こんにちは。ひかるです。
ロールステーキという料理を知っていますか?ロールステーキは薄いお肉を集めて固めて、塊肉のステーキような味と食感を楽しめるというものです。
赤提灯とともに、お肉LOVEの僕には夢のような料理です。薄いお肉は塊肉よりもお手頃ですからね。経済的。
そんなロールステーキを作ってみました。
結論、塊肉ステーキには及ばないが、ハンバーグよりもステーキらしいものでした。
家族の胃袋を預かるママさんパパさんにはぜひトライしてみてほしい料理ではありました。塊肉ステーキには勝てませんが、ロールステーキでもそれなりに美味しかったです。お子さんは喜んでくれるかも。
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ロールステーキを作るには牛バラ肉を巻くだけ

使うのは牛バラ肉。グラム120円ほどの安いお肉です。ちなみに、一般的なステーキ肉とされる外国産ランプ肉だとグラム190円、牛肩ロースだと220円ぐらいが相場です。
うん、バラ肉安い。ただし、1枚1枚が薄いピラピラのお肉です。このままフライパンに入れようものなら肉炒めになってしまうでしょう。ステーキというからには、厚みがあって肉感のある風に仕上げたいものです。これぞ、ロールステーキ。

ロールステーキは読んで字のごとくピラピラ肉を集めて巻いていくだけ。やっていきます。
牛バラ肉を適当に長方形に並べます。肉は細長くカットされていますので方向をある程度揃えてあげるとこの後整えやすい。

右端から左端に向かって巻いていきます。肉一つ一つが短くてうまく巻けないように思いますが大丈夫。ぎゅっぎゅっと力を程よく入れていけば巻けます。
手の温度で肉の脂が溶けてしまうので素早くやりましょう。また手は清潔にしておいてくださいね。手袋をすると尚よし。

こんな感じに牛バラ肉が塊肉へと進化。一つ一つがは薄いピラピラ肉なんですけどね。

しっかり巻いた牛バラ肉をラップでぐるぐるに巻きます。ラップと肉の隙間ができないようにぴっちりと。
むしろラップで肉を圧して成形するぐらい強めに巻いてください。ラップで巻いたら冷蔵庫に4時間ほど入れて落ち着かせます。

4時間後のお肉。
巻き巻きした当初は牛バラ肉1枚1枚がバラバラだったのでデコボコしていましたが、ぎゅっとラップで圧縮されたことで表面は滑らかになっています。見た目からすると塊肉のようです。じゅるり。
成形したロールステーキを網の上でじっくり焼く
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ちょっと分厚すぎて火が通らないので、縦半分にカット。網の上に載せます。
ステーキをキッチンで劇的に美味しく焼くにはフライパンではなく「赤外線×遠火」の焼き網です。
ひかるぶろぐを読んでいただいている方にはお馴染みですが、塩は焼く直前に重量の0.8%で振りかけます。パサパサになるのを防ぐためです。
>>【レビュー】計量スプーンはおしゃれ+実用性!貝印の「1ml」は料理を上手くする

分厚いので時間をかけてこまめにひっくり返しながら焼いていきまーす。


メイラード反応である焼き目もしっかりつけましょう。

中でも火が通っているかをしっかり確認します。
金串を挿して数秒待ち、抜きます。その金串が熱くなければまだまだ。挿した穴から赤い肉汁が出てこないのが望ましいです。透明な肉汁(というか脂)になっていたらOK。
気になるロールステーキの味は?

お皿にどん!ロールステーキの完成です。
ナイフで切ってみます。

うーん、さすがに牛バラ肉を巻いたものなので塊肉のような断面とはいきませんでした。ぺらぺらの肉がミルフィーユのように折り重なっています。
肝心の味の方は、牛肉の味はしっかりします。が、ステーキほどの旨味はありません。食感は塊肉のステーキほどではありませんが、ハンバーグよりも塊肉に近い。ステーキとハンバーグの中間といった印象です。
ただし、ロールステーキをカットする度に肉汁はたくさん出てきますね。このあたりも塊肉ステーキのようにはいかず、パサつきがちです。

今回は塩コショウだけでソースは作りませんでしたが、醤油とバッチリ合いました。
結論:ロールステーキは、塊肉ステーキの気分を味わえるか
結論、ロールステーキは塊肉ステーキには及びませんでした。
肉の旨味、食感ともに塊肉ステーキを100%再現しきれません。ただし、塊肉ステーキ気分は味わえないかというとそんなこともなく。きっと僕が子供で料理のことを知らずに夜ご飯にこれが出てきたらステーキと勘違いしてしまうかもしれません。
ハンバーグだったらすぐに「ハンバーグ(=ステーキではない)」と認識できるんですけどね。
そういう意味では、ロールステーキはハンバーグよりも塊肉ステーキに近しい感覚です。特に食感においてですね。
小さいお子さんのいるご家庭で、経済的になかなか塊肉ステーキを食卓に出せない場合、ロールステーキはいいかもしれません。僕が子供なら喜んで食べるかも。ステーキソースも用意すればステーキ感はさらに出ますし。
味の好みは千差万別ですが、ぜひ一度トライしてみてはどうでしょうか?
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ひかる
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