こんにちは。ひかるです。
日本のカレーは欧風カレーがベースとなっていると個人的に理解していまして、日本のカレーは「ダシカレー」というほど、煮込む食材のうま味成分で食わすような気がしています。
スパイスというよりも食材のうま味。
そんなわけで、うま味たっぷりな食材の代表格「貝」を3種類使ってモリモリカレーを作ってみます。
「カレーの隠し味」にハチミツとか牛乳とかチョコレートとか。昔からそういうちょい足しアイテムがあったりしますが、個人的には「ダシ感」の方が重要だと思っています。食材から出るダシをカレーの中に取り込む。
それが今回でいうところの貝であり、その煮汁だったりします。
用意したのは次の貝。
- 加熱用カキ
- ホタテ(稚貝)
- アサリ
ホタテは刺身用の通常サイズだとカレーにしては高級すぎるので、あくまでもダシがメインとして稚貝をチョイス。カキもアサリも特売のものです。
ちなみに貝類のうま味成分はコハク酸です。
まずはホタテとアサリをボイル。
貝が開いたらザルにあげて、
貝殻から剥いておく。一手間ですが、カレーの具として食べるので貝殻は取っておきたい。
ボイルした煮汁はそのままカレーに使います(取っておく)。
次にフライパンにラード(豚の背脂)を引いて玉ねぎを炒めます。玉ねぎはあまり炒めずそのまま。しっかり焦がした方がカレーのコクにつながります。
油にラードを使うのは今回動物性食材(牛豚鶏など)が入っていないため。家庭にはないものなので、サラダ油でも。
ラードはチャーハンにもラーメンにも炒め物にも重宝するので、用意しておくか市販のものを常備しておくのがオススメです。
こんがりしなしなに玉ねぎが調理できたら、カキを加えて軽く炒める。先ほどの煮汁を加えて残りの貝(アサリとホタテ)、市販のカレールーを加えたら完成です。
ここはいつも通りのカレーの作り方。
カレーの付け合わせにらっきょう。最近ハマっている発酵漬けキャベツを添える。
冷凍庫にあったボイルエビも加えました。貝盛りだくさんシーフードカレー。
ベースがアサリとホタテの煮汁なだけあって貝のうま味爆発。普段の市販カレールーでは「炒めた食材に水とルー」ですが、うま味成分たっぷりな煮汁にすることでシーフードカレーの雰囲気たっぷり。
市販のカレールーでもダシ感を意識することで、本格的で一味違うカレーが楽しめることを再確認しました。
スパイスからつくる本格カレーもおすすめ。
紹介したアイテム
ひかる
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