クレジットカード複数枚持ちのメリットとその使い方

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こんにちは。ひかるです。

僕のクレジットカード論パート2。今回はクレジットカードの複数枚持ちとその使い方です。

パート1では現金に比べクレジットカードがいかに優秀かを論じました。学生時代から10年以上クレジットカードを使い続けている中でわかったのは「クレジットカードは複数枚持ち、場面によって使い分けることがよさそう」ということです。

>>現金は使わない。クレジットカードを使い続ける僕の「お金論」

現金は使わない。クレジットカードを使い続ける僕の「お金論」

2019年8月25日

クレジットカード複数枚持ちのメリット

クレジットカードは1枚あればいい。確かにその意見は的を得ていて賛同する面もあります(後述)。ただし、残念ながらクレジットカード1枚では必ず困難な状況があります。

「メインカードを1枚決める。時にはワンポイントで使うためのクレジットカードを持っておく。」

これが現時点での最適解です。なぜクレジットカードを複数用意するのか複数枚持ちのメリットを紹介します。

国際ブランドを分散する

クレジットカードは発行会社とは別に国際ブランドという概念があります。

  • VISA
  • JCB
  • American Express
  • Mastercard
  • Diners Club  etc.(順不同)

クレジットカードを作るには、どの発行会社にするか?どの国際ブランドにするか?この2つの組み合わせを選択します。国際ブランドはそれぞれ微妙な違いがありますが、使っていて感じたことはありません。

「この国際ブランドがいい」とは一概に言えず、「国際ブランドは分散させるべき」だと僕は考えます。

お店によっては「JCBは使えない」「VISAは使えない」「Mastercardしか使えない」などの制限があるからです。クレジットカード1枚オンリー持ちだと、こうした場面では現金払いを迫られることになります。現金払いのデメリットを考えると、クレジットカードを使うチャンスを逃すのはもったいないわけです。

>>現金は使わない。クレジットカードを使い続ける僕の「お金論」

現金は使わない。クレジットカードを使い続ける僕の「お金論」

2019年8月25日

たとえば、コストコではMastercardしか使えません。コストコは「大量・大型」での販売スタイルなのでお会計は1万円を超えることは珍しくなく。現金払いにしてしまっては100円ほど(還元率1%)損する計算になります。

僕はVISA・JCB・Mastercardの3つに分散させています。

クレカ発行会社の優待サービス

クレジットカード払いの代表的なメリットは「ポイント制度」です。クレジットカード発行会社から付与されるこのポイントは還元率1〜4%などクレカ会社によって様々で、還元率が高いクレジットカードを選ぶのが賢い選択の一つであることはいうまでもありません。

クレジットカード選びにはもう一つ。ポイント制度の他に各社独自の優待サービスがあります。クレジットカードを発行した会員だけが利用できるサービスです。

  • Suicaのオートチャージ
  • 年に数回ポイント還元率アップ
  • 映画6本で次回無料
  • スマホの紛失故障補償
  • 空港専用ラウンジ etc.

どの特典を魅力に感じるかは人それぞれなのですが、自分が日常的に利用するモノ、趣味趣向に関連する特典であればその効果は絶大。仮に年会費に1万円がかかろうとも、クレジットカードを持った方がお得になるケースもあったりするほどです。

クレジットカード複数枚持ちの人たちはこの特典をフル活用して「日常の幸せ」をドーピングしているわけです。

ひかるの複数枚持ちクレジットカード

ここからは具体的に僕がどんなクレジットカードを持っていて、どんなシーンで使っているのかを紹介します。

基本的には「メインカードを決め、ある場面ではワンポイントで他のクレジットカードを利用する」という使い方になります。

「メインカードを決める」というのはポイント制度のためです。ポイントは各社でバラバラに貯めるよりも1社に集中してまとめた方が効率がいいからです。

メイン1:dカードGOLD

メインクレジットカードはNTTドコモのdカードGOLDです。後述するKyashに連携することで日々の支払いのほぼ全てで使っています。水道光熱費にも、ETCカードも発行してdポイント貯めています。dポイントはマクドナルドやamazonなど街中で使えるので現金と同じ価値になりつつあります。

>>dカードGOLD

  • 還元率:1%
  • 年会費:1万円
  • 便利ポイント:ドコモ利用料金10%還元・dカードケータイ補償

dカードGOLDはドコモユーザーなら必携といっても過言ではありません。

還元率は1%と一般的なクレジットカードと変わりませんし、年会費10,000円は高価です。ただし、年間で100万円以上利用するとスマホ購入割引クーポンが10,800円分がもらえます。これが年間200万円になると21,600円のクーポンです。

年間100万円使えば年会費を相殺できますがそれだけでなく。その1。毎月のスマホ料金について10%のポイント還元が受けられます(利用料金の一部)。これは支払いにdカードをしなくてもOKで、他のクレジットカードで支払えば還元率11%以上という計算になります。

その2。スマホ購入から3年間、紛失や水没などで故障ができなくなったら同機種再購入に最大10万円の補償があります。iPhoneでもGoogle Pixelも対象です。

特にiPhoneはアフターサービスとして「AppleCare」がありますが、加入には約2万円前後の支払いが必要ですし、故障や紛失時には追加出費が求められます。

dカードGOLDならAppleCareに入らないという選択肢も出てくるわけで、条件に縛りはありますが3年間もの間補償が適用されるというのはかなり心強い。AppleCareの加入料を考えれば、dカードGOLDの年会費は高くない、という結論になります。

dカードGOLDについて語り尽くしたエントリーはこちら。

>>メインカードを「dカードGOLD」にすべき4つの理由

メインカードを「dカードGOLD」にすべき4つの理由

2019年8月29日

メイン2:Kyash

正確にはクレジットカードではないのですが、メインカードとして使っているKyash。プリペイドタイプでdカードGOLDからKyashにチャージし、こちらを支払いに使っています。

  • 還元率:1%
  • 年会費:0円
  • 便利ポイント:オートチャージ・QUICPay

事前にクレジットカードを登録しておけば、支払い時に自動でチャージされるので実質クレジットカードと同じように使えます。メインである還元率1%のdカードGOLDと連携させることで還元率は合計2%になります。年間100万円使えば2万円割引の効果です。

Google payに登録してQUICPayとしてスマホNFC決済できるのも便利です。

Kyashは一部制約条件はありますが、クレジットカードと同じように使えてメインのdカードGOLDを活かせるので非常に重宝します。

>>クレジットカードよりお得!還元率3%VISAプリペイドカード「Kyash」の登録方法と使い方

クレジットカードよりお得!還元率3%VISAプリペイドカード「Kyash」の登録方法と使い方

2018年7月5日

Suicaとして:ルミネカード(VIEWカード)

JR東日本発行のルミネカードは公共交通機関でのSuica機能の支払いに使っています。また駅ビル「ルミネ」での買い物にも。

>>VIEWカード:ルミネカード

  • 還元率:最大1.5%
  • 年会費:1,048円(実質無料になる)
  • 便利ポイント:Suica機能・ルミネでの買い物最大10%還元

クレジットカードにSuica機能がついておりApple PayやGoogle Payに登録、スマホでSuica機能を利用しています。移動は主に電車やバスを使うので、移動する度にポイントが貯まります。

JR東日本のクレジットカード(VIEW CARD)はSuicaチャージの支払いに使うとポイントが3倍、還元率は1.5%になります。そもそも、Suicaへのチャージにクレジットカードを使えるのはVIEW CARDのみです。Suicaは使う頻度が高く、還元率も1.5%と高いので現金チャージはもったいないわけです。

Suica残高が少なくなったら自動的にチャージされるオートチャージ機能も便利です。駅の改札で残高不足で退場できずUターンする恥ずかしさ、精算機に向かう時間も必要なくなります。

またVIEW CARDの中でもルミネカードはルミネでの買い物に便利で、ルミネでの支払いなら通常5%還元、年に数回の期間限定で10%還元となります。

僕はもともとルミネで服を買うことが多いので、この特典は非常にお得です。普段は割引にならないアパレルブランドや書籍にも割引は適用されます。年会費の1,048円もルミネで11,000円の買い物をすれば元が取れる計算です。

楽天市場&預金口座:楽天カード

普段ECはamazonが99%ですが、たまに楽天市場で買い物をすることもあります。楽天市場にしか出品していない商品があるためです。楽天市場での支払いには楽天カード。

>>楽天カード

  • 還元率:通常1%、楽天市場での利用は3%
  • 年会費:無料
  • 便利ポイント:楽天銀行のキャッシュカード機能、普通預金金利0.1%

楽天市場での支払いなら常時3%分の楽天ポイントが貯まります。僕は楽天での買い物はレアなのでそれだけで楽天ポイントを貯めるのは得策ではありませんが、ひかるぶろぐでは楽天のアフィリエイトプログラムに参加しているため、月々の報酬は楽天ポイントで付与されるので効率的です。

加えて、楽天銀行との連携に魅力があります。楽天銀行で預金口座を開設するとキャッシュカードと楽天カードを1枚に集約できます。財布がかさばりません。

>>楽天銀行

次が極め付けですが、楽天証券の口座も併せて開設して銀行口座と連携させると、普通円預金金利が「0.1%」にアップする「マネーブリッジ」というサービスがあります。2019年12月現在、メガバンクの普通円預金金利は「0.001%」なので、楽天銀行+楽天証券はメガバンクの100倍お得です。

メガバンクなら100万円を預けても利息は10円にもなりませんが、楽天銀行+楽天証券なら1000円の利息です。これはすごい。

楽天証券は口座を開いて楽天銀行と連携するだけでいいので投資などする必要はありません。楽天銀行の口座持ちなら併せて楽天証券の開設をやるべきです。

コストコ・PayPay:Yahoo!カード

国際ブランドをマスターカード選択のYahoo!カードをコストコの支払いに使っています。

  • 還元率:1%
  • 年会費:無料
  • 便利ポイント:PayPayチャージで還元率2.5%

コストコは年に数回しかいきませんので主にはPayPayへのチャージとして使っています。PayPayもKyashのように事前チャージして支払いに利用できるプリペイドタイプですが、PayPayへのチャージにクレジットカードを使えるのはYahoo!カードだけ。

PayPay自体は1.5%の還元率なので、Yahoo!カードのポイント還元を合わせると還元率は2.5%になります。これは「dカードGOLD+Kyash」コンビの還元率2%を上回ります。

よって、PayPayが使えるシーンでは必ずPayPayを使っているのでほぼメインカードと言えます。が、まだまだ使えるシーンが少なく、これからのサービス拡大に期待です。

クレジットカードの使い分けまとめ

クレジットカード複数枚持ちの僕の使い分けをまとめると次のようになりました。

  1. メイン(還元率2%):dカードGOLD+Kyashコンボ
  2. Suica・駅ビルショッピング:ルミネカード
  3. 普通預金金利0.1%・楽天ショッピング:楽天カード
  4. PayPay(還元率2.5%):Yahoo!カード+PayPayコンボ

還元率は1.5%〜2.5%です。仮に年間200万円の支出があるとすると、現金払いに比べて30,000〜50,000円を節約できるている計算となります。

クレジットカード払いにして、シーンに応じて使い分け。これが僕の最適解です。

ひかる




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ABOUTこの記事をかいた人

2013年大卒。社員3名零細スタートアップベンチャー新卒入社。組織開発コンサルに従事後、17年12月末退職。収入0からリスタート。好きなことやりたいことに素直に!ブログを綴りながら生きていく!人生実験してます。