち:豚ハツ
よく考えたらこれだけ焼き鳥じゃなくて焼きとんですね。ハツはスライスされたものを買ってきました。ここまでくると串打ちに慣れてきて楽しいですよー。
焼き鳥の串打ち:ねぎま
もも肉はねぎまに。
一口大に切って刺していきます。
串打ちをしっかりしないと焼いているときに串から外れてしまったり、だらーんとして火の通り方にムラができて非常に焼きづらくなります。串に刺さってない部分が多くてだらーんとしないよう、肉の中心をなみ縫いしましょう。
できました。
壮観!だいたい25本ぐらいできました。
お肉代は800円ほどなので1本32円。
僕は今回初めて串打ちしましたが最初の数本は苦戦しました。指差しちゃったり。が、だんだん慣れると楽しくなってきますよ。指に刺すとめちゃ痛いので気をつけて。くしを短く持ちながら肉と向き合うと力が伝わって肉を刺しやすくなります。
焼き鳥の美味しい焼き方はグリルよりも「赤外線」と「遠火」の合わせ技で!
焼き鳥を焼いていきます。焼き方としては魚焼きグリルを使ってもいいのですが本物志向でいきましょう。
これまでのエントリーでも紹介してきたようにキッチンでの焼き物は「赤外線」と「遠火」を使うことでお店の味になります。
>>干物の美味しい焼き方はどっち?「魚焼グリル」VS「赤外線遠火」
「赤外線」と「遠火」の焼き台とはこんな感じ。
その名も「赤外線遠火システム”カスタム”」
赤外線を発生させるセラミックの焼き網に加え、耐火レンガで脇を固めました。レンガは金属よりも赤外線をしっかり放射してくれるのでセラミックの赤外線補強として採用しました。
また、ガスコンロを強火にし続けると勝手に弱火になったり消火されたりしませんか?これはガスコンロ標準装備のSiセンサーが発動するためです。火事予防の機能ですが料理するのに困りますよね。Siセンサーを解除する方法を考えました。
>>ガスコンロのSiセンサーを解除!何も使わずに簡単に行う新提案
こんな感じで焼いていきます!!
しかし、焼いているとあまりの高温に竹串が焼け折れてしまいました。。。竹串は100均で150本ぐらいで売ってるのでコストは大したことないのですが、家でやるなら次回は金串に刺してもいいかなー。魚焼きもできるし。
ということで、後日金串で串打ちしました。竹串と違って折れる心配がないのでとても快適です。長いものにすれば一度にたくさん焼くこともできます。ただし、串ごとかぶりつくのは危険。串から外して食べることになります。
串が焼け折れて焼きにくいので、システム変更、カスタム-改。脚付の焼き網を重ねて高さを出しています。
表裏だけでなく奥と手前(持ち手側と先端側)もひっくり返して串全体をしっかり加熱します。手前は温度が低めなので奥と手前を返さないと串の先端だけ焦げちゃいます。
ねぎま以外の3本は奥と手前を返しているので奥に持ち手があります。
タレは簡単にパパッと作れますよー。基本的に次の4つを入れれば焼鳥タレになります。砂糖とみりんの入れすぎ注意。酒は醤油よりも少なく。
- 醤油
- 酒
- みりん
- 砂糖
手元にハケがなかったのでキッチンペーパーでタレを含ませて塗っていきます。
煙はそこそこ出ますが、もくもくしてやべえ!みたいなことにはなりません。換気扇を強にしておけば煙感知器も鳴ることなく通常の料理の範囲内に収まりますのでご安心を!
老舗の鰻屋さんとか焼鳥屋さんで、創業からタレを継ぎ足し継ぎ足ししているってお店あるけど、どうだろうか。タレ壺に肉を浸す時に旨味と一緒に余分なアクまで一緒にタレの中に閉じ込めちゃうから、創業から継ぎ足しのタレって本当に美味しいのだろうか。
お店は毎日タレを火入れしているからセーフとして、たまにしかやらない自宅料理ではタレの継ぎ足しはNGな気がしています。実際、やってみて日増しに美味しくなくなってきたので上の仮説です。
グリルを使わない焼き鳥の焼き方。完成!!
上からねぎま、砂肝、豚ハツの塩。
もうね、焼いてる時から焼き鳥屋さんのようないい香りしてましたが、味も完璧。お店に行かなくても良くない?ってなりますよ。家なのに、赤外線遠火システム”カスタム-改”のおかげで焼き鳥屋さんの風格。
もちろん一流店とは比べられませんし串打ちや焼きの手間はありますけどね。料理好きな皆さんならすっごく楽しい家飲みができます。
焼鳥丼は絶対にやるべき!!!
極めつけはこれ。ねぎまを串から外して。タレを塗ってご飯に乗せれば!!
まさしく焼き鳥丼!!山椒をちょろっとかけてどうぞ。自宅なので、無限に焼き鳥丼が作れます食べられます。家飲みの特権。
グリルを使わない焼き鳥の焼き方まとめ
自宅焼き鳥は僕の中での家飲みレパートリーの一つ。それほど手間じゃなく、コスパよく、クオリティ高く、楽しめます。
もはやキッチンで焼きながら食べながらビール飲むのとか立ち飲み屋のようでサイコーです。もちろんまとめて焼いて食卓で食べるのもいい。自分のペースや好みで焼いたり食べたりできるのが家飲みの真髄です。
焼くのは断然、赤外線遠火システムで!魚焼きグリルには水を敷いたりガスを使うことによる弱点があって、焼き鳥は家庭料理の域を超えられません。
美味しく焼けるのは圧倒的に赤外線の遠火。耐火レンガまでは用意できないかもですがセラミックの焼き網を使えばいい感じに焼けますよ!ステーキや魚焼きにも使えるので、このシステムは以外に料理の幅も広い。
ぜひ週末にやってみてくださいねー!
最後まで閲覧ありがとうございました!
ひかるぶろぐは居酒屋料理や肉料理を自宅キッチンで再現するブログです。よければ他のエントリーもどうぞ。
「赤外線遠火」を使った家ステーキもおすすめ。
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