こんにちは。ひかるです。
で配達パートナーをやっていて最も参加する機会の多い「倍率インセンティブ(ブースト)」について解説するエントリーです。最後には今週の配達数字報告もあります。
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CONTENTS
倍率インセンティブ(ブースト)とは?
仕組み
ウーバーイーツで配達パートナーをするのなら、そりゃ稼ぎたい。いやいや、僕自身は身体を動かして汗を流すエクササイズ目的で配達してます。と、強がってみるものの、働くのならば報酬が多いほうがいいに決まっています。全員もれなく。
Uber Eatsには様々なインセンティブと言われる「ボーナス」があって、配達してUber Eatsから振り込まれる報酬が増額されるのが楽しいのですが、その中でも群を抜いて目にする機会が多いのが倍率インセンティブです。配達パートナーの中では「ブースト」という愛称で親しまれて(?)います。
倍率インセンティブ(ブースト)は、指定の時間・エリアで配達を完了させると通常配達報酬から1.1倍〜1.2倍になるというもの。そもそも、配達報酬が決定するロジックは次の通り。ざっくりとした数字を交えて説明します。
お支払い = (1) 基本料金 × (2) ブースト + (3) 特別キャンペーン[不定期] – (4) サービス手数料 35%
(a) 受け取り料金: 300円
レストランにて商品を受け取った際に発生します。 配達先が2ヶ所ある場合でも受け取り場所が1ヶ所の場合には、受け取りは1回としてカウントされます。
(b) 受け渡し料金: 170円
注文者に商品を渡した際に発生します。配達先が複数ある場合には、それぞれ受け渡し料金が発生します。
(c) 距離料金: 150円/km
レストランから配達先までの距離に応じて、計算されます。複数の配達があった場合には、合計の距離の分が計算対象となります。
※東京エリアの場合。他のエリアは以下から確認できます。
>>横浜エリア
>>大阪エリア
>>京都エリア
>>神戸エリア
数字に置き換えてみます。
<配達距離:2kmの場合>
まず、基本的な計算としては、、、
300+170+(150×2)=770円
ここから、Uber Eatsの取り分(35%)が差し引かれます。結構持っていくのね〜て感じですが、運営も利益が出て健全にサービスが継続してほしいので問題なしです。
770 -(770×0.35)= 500.5円
500.5円が配達パートナーの手元に入ってくる配達報酬です。
注意したいのは、ここには所得税が引かれていないといういこと。アルバイトなら毎月源泉徴収というカタチで引かれますが、Uber Eatsはパートナー契約です。つまり、配達パートナーとUber Eatsの間には労使関係はないため、配達パートナーは個人事業主として確定申告を行い、この配達報酬から所得税を年度末に支払わなければなりません。ということで、手取り(所得税を引いた金額)はもっと減ります。この辺り注意。
ここから倍率インセンティブ(ブースト)について。
画面の場合、次のエリアと時間帯に配達すると配達報酬が1.1倍されます。
- エリア:上記赤枠内
- 時間帯:8月21日(火)11時〜12時
先ほどと同じように数字でみてみます。
<配達距離:2kmの場合>
300 + 170 +(150×2)= 770円
Uber Eatsの取り分(35%)が差し引かれて
770 -(770×0.35)= 500.5円
ここに倍率インセンティブ(ブースト)が加算されます。1.1倍されるのはUber Eatsの取り分が引かれる前の金額です。
770 × 0.1 = 77円
通常配達報酬(500.5円)+ ブースト(77円)= 577.5円
となります。
Uber Eatsの取り分が引かれる前の数字でブースト計算されるのは嬉しいですね。倍率インセンティブ(ブースト)、お得です。
倍率インセンティブ(ブースト)のケーススタディ
お得な倍率インセンティブ(ブースト)ですが、実は適用されない場合がいくつかあります。知らないと配達報酬が少なくてびっくりするので色々なパターンを紹介します。
倍率インセンティブ(ブースト)の条件として重要なのは「場所」と「時間」ですね。特に「場所」は細分化すると「今いる場所」「お店」「配達先」の3つがあります。このことを頭に入れてみていきます。
《前提》
- 対象エリア:新宿区(豊島区は対象外)
- 対象時間:11〜12時
ケースA
Question:
11:20、新宿区で配達依頼がきた。お店も配達先も新宿区。配達完了後、配達記録を見ると時刻は「11:20」となっている。
Answer:
倍率インセンティブ適用OK。
→これはとてもわかりやすいパターン。配達記録については結構重要なんです、後ほど。
ケースB
Question:
11:05、新宿区で配達依頼がきた。お店も配達先も豊島区。配達完了後、配達記録は「11:05」となっている。
Answer:
倍率インセンティブ適用NG。
→自分が該当エリアにいるのに、倍率インセンティブ(ブースト)は適用されません・・・!なんでや!
ケースC
Question:
11:05、新宿区で配達依頼がきた。お店は豊島区、配達先は新宿区。配達完了後、配達記録は「11:05」となっている。
Answer:
倍率インセンティブ適用NG。
→この場合、お店がエリア外です。配達先が対象エリアなのに適用されないのです・・・。
ケースD
Question:
11:05、新宿区で配達依頼がきた。お店は新宿区、配達先は豊島区。配達完了後、配達記録は「11:05」となっている。
Answer:
倍率インセンティブ適用OK。
→配達先がエリア外でも、お店がエリア内なら適用されます。
ケースE
Question:
11:30、新宿区で配達依頼がきた。お店も配達先も新宿区。配達完了後、配達記録を見ると時刻は「10:55」となっている。
Answer:
倍率インセンティブ適用NG。
→これ、びっくりなパターンですが時間に問題ありです。自分が配達依頼を受けたのは対象時間内の「11:30」なのにNG。
ポイントは配達記録の「10:55」。これはお店が配達パートナーに初めて配達を依頼した時間を意味します。Uber Eatsのインセンティブにおいて、対象時間の考え方は全て、「お店が配達パートナーに最初に配達をリクエストした時間」が基準となります。
でも、自分に配達依頼が来たのは35分後?なぜこんなに時間が空いてしまっているのか?どういうことかというと、他の配達パートナーが依頼を拒否して自分に回って来たということ。これよくあるのですが、倍率インセンティブが始まる直前の配達依頼だと拒否してしまう配達パートナーがいます(もしくは、配達パートナーが見つからない場合)。そうなると、他のドライバーに依頼をかけるわけですが、自分に依頼が来るまでに時間が空いてしまうわけです。
詳しくはサポートセンターに問い合わせたこちらのエントリーをどうぞ。
>>【Uber Eats配達】配達回数・倍率インセンティブの盲点
これはつまり、インセンティブを期待して、例えば今回の場合11時以降に配達をしてもインセンティブ対象時間外(11時以前)である可能性があるということ。しかも時間については配達完了するまでわかりません。ちなみに、エリアについては配達依頼が来る時に画面に「×1.1」と表示されるので適用されるかわかります。
倍率インセンティブはこんなルールがあります。ややこいですね〜。
まとめると、料理をピックアップするお店がエリア内かエリアの外か、お店から配達パートナーに最初に配達依頼があった時間によってブーストが適用されるかどうかが決まります。
その他のインセンティブについてはこちらをどうぞ。
>>【Uber Eats配達】収入保証インセンティブのまとめ
Uber Eats1週間の配達結果
今週はお盆で外出していたこともあり、稼働日数少な目です。
Uber Eats配達記録:8月16日
時給換算1,437円。ランチタイムはよかったのですが、ディナータイムが渋かった。
Uber Eats配達記録:8月17日
時給換算998円。時給が1,200円を切ってしまうとまずい。この日もディナータイムがならないので待機している間、別の作業をして時間を無駄にしないことが大事ですね。
Uber Eats配達記録:8月18日
時給換算1,066円。ランチタイムなのに!土曜日なのに!!鳴らない!!!見切りをつけて早々に切り上げました。
それに、なぜか僕には土日恒例の配達回数インセンティブがありませんでした。他の配達パートナーにはあったようですが。。。なぜ?
今週の配達数字報告でした!
Uber Eatsの配達パートナーに興味があれば、ぜひ一緒にやりましょー。
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週末休みの4時間だけでも十分なお小遣いになりますよ。
ひかる
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