「中村銅器製作所」の玉子焼き鍋

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こんにちは。ひかるです。

我が家に料理道具がぞくぞくと増えていっています。日常生活でモノが増えるのは困りものですが、調理道具はその限りではなく。刺身をきりつけるための柳刃包丁。シャリを切るための飯台。用途は非常に限られますが、それを仕立てるためには欠かせない調理道具です。

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そして今回は卵焼きをつくるための卵焼き鍋を手に入れました。中村銅器製作所さんのもの。

 

中村銅器製作所の取扱店

中村銅器製作所は4世代にわたって様々な調理鍋を作られている老舗のメーカーさんです。

>>中村銅器製作所

 

中村銅器製作所はテレビ番組をキッカケに知りまして、調べていくうちに興味がわきました。東京都足立区に工場がありまして、地元が至近ということもあり縁を感じ、使ってみることにしたのでした。

中村銅器製作所でつくられる調理鍋は社名の通り「銅製」です。銅は鉄やアルミ、ステンレスなど他の素材と比較して熱伝導率が高い特徴があります。料理と熱伝導率については後ほど。

今回購入した玉子焼き鍋の他にも、雪平鍋や親子鍋、天ぷら鍋にフライパンなど様々な銅製調理器具を作られており、プロの料理人御用達の知る人ぞ知るメーカーです。ホームセンターや家電量販店などなど、どこでも取り扱いがあるわけでなく、ホームページをのぞいてみると、いくつか取り扱い先のリンクがあります。

>>日本橋 木屋(Yahoo!ショッピング)

>>藤巻百貨店

>>リアルジャパン(楽天市場)

常日頃Yahoo!ショッピングや楽天市場で買い物をするようだったらポイントが貯まるのでお得かも。2019年11月現在、直営の小売店はないそうです。ただし、一部商品はHPから直接購入することができます(後ほど)。

 

熱伝導率の高い「銅鍋」の効果

熱伝導率が高いほ、食材に”均一に”熱を伝えられるといわれます。

一般的に、料理はガスコンロにしろIHにしろ熱源は鍋・フライパンの底にあります。底を熱することで、じわじわと鍋の側面を伝って次第に鍋全体が温まっていくわけです。が、熱伝導率が低い素材の鍋になると、「底 > 側面 > 鍋上部」と鍋のパートによって温度の違いが発生してどうしても”均一”な熱伝導が難しいわけです。温度勾配のお話。

銅のように熱伝導率が高い素材でできた鍋なら。熱が伝わりやすいわけで「底 = 側面 =鍋上部」となる時間が比較的短く済むわけです。これが俗にいう熱伝導率の高い調理器具のメリットです。

特に、卵焼きなぞ100℃にも満たない低い温度帯で固まりはじめるので均一に熱が伝わらないと「全体が焼きあがるのを待っていたら、底の方は焦げちゃった」なんて惨事になりやすかったりします。

そんなわけで、玉子焼き鍋を選ぶにあたって、銅製のものを、中村銅器製作所のものに決めたのでした。

 

ちなみに熱伝導率を利用すると、素早く安全に食材を解凍することができたり。

>>食材の冷凍と解凍の原理とコツ

冷凍と解凍

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2018年3月24日

 

中村銅器製作所の「規格外特価」玉子焼き鍋がステキ

中村銅器製作所の商品の中には「規格外特価製品」というものがあります。

>>中村銅器製作所:規格外特価製品

通常製品をつくる際に発生する半端材を使って、こぶりなサイズに仕立てたもの。異なるのはサイズだけ、素材・厚みなどは通常製品と同じとのことで、価格も割安です。

 

玉子焼き鍋のサイズは「幅9cm×奥行15cm×高さ3cm(板の厚み1.5mm)」と小ぶりといっても家庭用の玉子焼きをつくるには十分な大きさです。むしろ、少し小さめで何回も作った方が料理の腕が上がるというものです。

規格外特価の玉子焼き鍋は以下のメールフォームより購入できます。

>>中村銅器メールフォーム

届いた玉子焼き鍋はとても美しく、随所に「手作り」の雰囲気が感じられます。機械で大量生産されるものとは一味違う。

 

文字通り綺麗な銅色が美しいのですが、これが使い込んでいくと色合いが変化していきます。火の当たり方で一部が滲んだり、歪んだような模様ができたり。その色合いの変化は予測不可能で、まさに「オリジナル」な世界にひとつだけの柄になっていくのも楽しいところ。

 

肝心の使い心地は少し難しく。最初の頃は鍋に卵がくっついてしまいうまく玉子焼きが負けなかったのですが、使い込んでいくうちに油が馴染み、食材がこびりつかなくなっていく。便利なものが揃っているこの時代に、あえて「育てる」というテーマが銅や鉄の調理器具にはあります。テフロンのように最初使いやすく、だんだんと劣化して処分する、みたいなライフサイクルが短い調理器具とは一線を画すわけですが、しっかり大事に使い続ければ親から子へ受け継がれるような「一生物」に育てることができ流のが楽しく、いや別に僕に子供はいないのですが。

ライフサイクルが長いモノというのは自ずと愛着がわくので、そうした道具に囲まれると料理がとても楽しくなるんですよね。僕はそんな道具に囲まれて、ジジイになっても料理をし続けていきたいなと思います。「僕が死んだ後に残ったものが調理器具だった」なんてちょっとかっこよくない?そんなジジイを思い出して家族が引き継ぎ使い続けてくれたら嬉しいなと。

 

紹介したアイテム

僕が手に入れたのは「規格外特価製品」です。中村銅器製作所さんのHPから直接購入できます。

ひかる




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ABOUTこの記事をかいた人

2013年大卒。社員3名零細スタートアップベンチャー新卒入社。組織開発コンサルに従事後、17年12月末退職。収入0からリスタート。好きなことやりたいことに素直に!ブログを綴りながら生きていく!人生実験してます。