香川県高松市「鮨処やまと」大将ご夫婦と匂いと時間

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こんばんは。ひかるです。

香川旅最後のエントリーです。

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僕が旅行で一番大切にしているのは土地土地の美味しいものを食べること。もはや、旅行の目的は食以外の何ものでもありません。食べたいものを決めて旅行先を決めます。

そこでの名物料理はもちろんですが、市井の居酒屋に行くのも楽しみの一つなのですが、旅のハイライトとしてお寿司を食べるのは絶対に欠かせないポイントとしています。

 

ここ香川県高松市のお寿司は「鮨処やまと」。

>>食べログ「鮨処やまと」

 

香川に知り合いがいるでもなく、いいお寿司屋さんはないかと調べたのは食べログ。いつもお店を探すときは食べログを主な情報源として探すのですが、その時に大切にしているのがお店の面構えでお店を決める、通称「ジャケ買い」です。

香川県のお寿司ランキング上位はほとんど高松市のお店で、その中でやまとさんは3位にランクインしていましたが、僕の類稀なる嗅覚(鼻炎持ち)的にはやまとさんが一番よかった。

さらにさらに口コミを見ると、店名は大将ご夫婦の息子さんのお名前だとか、そしてその息子さんは東京の超名店「日本橋蛎殻町 すぎた」で修行されているのだとか。

すぎたさんといえば移転される前の「都寿司」時代に伺ったことがありまして、その頃はまだいらっしゃらなかったようですが、今回やまとさんに決めたのもとても縁を感じてしまったからなのでした。

旅先も決まり日程も、そしてお店も決まったところでお店に席予約のお願い。ところが、予約しようとしたその日は「店を開けるか決めていない」とのこと。確かに1ヶ月ほど前でしたし、もともとその日はお休みすることが多い曜日だったようです。

「また日程が近くなったら連絡くださいね」と申し訳ない感満載で女将さんに対応いただいたのですが、その数分後に折り返しのお電話をいただきました。「店を開けることにしたのでどうぞ!」と!!!

電話を切った後に、大将と話し合って決めてくださり、しかも着信履歴からわざわざ折り返しのお電話をいただいたのでした。なんともありがたいご対応です。伺う前から「素敵なお店」の予感。

 

して、当日時間ぴったりに伺いました。カウンターのみ10席ほどで、「お好きな席に」とのことでしたので大将の真正面に座らせていただきました。生意気にすみません。

カウンター目の前のネタケースには綺麗にネタが鎮座しています。車海老なんかはまだ活きています。こりゃ楽しみ。

 

最初に出てきたのはカワハギの肝和え。提供直前に丁寧にたたいていただきました。これだけでお酒がぐびぐびっと進むやばい肴です。

 

鰯のたたき。ねぎやなんやと和えてありこちらの一手間も素敵でしたが同時に入店された地元のお客さんと大将のお話が続いていたので、タイミングを失し詳細は伺えませんでした・・・。

と思っていた矢先、僕らにも話しかけてくれた大将。大将は口コミ情報通りの強面なお方で入店してから緊張していたのですが、話し口調はとても穏やかで・・・というわけでもなく、やはり少し緊張感があります笑。ただ、僕らの年齢層に合わせて会話のキャッチボールがしやすい話題を振ってくれる心遣い、強面だけれどとても謙虚でおられて可愛さも感じられるお人柄でした。会話の合間合間に女将さんが入ってきてさらに場を盛り上げてくれます。

ご夫婦お二人で切り盛りされているようですが、お二人のお客との距離感が絶妙でとても心地よい時間を過ごさせていただきました。地元の常連さんも一見の僕らにウェルカムな雰囲気で、香川の美味しいものを色々と教えてくださりました。

 

お酒は悦・凱陣。もともと小さな蔵の中でも女将さんいわく、限定1,500本のお酒だとか。これがもうべらぼうに美味しくてずっと飲み続けてしまいました。おそらくお値段もそれなりにするお酒ですが最高。

 

と、肴とお酒と場の雰囲気で気持ちよくなっているところにふぐ。美人亭で食べられなかった焼物を塩でいただきます。

 

次から握りに切り替わるということで玉子を出していただきました。「そのままで、生姜と一緒に」とのことでしたが、玉子の程よい甘さとがりの酸味ってこんなに調和するんですね。

 

いかは塩でいただきました。

 

アジに

 

いくら。漬けの醤油がしっかり立っていて今まで食べたいくらの中で一番好みかも。

 

うに。

 

とろ。

 

さっきまで活きていた車海老。

 

アナゴ。とろとろ。

 

つまみで出していただいた鰯を握りでも。美味しかった・・・。

 

追加でサバをいただいて終了。

 

2人で総額3万円ちょっと。凱陣を6合ほどいただいたのもあってのお値段なのでとても安い。美味しくて楽しくてついつい長居してしまってご迷惑をおかけしてしまったのですが、ほんとあっという間に時間が過ぎていました。

僕の中で、お寿司は「食事」として最大級に幸福度が高いのですが、「エンタメ」としての側面がお寿司屋さんにはあります。ひとつひとつ仕事をされたつまみや握りをいただきながら、大将や他のお客さんとの会話を楽しむ。「胃袋を満たす」だけでなく「その場を楽しむ」ということを考えれば、2時間で1.5万円は決して高くないと僕は感じてしまいます。特に大将から魚やお寿司のあれこれを伺って勉強にもなると考えればとても満足度が高い場所がお寿司屋さんです。

まして、こちらのやまとさんは「いい匂い」のするお店でした。「いい匂い」とは「美味しい料理」と「楽しい時間」を提供してくれるという意味での「匂い」です。「匂い」は今このエントリーを書いていてふと湧いてきた言葉なのであまり言語化しにくいのですが、この「匂い」とは、その場の色々な要素が重なり合って生まれるもののように思います。料理、お酒、お店の方、お店の内装・外装、お客さんetc.。どれか一つが欠けても、その場で過ごす時間は特別なものになり得ない。

そういった意味で、やまとさんはとても「いい匂い」がふしぶしから感じられました。最高級で美味しいものを出してくれるお店はたくさんあるかもしれませんが、親しみやすくて遠方でもまた来たくなるお店はそうそう出会えるものではなく。素晴らしい小説を読んだ後の心地よい読後感のような。昔読んだ本を何年後かに読み返してまた違う心地よさを感じるような。

やまとさんにはまた改めて伺いたい。その時はどんな匂いがするんだろうか。

 

ひかる




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ABOUTこの記事をかいた人

2013年大卒。社員3名零細スタートアップベンチャー新卒入社。組織開発コンサルに従事後、17年12月末退職。収入0からリスタート。好きなことやりたいことに素直に!ブログを綴りながら生きていく!人生実験してます。