こんにちは。ひかるです。
最近朝ハマっているバナナジュースの紹介です。砂糖なし、バナナと牛乳だけの甘いやつを作ります。朝ごはんにバナナジュース。時間がない朝でも手軽に美味しく1日をスタートできます。
バナナジュースは甘くないと美味しくありません。砂糖を入れずに甘くなるかというと問題なし。バナナって実はめちゃくちゃ甘い。
もともと糖度が高いフルーツではありますが、家にある何の変哲もないバナナで美味しい手作りバナナジュースが出来上がります。
バナナの主成分は炭水化物(糖質)
バナナの主成分は炭水化物です。水分が一番多いのですが、それはフルーツ全般に言えることなので割愛。
「スポーツにバナナ」と言われるのはこの炭水化物、もっというと糖質が豊富だからです。糖質はエネルギーに変わります。そしてこの糖質がバナナの甘さの秘密。秘密でもなんでもないけど。
糖質豊富なバナナではありますがこれは潜在的なもので。市販されているバナナのほとんどでは甘くなる伸びしろがたっくさん残されています。
スーパーで買ってきたバナナをそのまま数日置いておくといつのまにか黒い斑点が出てきます。ご存知の通り、これは熟成が進んでいる証しでシュガースポットなんて呼ばれたり。黒くなると見栄えが悪いのでスーパーでは黄色い状態で売られているわけで、でも本当は黒いバナナの方が熟していて甘い。でも売れないから未熟なうちに(といっても、完熟寸前で)店頭に並びます。
手作りバナナジュースには「真っ黒バナナ」を使えば良し
そんなわけで、黄色バナナよりも甘い真っ黒バナナを使えば美味しい手作りバナナジュースができます。
見てくれは悪いが黒いバナナはとても甘い。バナナが黄色→黒色に変化する過程で甘くなるのは時間が経つにつれてバナナの糖質が増えるからです。糖質はデンプン質が変化したもの。
デンプン質 → 糖質
未熟な青色・完熟寸前の黄色バナナにはデンプン質の方が多く含まれます。このデンプン質はアミラーゼという消化酵素の働きによって糖に変化します。
アミラーゼとはヒトの唾液に含まれているアレ。口に入ったデンプン質をエネルギーとして吸収しやすいようアミラーゼが頑張っているわけです。バナナもアミラーゼを持っているので、時間をかけてゆっくりアミラーゼが働いてデンプン質を糖質に変えて甘く進化するわけです。これが熟成。
熟成真っ黒バナナを使った手作りバナナジュースの作り方
バナナジュースはとても簡単。非常に手作りするのに向いています。使うのは「バナナ」と「牛乳」だけ。この2つの割合を変えるだけでいろいろな表情が楽しめます。
- バナナジュースの配合(バナナ:牛乳)
- 「A」2:1 ドロドロ。バナナの甘味爆発
- 「B」1:1 トロっとろ。まだバナナ感が強く、食べ物感覚
- 「C」1:2 ほどよいとろみ。飲み物感覚
バナナ好きにはAがたまりません。一番飲みやすいのはC。好きな配合でどうぞ。もっとバナナを薄めて(=牛乳を増やす)もいいのですが、バナナの甘味を感じた方が美味しいと個人的には思うので、「1:3」ぐらいまでに留めておいた方がいいというのが持論。
買ってきたバナナは1週間ほどで真っ黒に熟成されます。バナナジュースに使うのは右。
小分けにカットして。
バナナの重さを計量。これで牛乳の量が決まります。
- 1:1なら牛乳は114g
- 1:2なら228g
- 1:3なら342g
バナナはハンドブレンダーでミキシング。ブラウンのハンドブレンダーはあっという間に攪拌できるしプロセッサーも大きいので便利ですよ。
>>ブラウンのハンドブレンダー「マルチクイック9 MQ 9075X」我が家の使い方
冷たいのがお好みならバナナを冷凍しておくのがオススメ。バナナが凍ってシャリシャリ溶かしながらバナナジュースが楽しめます。
普通の黄色バナナver.も作って飲み比べてみてください。全然違うはず。巷ではバナナジュース専門店も増えてきていますが、熟成真っ黒バナナを使えば手作りでも家で飲むのに十分なクオリティに仕上がるはずです。
※手作りバナナジュースは時間が経つと酸化して色が悪くなるので(味は変わらない)手作りしたらすぐいただくのがベターです。
ひかる
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