こんにちは。ひかるです。
いつもの白飯をアレンジ。今回は茶飯を作ります。幼い頃過ごした商店画には和菓子屋さんがあって。そこの「茶飯おにぎり」がとても好きでした。
「なぜかご飯が茶色くて、しかも具がないのに。んまい。」
なんて当時は思っていましたが、僕のおばあちゃんがよく買ってきてくれたのがとても懐かしく、そんな思い出深い茶飯が食べたくなったのでした。
引越しとともに思い出の味とも疎遠になってしまったのですが、社会人になってからふいに食べる機会があり。大阪にあるおでん屋さんの締めに出てきた茶飯。
常夜燈さんはおでんも格別なのですが、コースの締めにいただく茶飯がまた美味しくて。それからというもの、「おでんに茶飯」は鉄板の組み合わせです。
茶飯の炊き方
当時は茶飯の炊き方やその正体を知らなかったわけで、「白くないご飯」「具がないのに、んまい(味がついている)」ことに驚きました。
茶飯といっても、その炊き方は様々で大きく2通りあります。
- お茶で炊く
- 出汁で炊く
幼い頃親しんだ和菓子屋さんの茶飯は前者、おでんの名店でいただいた茶飯は後者。どちらも見た目には同じように見えますが、味わいはまったく別物。どっちも美味しいんですけどね。
色々と試行錯誤した結果、我が家の定番には「1」の茶飯の炊き方を採用することにしました。「2」の場合、出汁ならではの旨味や香りをご飯に移し、それはそれは美味しく炊き上がるのですが、少し手間がかかる。おでんなど出汁を使う機会にまとめて炊くなら良いのですが、ふいに茶飯を食べたくなった時の手間を考えると少し躊躇する。
お茶なら普段常備してあるし、ささっと白ごはんを炊くように炊飯できるのが魅力です。それでは茶飯の炊き方。
- 茶飯の炊き方
- 白米
- ほうじ茶
- 塩こんぶ:洗米前重量
まずは白米をささっと洗米。ザルあげて水を切っておきます。
炊飯時の水は全てほうじ茶。お茶は緑茶や烏龍茶など試しましたが、ほうじ茶が一番クセがなく、炊きあがりの色合いも綺麗でした。ほうじ茶は家にあるものを少し濃い目に入れて。
入れたてアツアツのものを使わず、常温に冷ましておきます。
そのまま炊いてもいいのですが、少しうま味を足すと満足度が高く。塩こんぶを使います。昆布のうま味と塩っけをプラス。
洗米前の米重量の2.5〜3%を目安に。米は炊飯後に約2.2倍の重量になります。これで炊きあがり茶飯の塩分濃度が1%前後になります。
あとはいつも通り炊飯器をポチ。土鍋で炊くにもいつもと同じ要領で。
塩こんぶが仕事をしてくれていい塩梅。ほうじ茶の綺麗な色が食欲をそそります。
おでんとの相性は抜群ですし、煮物にもよし。この日はタコの桜煮と合わせました。
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