こんにちは。ひかるです。
スマホを使って外出先から自宅の家電を操作することができるスマート家電というものがあります。最近の家電は何でもかんでもスマホと連携したりスマホから操作できたりと非常に便利なわけです。
これからますます暑くなる季節。自宅に帰ってきたときにエアコンで冷やされた部屋がお出迎えしてくれたらどんなに気持ちのいいことか。スマート家電ならばそろそろ帰るよってタイミングでスマホをいじくって、エアコンをON。部屋を涼しくしておくことができるわけです。
「我が家のエアコン、スマート家電に対応してないわあ〜」
ていう場合も大丈夫です。非対応家電をスマート家電化してしまう「Nature Remo」という武器があります。他にも同様のスマートリモコンが国内外のメーカーから発売されていまして、いくつか検討した中で僕はNature Remoを選びました。
これがまー快適です。このエントリーではNature Remoを使って、エアコンやテレビなどのスマート家電化するNature Remoの使い方とその便利さについてまとめます。
CONTENTS
「Nature Remo」の仕組み
Nature Remoをはじめとしたスマートリモンの仕組みをまずはおさらい。
従来型の家電は(主に)リモコンを使って家電を操作します。リモコンから赤外線が送信されて、その光を家電本体が受診することで電源のON・OFFや諸々の調整をすることができるわけです。
この赤外線に限界があるのは僕ら体感的に理解していて、例えばリモコンと家電の間に壁があるとか人がいるとか、障害物があるとリモコンからの光が家電まで届かず操作ができません。障害物がなくとも、ものすごい角度からとか、たとえば10mほどの距離があるとやっぱり操作ができません。
一方のスマート家電。リモコンをスマホに持ち替えて家電を操作するわけですが仕組みが異なります。スマート家電の場合、自宅にインターネット回線が必要になります。家電本体を無線wi-fiと接続させることでインターネットを通じてスマホで操作ができます。
僕らがスマホで「ググって」世界中のウェブサイトに接続できるように、インターネット接続された自宅の家電にスマホからアクセスができる、そんなわけなので外出先にいようが地球の裏側にいようが、スマホで家電を操作することができるのです。ただし、家電本体がインターネットに接続されていることが条件となるので、停電するとか回線の接続状況が悪かったりするとたちまちスマート家電の遠隔操作は無効化されてしまいます。
次にスマートリモコン。ネット接続することができて、「従来の赤外線リモコン」に代わりになってくれる便利なやつといったイメージでしょうか。
スマートリモコンそれ自体はネット接続することができるため、遠隔でスマホを使ってスマートリモコンに信号を送ることができます。スマホから送られてきた信号を、赤外線に変換して家電に送信するわけです。
つまり、スマート家電の機能とは、家電それ自体がネット接続すること必須でしたが、スマートリモコンがあれば非対応の旧式家電であってもお構いなし、というのがポイント。スマートリモコンから今まで通り赤外線送信されるので、その光を受信する家電はスマートである必要がないのです。そんでもって、スマートリモコンがネット接続されているからスマホで操作ができる、と。
スマートリモコン便利ね。
スマートリモコン「Nature Remo」のデザインがいい
何事も、僕はカタチから入るタイプです。
どんなに高性能なものでも、見た目のデザインがダサければ手を出しません。今回のスマートリモコン選定も然り、なのですが、デザインだけでいくならNature Remo一択な気がしてなりません。
サイズはものすごくコンパクト、角の丸みが可愛らしい正方形のフォルム、無駄なデザインも施されていません。上記画像では青壁に貼り付けていますが、今時の賃貸住宅、ほとんどが石膏ボードの白壁ですよね。我が家もそう。
白壁に貼り付けてしまえば(両面テープで壁紙の上からでもしっかり貼れます)、そこにデバイスがあるのか気づかないほど存在感がありません。スマートリモコンの特性を考えれば、誰かに見せびらかしたりお酒片手に鑑賞したりするような代物ではないので、「限りなく存在感がない」というデザインは非常に重要です。
操作時はぴかっと青く光ります。音はしません。
「Nature Remo」の使い方。リモコン操作の家電なら「ほぼ全て」対応します
自宅のエアコンにテレビ。数年前の製品だからスマート家電に対応していない。ほとんどの家がそうだと思います。我が家は賃貸マンションですので、備え付けの10年ほど前のエアコンです。スマホで操作する機能なんざ当然ついていません。
そんな自宅のありとあらゆる「スマート家電”非”対応家電」にNature Remoが絶大なパワーを与えてくれます。
平たく言えば、リモコンで操作するタイプの家電ならどんなものでも、扇風機やライティング照明までもNature Remoを通してスマホで外出先からでも操作できるようになります。
さてNature Remoの使い方。スマホアプリをDL。
Nature Remo
Nature, Inc.無料posted withアプリーチ
アカウントを作成します。メールアドレスだけ設定すればOK。このアカウントをみんなで共有して使います。
Nature Remoを部屋に設置します。給電はACアダプター。コンセントの近くならどこでもって感じですね。ただし、赤外線が家電まで届く位置・距離であることは必須です。
アプリを通じてNature Remoと自宅のwi-fiと接続させます。これでスマホとNature Remoが繋がりました。自宅にインターネット回線を敷いて、ルーターでwi-fiを飛ばしている環境がないとNature Remoは使えません。
あとはNature Remoに家電を覚えさす(登録する)だけです。必要なのは家電のリモコンのみ。ぞろぞろと部屋中からリモコンを集めてきて、ひとつずつNature Remoに向かって赤外線を飛ばしてリモコンを覚えさせます。Nature Remoはそれ自体が赤外線の送受信ができるので、リモコンから飛ばされた光を全身に浴びて感じ取ってくれます。
「これはエアコンの光ですか。こっちはテレビですね。ふーんなるほど。」
Nature Remoはとても優秀なヤツなので全身で浴びた光を覚え、逆に自分で光を放つことができるようになります。
アプリには覚えた家電の電源ON・OFFや室温調整、運転モードなど家電に合わせた様々なボタンが用意されており自動的にスマートリモコンが完成します。
設置から家電の登録まで詳しくは動画でどうぞ。
中にはオリジナルのボタンが必要な時もあります。たとえば、我が家のAndroidTVには「Hulu」へジャンプするボタンがありますが、これはNature Remoには用意されていません。そんな時は、追加したいボタンをNature Remoに向けて送信すれば覚えさすことができるわけです。
Nature Remoの便利な使い方1暑くなったら自動操作「ルール機能」
スマホでいつでもどこでも操作ができるようになったわけですが、Nature Remoの便利さはまだまだ止まりません。部屋が暑くなったら自動でエアコンをつける「ルール機能」というものがあります。
ルール機能とは、事前に設定しておいた条件(トリガーという)に達すると勝手に操作してくれるというもの。Nature Remoには温度・湿度・照度を測るセンサーが内蔵されています。このセンサーを使って様々なトリガーが設定可能です。
たとえば、室温が30℃になったらエアコンをON!とか。逆に、涼しくなったらOFFにすることもできます。
港区から出たら!とか、帰ってきたら!とかまで。位置情報は結構便利で通勤通学で電車に乗って最寄駅に着いたら自動で部屋を涼しくしておく、マンション前まで来たら部屋の電気をつける、なんてことができるわけです。
Nature Remoの便利な使い方2「OK Google」「Hey Siri」
Nature Remoは音声アシスタントにも対応。僕はGoogle Pixel3を使っているので「OK Google」でNature Remoを操作できます。
>>iPhone歴8年の僕がiPhoneからGoogle Pixel3に乗り換えた理由
「OK Google. 電気を消して」
なんてことはもちろんできるし、もっと便利なのは一言で様々な操作をするルーティン。
「OK Google. おはよう」
の掛け声で照明がついたり、テレビがついたり、エアコンをつけて、天気予報を読み上げてくれたり。そんなことができます。
「ルール機能」と「OK Google(音声アシスタント)」によって、家電を操作するアクションすら必要なくなるわけです。
Nature Remoを便利に感じるシーン例
ここからは我が家のNature Remoの便利を感じたシーンを一部紹介します。
枕元にリモコンってないよね。スマホあるけど。
ベッドに入ってからウトウトする前の時間。テレビがついてたり照明がついてたりしますよね。さて、そろそろ寝るか〜という時にベットサイドに家電のリモコンがない。あ、ちょっと先のテーブルの上にリモコンが・・・。なんて時。
わざわざベッドから出てリモコンを取りに行くのは非常に面倒に感じます。でも、スマホって必ず枕元にありますよね。なんなら寝る直前までスマホをいじってるし、寝る前に充電するし、なわけで。Nature Remoがあることでスマホさえあればいつでも家電を操作できるようになりました。
もはやリモコンは必要なくて、「テレビの」「エアコンの」「照明の」なんて一体何台のリモコンが必要なんだよということになって、それでいて使いたい時にリコモンが見つからないなんてことも日常茶飯事です。
スマホさえあれば。家電個々のリモコンは必要ありません。我が家では棚の奥にしまっています。使っていません。スマホならいつでも手元にあるし、なくなっても「OK Google」で呼びかければ反応があるからすぐに見つかります。
リモコンがいらない、スマホで操作。これがどんなに便利なことか。
家電を消し忘れても、外出先から操作できる
これ、めちゃくちゃありませんか。家に誰もいないのに夜帰ってきたら朝消し忘れたエアコンがついててガンガンに部屋が涼しくなっている〜てやつです。電気代に戦々恐々しますが、、、。
消し忘れって、帰宅するまで気づかないことも往往にしてありますが電車に乗ってから思い出すこともあったり。Nature Remoでスマート家電化しておけば、思い出したタイミングでスマホで操作すればいいし、「消したっけ?」って不安な時でもスマホでいつでもエアコンの運転状況は確認できるので消せばいい。
ペットのお留守番にも安心なNature Remo
我が家には子猫がいるのですが、どうしても日中外出してお留守番してもらうこともあります。
この時期暑いのか涼しいのか微妙な日があるのですが、こんなとき困るのがエアコンの設定です。エアコンをつけなくても大丈夫かもしれないし、もしかしたらとても暑くなるかもしれない。Nature Remoがあれば外出先から室温や湿度をチェックして遠隔操作することができます。ウェブカメラを合わせればさらに安心です。
>>猫の餌入れは何を選ぶ?自動給餌器「カリカリマシーンSP」レビュー
さらに「ルール機能」を使って事前に「28℃まで上昇したら」「湿度70%になったら」エアコンをONにするトリガーをつくっておけば、「つけ忘れた」なんて心配もなくなります。ペット家庭にとってこれは大きなメリットです。
OK Google. おはよう
Googleアシスタントのルーティンを使って、Googleに「おはよう」と呼びかけて家電が動作する設定をしています。
- テレビをつける
- エアコンをつける
- 照明をつける
- 天気予報・ニュースを読み上げる
パッと目を覚まして、声だけで家電を操作できるスマートさに脱帽です。超簡単な近未来感を演出できます。そんな自分に酔っているのはよそにおいといてめちゃくちゃ便利。声だけで操作ですもん。声だけ。
「いってきます」ですべて消すことだってできるわけです。
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ひかる
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