こんにちは。ひかるです。
日夜、美味しいものを求めさまよう29歳男子です。普段アイスを買う以外にあまり立ち寄らないコンビニですが、ふらっと惣菜コーナーを見てみたところ、お酒のつまみがフルラインナップされているではありませんか。
灯台下暗し。最近はすっかり「コンビニ=アイスを買うとこ」に僕の中ではなり下がっていたので、コンビニのお惣菜、もとい酒のつまみで宅飲みをやってみる他ありません。
ということで、今回はコンビニの酒つまみで宅飲みの記録です。結論、コンビニの酒つまみはめちゃくちゃハイレベルでした。並な居酒屋に行くぐらいなら断然コンビニがいい。
サマリー
- コンビニで惣菜を買い込んで宅飲みをしてみた
- コンビニの酒つまみ宅飲みのポイントをまとめる
- セブンイレブン、ファミリーマートの酒つまみを紹介
CONTENTS
コンビニの酒つまみ宅飲みのいいところ
コンビニの酒つまみ宅飲みの何がよかったかを簡単にまとめます。
至近距離で酒つまみを調達できる
コンビニが乱立する現在、あなたの家の近くにも必ず1つはコンビニがあるんではないでしょうか?
ちょっとお酒を飲みたくなっても、居酒屋は住宅街にはないからわざわざ外出するのが面倒臭かったりしますよね。コンビニ宅飲みなら部屋着のままパパッと買ってくれば美味しい酒のつまみが手に入ります。
大抵のものなら何でも揃う
今回は惣菜を中心に酒つまみとしましたが、お菓子やチョコレート、ご飯ものもあればサラダもある。ドリンクだってビールにカクテル、ウイスキーや焼酎ボトルだっておいてあります。飲んだ後にはカップラーメンを食べても、デザートを食べてもいい。
さすがコンビニ、なんでも取り扱っているから個々人の趣味趣向やその時の気分に合わせて数千通り(適当)の組み合わせで宅飲みができてしまいます。居酒屋に飲みに行ったら「バル」「和風居酒屋」などジャンルが限定されてしまいますから。
コスパがいい
何でも揃うにも関わらず、とにかく安い。このあと商品と一緒に紹介しますが一人1,500円も出せば十分豪華な宅飲みができちゃいます。
その辺のチェーンの居酒屋で3,000円取られるよりとても健全です。そこと比べたら満足感が段違いです。だんち。
プライベート空間でストレスフリー
これはコンビニ酒つまみ宅飲みだからこそではありませんが、宅飲みだから周囲の目を気にしなくていいのが最高ですよね。
隣のお客さんの声がでかい、タバコがくさい、スタッフさんが忙しそうで料理を注文できない・・・。居酒屋だと色々と気を使ったりして疲れちゃいますが、宅飲みなら自分たちルールで好き放題できちゃいます。最高。
コンビニ酒つまみ宅飲みの素晴らしさをサクッと理解してもらったところで、コンビニへ出かけましょう。大量に買い込んだら楽しい宴あるのみ、です。
ここからは僕が実際にコンビニの酒とつまみで宅飲みしてみた体験ベースでセブンイレブンとファミリーマートの商品を独断偏見でレビューします。
コンビニの酒つまみの実力 セブンイレブン編
コンビニ王者、セブンイレブン。都内なら3分でも歩こうものならすぐにセブンのお店が見つかります。道を挟んで向かい同士に2つのセブンイレブンを発見した時にはカニバらないのかヒヤヒヤします(どうやら商圏が違うようで共存できるらしいけど)。
コンビニ飯って今まで利用するときは主にお昼ご飯で、OLサラリーマンがレジに大行列というイメージでした。夕方でもこれだけの品揃えなんですね。
今回は酒のつまみが目当てなので惣菜コーナーを物色。セブンイレブンといえばPBのセブンプレミアム。セブンプレミアムを中心に気になったものを手にとってお会計です。
ドリンク3点、フード8点。酒のつまみを中心に、しめのご飯もの(炭水化物)まで買っちゃいました。
締めて、2,800円。2人飲みなので1人あたり1,400円というコストパフォーマンスです。ドリンクが少ないとはいえ、居酒屋でフード8品もオーダーしたら倍の金額はするところ。
レンジでチン、鍋で湯煎して適当にお皿に盛り付けるだけ準備時間5分で宴のスタートです。僕が選んだコンビニ酒のつまみ(セブンイレブン)を紹介します。
まずは前菜、シャキシャキ食感のごぼうサラダ127円。2人で食べるなら一人当たり60円ちょい。これぐらいの量がちょうどいい。たくさんあっても飽きちゃいますから。
だし醤油で食べる!おつまみ長芋216円。だし醤油ってところがグッときました、シャレてます。今回は金麦でしたが、だし醤油的には冷酒とかと相性がよさそう。
次からはメイン系、さばの味噌煮。半身一切れですがなんと198円。さば味噌の大定番・鯖缶がはるか遠く霞むコスパです。
肝心の味の方も魚臭さは皆無でホロホロやわらか。骨も取ってあるのか一切気になりませんでした。とても食べやすい。ビールが進みますな。
魚と一緒にお肉もね、ということで砂肝の黒胡椒焼き300円。砂肝のコリコリした食感がたまりません。たぶん、想像通りの味です。
豚角煮4切れで321円。角煮は家で作ったら手間暇かかるしお店で食べたらそれなりの金額を取られる一品です。
セブンの豚角煮すごい。しっかり柔らかいし、チルド惣菜にありがちな嫌な臭み(化学調味料由来?)がない、おいしい。ご飯のお供にも間違いないやつです。100gあたり246円なので、普通に豚バラ買ってきて家でコトコト煮込んだガス代と同じぐらいかもしれない。自炊の経済性と肩を並べるコンビニ酒のつまみ。恐ろしい・・・。
さっぽりしたお肉もの、スモークタン213円。こちらも砂肝と一緒、想像通りのお味です。スモークタンって格別美味しいわけではないんだけど絶対買っちゃうんですよね。スモークタンに求めているものって「ちょっと箸休めにスモークタンへ浮気したい」「目立たずそこにいてくれ」という安心感かもしれない。
お酒と一緒につまみをたくさん頂いてもやっぱり飲んだ後は炭水化物が食べたくなっちゃいますよね。具たっぷりナポリタン430円。レトロ喫茶店に行くとついつい目移りしちゃうんですよねナポリタン。
スパゲッティにケチャップを和えただけみたいなチープな味付けが美味しかった。ナポリタンはチープ(な味付け)がいい。意識高い系のナポリタンはもはや別の料理だと僕は思います(意識高いナポリタン聞いたことないけど)。
味付けやボリュームに文句はないけれど、ただしね、ピーマンは入っていてほしかったなあ。ウインナーいらないから。せめてウインナーは輪切り薄切りだと尚良かったのに。
こちらも炭水化物枠代表、特製ロースかつ丼498円。かつやもびっくりの価格です。
「卵でとじた料理をレンジで温めようものなら、ふわふわ食感が失われる」
幼い頃から僕が学んできた教訓です。ですが、今時のコンビニ飯はこんなにふんわりしたままなんですね。これ、どうやってんだろう。おそらく、卵とかつを覆っている餡が何かしら仕事をしているように思います。かつ丼の作り置きは美味しくないと思っていましたがこれなら美味しくいただけます。
こちらのかつ丼独特の餡が妙な甘ったるさがあるのだけれど、飲んだ後にしょっぱいもの味が濃いものがほしくなるには問題ない味付けです。裏を返せば、お昼ご飯にこのかつ丼を食べるのはちょっとキツイかも。ひかる的には酒のつまみにぴったりとオススメしたい。
コンビニの酒つまみの実力 ファミリーマート編
すっかりコンビニの酒つまみで宅飲みする楽しさにハマってしまいファミリーマートでも試したくなってきました。
ファミリーマートが展開するのは「お母さん食堂」。なんとこのときは1商品あたり30円引き!宅飲み用にしこたま買い込むわけで「5品買えば1品無料」的なキャンペーンと同義です。
炭水化物系の冷凍食品もお母さん食堂を展開。ファミマやりますな。
今晩の戦利品たち。ドリンク3点、フード9品。
セブンイレブンと条件を近づけるためにドリンク3点、しめのご飯もの2点は必須としました。フードは1点多くなりましたがファミマはキャンペーン30円引きだったため、金額感は前回と同じぐらいでしょうか。
フード1点増えたものの、キャンペーン効果もあってか(単純に炭水化物が安い)合計2,600円前後。相変わらず安い。
こんだけ揃って一人1,300円だもんなあ・・・。居酒屋さんの存在意義とはいかに。
まずは前菜。しっとりと味がしみたさといも煮。130円。
シンプルな煮っころがしです。これが130円は嬉しい。赤提灯居酒屋でも300円ぐらいするだろうなあ。
なぜか三角の包みに入った鶏の黒胡椒焼き298円。
こちらも海老の唐揚げ298円。
なんで袋が三角形なのかは不明。おそらく内容が潰れないようにだと思うのだけど他の理由かも。でも、あんまり効果を実感できず。
残念ながらこの2つはちょっと割高に感じてしまいました。もちろん美味しいのだけれど、特筆してる点が見つけられず。エビはパッケージ写真からもうちょっと大きいものをイメージしちゃいましたし、鶏肉ならレジ前ホットフードの焼鳥の方がよさそう。しょぼん。
おつまみソーセージ&ベーコンセット298円。
ジャンキーで大味な味付けです。「コンビニの酒つまみ食べてんな〜」って懐かしい気分にさせてくれるそんな感じ。今までセブンのさば味噌とか角煮とか、さといも煮を食べてみて「コンビニの酒つまみ、めっちゃ進化してる!」ていう驚きがあったのですが、こちらは昔懐かしいチープな感がしっかり残っています。
「コンビニ飲み楽しい!」的な満足度を重視するなら買わなくてもいいかも。しっかり美味しいから男子向けか。
さわらの西京焼き298円。
セブンのさば味噌と料理の方向性が違うので比較は難しいのですが、これは美味しかった。レンジで温めることでパサパサしてしまわないか心配しましたがしっとりとしています。皮目もしっかり焼き目がついているので香ばしくていいですねぇ。
煮玉子入り豚角煮358円。セブンとの比較で買ってみました。
ファミマver.は肉が3切れと1切れ少ない代わりに煮卵が入っています。価格もちょっとお高め。
僕の好みはこっちでした。肝心の煮玉子はやはりというか手作りに勝てずボソボソしていて期待外れなのですが、肉がいいですね。セブンよりも肉の厚みがあるのでしっかり食べ応えがあります。タレもとろみがつきすぎていないところもGOODです。
チーズインハンバーグ135円。なぜ他の商品に比べ極端にお安い。
小ぶりなハンバーグです。というか、「巨大なミートボール」と考えた方がイメージとのギャップがないかも。ハンバーグのような(どちらかというと)繊細な感じよりはミートボールのような骨太の食感、味付けです。
パッケージ写真のようにチーズがとろけて欲しいところですが、これ自宅で温める分にはそんな簡単にいかなそうです。チーズがまったくとろけずちょっと残念な結果に。
しめはご飯もの、甘口たれの牛カルビごはん288円。こちらは冷凍食品です。内容量がしっかりしていて食べ応えバツグン。
生パスタコクが豊かなボロネーゼ278円。
これ、僕食べられませんでした。気が散っているうちに全て食べられてしまいました。食べた本人曰く「美味しかった」そうです。
コンビニの居酒屋化がますます進む近いミライ
2019年10月から消費税10%が始まります。
今のところの指針だとイートインは10%、持ち帰りなら8%という線引きがされるようです。これは居酒屋で外食したら10%、コンビニの酒とつまみで宅飲みすれば8%になるということを意味します。
しかも何も特徴もないチェーン居酒屋のクオリティと遜色ないレベルがコンビニで手に入ってしまいます。その他、コンビニにしかないメリットもありますし。
「お酒を楽しむ」という点に関して、コンビニの存在感が高まるのは間違いのないミライです。
経済的で自炊する必要もなく、美味くて安いコンビニのつまみはなかなかのものです。手軽に宅飲みパーティができるコンビニはおすすめですよ。
ひかる
コメントを残す