こんにちは。ひかるです。
Uber Eatsの配達パートナーとして累計3,700回の配達をしている
>>Uber Eats配達パートナーの到達点「ゴールドパートナー」について
最近話題のデリバリーサービス「Uber Eats(ウーバイーツ)」。有名チェーンから行列のできる人気レストランまで幅広いお店から料理やスイーツを注文できる便利なサービスですが、配達ドライバー(正式には配達パートナーです)の仕事も人気です。
このエントリーでは配達3,000回以上経験しているベテランの僕がUber Eatsの配達パートナーの仕事について紹介します。
Uber Eatsに興味があるあなたへ。
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CONTENTS
Uber Eatsの配達はどんな仕事?メリットを紹介
Uber Eatsの配達パートナーは料理を配達する仕事。一般的な出前のイメージの通りでOKです。
Uber Eatsに登録している全国数千にものぼるレストランで料理を受け取り、マンションやビルなどに配達する仕事です。
ただ、出前とちょっと違うのは「出勤なし・シフトなし」というところ。Uber Eatsの配達の仕事は好きな時に好きな時間だけ働くことができます。
サラリーマンの副業として休日だけ、芸人や役者で陽の目を見るまでの生活費などで働くのにおすすめです。
「出勤なし・シフトなし」の意味をわかりやすくピザのデリバリーと比較します。
まず「出勤なし」について。ピザのデリバリーの場合はピザ屋さんに出勤します。そこではピザの調理や持ち帰りで来店するお客さんの接客なども行います。いざデリバリーの注文が入れば調理したピザを持ってバイクにまたがり配達に向かう、そんな感じですよね。
一方、Uber Eatsの場合は極端な話、自宅で待機することができます。どこかお店に出勤して待機する必要はありません。配達パートナー専用アプリをオンにして配達依頼が入るのを待つだけ。依頼が来たら、事前に配布される配達バッグを持って自転車orバイクで自宅を出発、レストランに料理を受け取りに行きます。
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達用バッグを緑バッグに交換してきたのでレビュー
正確には街中で待っていた方がたくさん配達できるのですが、ここで言いたかったのはUber Eatsの仕事をするのにどこか別の場所へ出勤する手間・時間がいらないということです。社員でもアルバイトでも、会社やお店などで働くのがほとんど。電車やバスを使って通勤に毎日往復1時間、2時間かけるのは当たり前ですが、Uber Eatsは通勤時間がまるまるカットすることができます。その分を働いてお金に変えてもいいし、1日2時間を他のことに有効に使えるのはとても大きいと僕は思います。
次に「シフトなし」について。ピザのデリバリーでは必ず「週○日、○時間以上」というのが採用時の条件になっています。毎月、早いところだと毎週、次回シフト希望を提出しなければなりません。条件が厳しいところだと「曜日固定」で働かなければならないこともありますよね。
「今日は体調が悪い・・・」
「今週は本業が忙しいから休みたい・・・」
こうした場合は大抵、自分で代わりにシフトに入ってくれる人を探さないといけません。代わりが見つからなければ、お店では人員不足で満足な営業ができないためです。シフト制の仕事は時間拘束がとてもきつく、身体的にも精神的にも大きな負担になってしまいます。
Uber Eatsの場合はシフトは一切ありません。「月に1時間だけ働く」なんてこともできてしまいます。これができるのはUber Eatsの配達パートナーはそれぞれレストランの担当が決まっていないから。たった1人休んでも何百人もの配達パートナーが稼働しているのでみんなでカバーすることができます。ピザ屋さんだったら1人を多くて10人ほどでカバーする体制です。
具体的には配達パートナー専用アプリをオンにすることが「働く」意思表示。オフにすれば「終了」。一度アプリをオンにしたからといって○時間以上働かなければならない、なんてこともなし。急な予定が入っても問題なく帰宅できます。もちろん、配達中に途中でやめるのは言語道断です。
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーアプリがアップデート。変更点のまとめ
デメリットってどんなところ?
Uber Eatsには出勤なし・シフトなしというメリットがあるものの、デメリットもしっかりあります。ちゃんと理解した上で配達の仕事をはじめるか考えてください。
サービスを提供するUber Eatsとは雇用関係にはありません。Uber Eatsの配達の仕事はUber Eatsに雇われるのではなく、個人事業主として働きます。Uber Eatsのシステムを貸してもらう、ようなイメージでしょうか。
そのため、正社員・アルバイトにあるような「有給」「健康保険」「労災」といったものは提供されません。何が起こっても、自己責任、というスタンスで仕事をすることになります。
「自己責任」というと少し強い言葉で恐ろしい感じがありますが、僕は実際に交通事故にあった時、全て自分自身で事故の相手と交渉をしました。そこには大変なストレスが発生しました。
Uber Eatsには万が一のため全配達パートナーに損害保険が無償で用意されています。が、これは自身が相手の物を壊した、怪我をさせた場合に使われる保険で、自身の怪我や自身のものが壊れた場合には使うことができません。
たとえば交通事故で自転車が壊れ乗れなくなってしまった、骨折して働けなくなってしまった、こんな場合には治療費は自分で支払わなければなりませんし、治療中働けない期間の生活費も、新しい自転車も自分で用意しなければなりません。もちろん、これだけの事故なら相手方からも一部損害賠償してもらえますが、満足な結果は得られないことがほとんど。詳しくは僕の交通事故体験を読んでみてください。
Uber Eatsの仕事はこうした意味で自己責任です。自分の身は自分で守る。そのためにも保険関係は自分でも検討する必要があります。
>>自分の治療費まで出る!au損保の自転車保険「Bycle(バイクル)」をレビュー
ネット上では「Uber Eatsの配達を自転車やるなら自転車保険に入ろう」という情報も目にしますが、これは間違った情報です。自転車保険は業務中の事故には適用できないので以下のような保険が必要となります。
>>Uber Eats配達中の交通事故に自転車保険は使えない。必要な保険はコレ
大切な自転車を守る保険も大切です。
>>自転車のおすすめ盗難保険「すぽくる」で盗難対策を万全に!
Uber Eatsの配達パートナーの仕事に必要なものリスト
料理を運ぶためのバッグはUber Eatsから支給されますが、それ以外の備品は自分で用意しなければなりません。Uber Eatsの配達に必要なもの、またあると便利なものは以下のエントリーからどうぞ。
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)配達パートナーに必要な持ち物ベスト6
ちなみに、自転車はUber Eatsが提携しているシェアサイクルを格安で利用できますが、これはオススメしていません。
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼げるのはバイク?自転車?
「雨の日」は実は稼げるチャンスだったりします。
>>【Uber Eats配達】梅雨を乗り切るおすすめの雨対策グッズ
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)で稼ぐなら「雨の日」にやるべき3つの理由
Uber Eatsには「楽しく稼げる」仕組みがある
ここまでUber Eatsの配達の仕事についてメリットデメリットを紹介しました。総じて、Uber Eatsの配達パートナーはとても楽しい仕事です。
「仕事」というより「ゲーム」に近い感覚で働くことができます。時給制ではなく、完全歩合制で配達回数に応じて配達報酬は上下するので頑張れば頑張るほど稼げる仕事ではあります。
配達に必要なレストランや注文者の情報は全てアプリ一つで完結します。アプリにはレストランや配達先が地図上に表示されます。この目的地を探す位置情報ゲームみたいな感覚ですね。
不定期に報酬アップのボーナスも発生するのも楽しいところ。定められた配達回数の達成、指定された時間帯・エリアでの配達完了によって配達報酬がアップするような仕組みがあり、楽しく働くことができます。
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達回数インセンティブ(クエスト)のまとめ
>>Uber Eats(ウーバーイーツ)の倍率インセンティブ(ブースト)のまとめ
配達の仕事は難しくない?よくあるトラブル
Uber Eatsの配達の仕事は慣れてしまえば難しいことはありません。ここではビギナーが陥りがちなトラブルについて取り上げます。
まず、多いのが「道に迷ってしまう」「レストランや配達先が見つからない」というトラブル。基本的にはアプリのマップに位置情報と住所が表示されるのでこれを頼れば辿り着くはずですが、なかなかうまくいかないときの対策もまとめています。
>>《Uber Eats配達トラブル》配達先が見つからない時にやるべきこと
次に多いのは配達中に料理やドリンクをこぼしてしまうトラブル。レストランや注文者に迷惑をかけてしまうのでこれをやってしまうともし分けない気持ちになります・・・(経験あり)。こぼしてしまっても、弁償しなければならないと、ということはないので安心を。
>>《Uber Eats配達トラブル》料理(フード・ドリンク)がこぼれていた時にすべきこと
ちゃんと対策すれば、こぼしてしまうトラブルは防ぐことができます。
>>Uber Eatsの配達で料理やドリンクがこぼれてしまう時のチェックリスト
自己責任だからこそ、こんなトラブルもありました。
>>配達の駐輪料金は「自己責任」。Uber Eats(ウーバーイーツ)は負担できない
Uber Eatsは実際いくらぐらい稼げるの?
一番気になるポイントとして、Uber Eatsの配達報酬、いくら稼げるのか?
結論から言うと、人によって様々です。Uber Eatsは常にトライ&エラーで考え続けなければ稼げない仕事です。何時に、どのエリアで、どのような配達をするか。これによって配達の回数は劇的に変わります。
「Uber Eatsは稼げると聞いたぞ〜」
と安易な気持ちで始めるとびっくりするぐらい稼げないかもしれません。
>>最初から稼げると思うな!Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達の仕事
僕は時給にすると「1,500円〜2,300円」の間で推移しています。ひかるぶろぐではUber Eatsでの配達報酬記録を全て公開していますので読んでみてください。
Uber Eatsの配達パートナーに興味があれば、ぜひ一緒にやりましょー。
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週末休みの4時間だけでも十分なお小遣いになりますよ。
ひかる
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