こんにちは。ひかるです。
今回は塩らっきょうの作り方です。
梅雨直前になるとスーパーや八百屋さんに並びだす青梅とらっきょう。
暑くなると塩っけの強い食べ物が欲しくなりますが、市販のらっきょうの多くは甘酢漬けなんですよね。泣
酒飲みは塩っ辛い食べ物が好きですよね。
明太子にカラスミなどなど。
らっきょうも甘いより、しょっぱいのが好き。
ですが、純粋なしょっぱい塩らっきょってなかなか売ってないんですよねー。
売ってないから作りましょ。てことです。
塩らっきょうは単なる漬物なので実は超お手軽です。
酒の肴やご飯のお供に、活躍してくれる塩らっきょうをご紹介します。
簡単2ステップで塩らっきょうが完成します。
作り方1:らっきょうを塩漬けする前に、形を整える
僕は毎年、この時期になると自家製梅干しを仕込むのですが同時に塩らっきょうも浸けます。
梅干しや塩らっきょうを仕込むと、夏が近づいてるのを感じるんですよね。
梅やらっきょの仕込みは根気のいる作業ではありますが、無心で取り組んだらあっという間です。
ちょっとした手間を惜しまず仕込み作業の時間をしっかり頑張ると、出来上がった時に一層「美味しい」と感じるものですよね。
人っておもしろい。
土がついたままの砂らっきょうを用意します。
初夏、とくに梅雨直前後にしか店頭に並ばないので見つけたらすぐに仕込みます。
仕込むといっても面倒な作業は2つだけ。
「カット」と「むきむき」です。
まずはらっきょの食べない部分をカットします。
根っこと先っちょ。
包丁で一つ一つ切っていきます。
カットが終わったら薄皮をむいていきます。
らっきょは玉ねぎやタケノコと同じように、たくさんの薄い繊維が何重にも重なっている構造。
外側は硬くて美味しくないので取り除きます。
夢中になってむきすぎると、食べられる部分までむいて、小さくなってしまうので注意。
カサカサした薄い皮だけむく!のが目安です。アバウト。
カットしてむきむきし終わったら最後に洗って土を落とします。
皮をむくとだいぶ土も取れてきますがしっかり洗います。
最初に水で洗ってからカットと皮むきもしたこともありますが、最後に水洗いするのが良さそう。
最初に洗っても、根っこの隙間とかに土が残ってたりしますので。
作り方2:最後にらっきょうをジップロックと塩水にぶち込むだけ
ここまできたらあとは簡単です。
ジップロックやタッパーなどを用意して塩水に浸けます。
塩分濃度はお好みでって感じですが、僕は10%ぐらいでよく作ります。
らっきょ + 水が500gだとしたら50gの塩が10%。
水量はアバウトに、らっきょがひたひたになるぐらいでOKです。
今回は梅干しと一緒に作ってたので、間違えて塩分濃度20%で漬けちゃいました。失敗。
しょっぱくなりすぎても食べるときに水で洗ってあげれば問題なしです。
塩分濃度が濃いと塩が溶けきらずに保存容器の底に溜まりますがあまり気にせず。
冷蔵庫で寝かしてるうちに溶けていきます。
気をつけたいのは匂いです。
ジップロックやタッパーなどを密閉性の低い保存容器で冷蔵保存すると冷蔵庫の中がらっきょの匂いで満たされます。
野菜室や冷凍室まで…。
気にならない人はいいのですが、90%以上の人は気になるぐらいの匂いの強さです。
冷蔵庫を開けるともわあっと匂いが。
保存容器はガラス瓶など密閉性の高いものを使いましょう。
(ただし、ガラス瓶でもゴム部分がらっきょの匂いがつきます。)
(煮沸しても脱臭されないので、塩らっきょ専用ガラス瓶として我が家に迎えてあげてください…)
ストローなどを使って空気を抜いて、冷蔵庫へ。
そんなこんなで1週間もすれば塩らっきょの完成です。
2〜3日もすれば食べられますが味がよく馴染むよう1週間から2週間寝かせます。
酒の肴やご飯のお供に完璧!
そのまま盛り付けてビールのアテにしたり。
細かく刻んでカレーの付け合わせにすると最高に美味しいんですよ…。これ刻んでないけど。
手作り塩らっきょうの保存期間
気になる保存期間ですが、塩漬けなので結構持ちす。
冷蔵保存なら軽く半年は美味しく食べられます。
気になる方は保存容器の中が白く濁ってきたら塩水を交換してあげましょう。
塩分濃度が高いほど保存期間は伸びます。
塩の殺菌効果でカビの発生を防ぐからです。
塩の殺菌効果が科学的に解明されるはるか昔に漬物を生み出したご先祖たちは偉大ですね。
ただし、ガラス瓶などなるべく密閉性の高い容器を用意してください。
空気と触れることで菌が増えてしまうからです。
カビは酸素を好む、好気性細菌てやつです。
(ちなみに、酸素なくても生きていけるやつらは嫌気性細菌といいます。)
ちなみに僕は毎年、ガラス瓶で漬け塩水を交換せず半年ぐらい冷蔵庫で保存しながら、ちびちび楽しんでます。
初夏を代表する食べ物、塩らっきょ。
夏を感じる塩らっきょを楽しみましょ。
ひかる
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