遺伝子を調べればアルコールの強さが分かる「アルコール感受性遺伝子検査キット」をやってみた

Sponsored Link

こんにちは。ひかるです。

赤提灯居酒屋の料理を自宅キッチンで再現するブログを書いてます。お酒大好きです。

最近、胃がん患者の99%が感染するピロリ菌(つまりピロリ菌が胃がんの元になる)の検査を受けてみました。

>>「ピロリ菌やばい」で胃がん予防はじめの一歩。感想は「検査料やすい」

「ピロリ菌やばい」で胃がん予防はじめの一歩。感想は「検査料やすい」

「ピロリ菌やばい」で胃がん予防はじめの一歩。感想は「検査料やすい」

2018年10月23日

 

ピロリ菌検査を受けて以来、自分の身体について「見える化」することに興味が湧きました。

「どんなにご飯食べても太らないなあ」

「お酒好きだけど、身体に合ってるのかな?」

などなど。人の外見や性格など多くの要素は「遺伝」によって決まってくることは周知の事実ですが、最近では自分の遺伝子を調べることで病気のリスクや身体の傾向をを知ることができるようになってきました。最近流行りの遺伝子検査というやつですね、いい時代。

赤提灯料理のブログを書いている身として、これからもお酒と付き合っていけるかどうかはとても重要なので思い切って調べてみることにしました。どんな結果が出るのかわくわく。

>>外部サイト「アルコール感受性遺伝子検査キット」

 

 

サマリー

  • 遺伝子検査によってアルコール分解酵素「ADH1B」「ALDH2」の自分の型がわかる
  • 検査は頬の内側をこすって粘膜を採取するだけ
  • 約2週間で分析レポートが閲覧できる。情報の一部を紹介

2つの分解酵素を調べることでアルコールへの強さがわかる

僕はもともとお酒が弱いタイプでした。大学時代、それはそれはお酒の好きな大学だったので飲み会で修羅場を何度も経験し、人並みにお酒をたしなめるようになったなと自負しています。「お酒は鍛えると強くなる」というやつです。

が、「お酒は鍛えられる」というのは全員に当てはまるわけではなく、「酔っ払いやすさや二日酔いのなりやすさは遺伝的体質で決まる」という衝撃の事実を知りました。確かに社会人になってからもお酒の失敗はあとを絶たず、何度も周りに迷惑をかけた経験があります。みなさんごめんなさい。

「じゃあ、自分はお酒に強いの!?弱いの!?」

そんな疑問に答えてくれるのが「アルコール感受性遺伝子検査キット」。酔っ払いやすさやお酒の残りやすさは「アルコールに対する感受性」といわれます。

 

アルコールの分解には「ADH1B」と「ALDH2」が働いている

出典:https://www.e-b-s.co.jp/wp/wp-content/themes/ebs_theme/image/mihon-adh2.pdf

体内に入った「アルコール」は「アセトアルデヒド」→「酢酸」→「二酸化炭素水」の順に分解されていきます。「アルコール」→「アセトアルデヒド」への分解には「アルコール脱水素酵素(ADH1B)」が、「アセトアルデヒド」→「酢酸」への分解には「2型アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」という酵素が働いているそうです。

この「ADH1B」「ALDH2」という2つの酵素について、自分はどんな遺伝子型をもっているのか調べることでアルコールに強いか弱いかが分かる、というのが今回の遺伝子検査です。

「ADH1B」と「ALDH2」はそれぞれ3型ずつ存在し、この掛け算3×3の9通りで自分がどのタイプかを知ることができます。

 

アルコール分解酵素から分かる9つのタイプ

出典:何を分析して、何がわかるの?

この表だけでは何がなんだかわかりませんが、それぞれのタイプの詳細情報は検査を受けるとレポートしてくれます。レポートの見本はこちら

分析レポートによって「食道がんなどの健康リスク」や「アルコール依存症」へのなりやすさがわかってしまいます。分析レポートで提供される情報は次の通り。

  • タイプの特徴
  • 日常生活で注意すること
  • 栄養のアドバイス
  • 予防のポイント

 

検査キット

アルコール感受性遺伝子検査キットのパッケージ

早速、遺伝子検査キットを取り寄せてみました。

 

パッケージの中に入っているもの

パッケージの中には次のものが入っています。

  • 検査同意書
  • 検査キット
  • 検査結果を確認するためのWeb登録カード

 

口腔粘膜の採取方法は簡単

今回の検査方法は口腔粘膜の採取です。やり方はいたって簡単でほほの内側を綿棒でこすって粘膜を採取するだけ。前回のピロリ菌検査で採取したのは尿だったので口の粘膜なら抵抗感も少ないですね。

 

アルコール感受性遺伝子検査のキット

こちらが検査キット。

 

綿棒になっている

取り出すと綿棒が出てきます。こいつを口の内側にすりすりこすりつけます。実際に口の中をこすってみると、きゅきゅっと引っかかる感じが強いので、あまり力強くやってしまうと血が出ちゃいそうなのでご注意。

綿棒をキットの中に戻して記載した同意書とともに郵送しまーす。

 

検査結果を確認するためにWeb登録をする

こうした検査は郵送でレポートが送られてくるものもありますが、今回のアルコール感受性遺伝子検査キットはWebで結果を確認するタイプです。検査結果が出るまで時間があるので、専用サイトへの登録を済ませておきます。

 

分析結果確認サイトに登録しておく

専用サイトへの登録はパッケージの中に同梱されているWeb登録カードを使います。登録には「キットID」と「Web登録KEY」が必要で、検査キット1つにつき、1人分のアカウントのみ登録できるシステムになっています。

このWeb登録カードを無くしちゃうと結果が確認できなくなってしまうのでご注意を。

検査結果が出るのは約2週間後(15営業日)。結果が出るのをひたすら待ちます。

 

分析レポートが届きました!検査結果はいかに?

2週間後・・・

忘れた頃に分析結果が届きました。

 

分析が終了したよ連絡メールが届きます

検査結果確認サイトに登録しておいたアドレス宛に連絡が来るようになっています。気になる結果は・・・

 

 

ひかるの遺伝子検査結果

ADH1B、ALDH2ともに活性型という結果でした!活性型ってなんか良さそうな響き。

 

ひかるのアルコール体質はW3型

9タイプのうち、W3型「つい飲み過ぎてしまう大酒飲みタイプ」に該当。30.8%というのは日本人全体での割合を示していて、日本で最も多いタイプでしょうか。

 

W3型は優秀なタイプかと思いきや、アルコールの分解が速くお酒を飲む量が多くなりがちとのこと(た、確かに)。そのため、高血圧や糖尿病などアルコール依存症にならないようお酒の量を抑えましょうというアナウンスがありました。

このタイプは飲みすぎることで負荷がかかる肝臓の病に罹患するリスクが高く、分析レポートでは具体的な病名を挙げて危惧してくれます。

  • 肝障害
  • 膵炎
  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 高尿酸血症

こ、こわい・・・。

そんな大酒飲みの私に必要な「栄養」や「予防のポイント」の情報まで。全文は記載しませんが、要するに「大酒飲んで肝臓に負荷をかけるから肝機能を高める栄養をとって、飲み過ぎないようにしてね」ってことでした。

 

アルコール感受性遺伝子検査キットをやってみて

頬の内側をこするだけで簡単に分析結果を知ることができました。分析レポートを楽しみにしていましたが、思ったよりもさらっとした情報だったなという印象。もう少し深い分析がなされて踏み込んだ自分だけの情報があるとさらに満足度は高いかなと。

ただ、客観的で信頼性のある遺伝子検査という手法で身体の傾向を知ることができるのはそれだけで価値を感じました。古くからアルコールパッチテストはありましたが、肌の色が何色に変わるかだけでは何もわかりませんでしたから。

 

今回やってみたアルコール感受性遺伝子検査キットは5,278円(税抜き)。一見すると安くはない値段ですが、自分の身体の傾向を知ることができると考えると僕は安いと思います。

例えば僕の場合、アルコール分解が速い酵素をもっていること、酒量が増えがちなことを検査のおかげで知りました。確かに言われてみるとお酒の量は周りと比べ多かったのですが、そうかアルコール分解が速いからなのかと。もし検査せず何も知らないままなら、どんどんお酒を飲んでしまい様々な病気にかかっていたかもしれません。身体の傾向を知ることでお酒を飲み過ぎないよう気をつけなきゃと思えるようになりました。

お酒が原因による病気の治療には膨大なお金と時間が必要になるわけで、それが5,000円ちょっとで予防できると考えると圧倒的に安い、というわけです。

 

お酒大好き!を公言している僕としては、生涯お酒と付き合っていきたいのでアルコールが身体に合っていないわけではないことを知れて一安心です。これからもお酒の量はほどほどにお酒を楽しんでいきます。

 

ひかる




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUTこの記事をかいた人

2013年大卒。社員3名零細スタートアップベンチャー新卒入社。組織開発コンサルに従事後、17年12月末退職。収入0からリスタート。好きなことやりたいことに素直に!ブログを綴りながら生きていく!人生実験してます。